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第13話「準備」

翌日、沙夜の誕生日パーティーが開催されていた。

参加する人は沙夜の友達だけかと思ったがどうやら全校生徒のようだ。

場所は体育館。

まるでライブでも行うかのように体育館内は人で密着し切っていた。

風奈はそんな人混みから抜け出して、体育館から外へ出た。

外へ出ると新鮮な空気を吸い込むことが出来た。


「はふぅー。誕生日パーティーだから友達だけかと思ったら全校生徒とは。さすがに規模が違うな」


外で誕生日パーティーの規模の大きさを実感しているとそこに月都が現れた。

相変わらずだらしない制服の着こなし方だ。


「おーっす、暇してるならこの荷物運んでくれないか?俺だけじゃ手が足りん」


何を運んでるかと思うと食料品のようだ。

段ボールの中には飲み物やらお菓子やらが入ってる。


「良いけど、これはさすがにありすぎるんじゃ?」


風奈は月都の後ろにある大量の段ボールを見て呟いた。


「なにせ会長の誕生日だからな、みんな祝いたいんだろ」


ふわーと面倒くさそうに月都は軽くあくびをした。

沙夜はそれだけみんなから慕われているんだ。

自分も頑張ろうと気合いを入れる。

それから風奈と月都だけで荷物運びは終わり生徒たちの安全の見守りを始めた。




肝心の主役である沙夜は生徒会室で書類とにらめっこをしていた。

内容的には今回の誕生日パーティーで訪れる偉い人たちの名前であった。

去年と同じ偉い人たちの名前が書かれてある。

学校に生徒以外の人が来るとなると書類に記し沙夜に報告しないといけないのだ。


「今回も去年と同じ名前の方々ね、特に気になる所はなしっと」


今年も問題なく無事に誕生日パーティーが開かれると思うと沙夜は安心をした。

一息付いたので体育館の様子を見に行こうと席から立ちあがる。

するとコンコンとドアのノックが聞こえた。


「はい」


返事をしたので次に相手からの行動を待った。

だが、ノック以降変化はない。

おかしいなと思い沙夜は入り口のドア付近まで近づいた。


「どなた?」


そう言い沙夜はドアを開けた。

だが、誰もいない。


「おかしいわね」


不思議に思ってるとドア付近の足元に紙が置いてあった。


「何かしら?」


沙夜は紙を拾い上げるとその書かれてある文章を読んだ。


「これは」


そこにはとても不都合な名前が書かれてあった。

その正体は誕生日パーティーで分かるであろう。



お久しぶりです。

内容を忘れていたので1話から読み直してこの話を書いてみました。

未だ雰囲気をつかめず登場人物もあいまいなので少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。

それでは。

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