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夢の記  作者: フルビルタス太郎
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熊の夢 2021/9/26

 私は熊に乗って登校していた。

 ちょうど校舎の裏手に差し掛かった時だった。熊に乗った誰かが校舎裏を徘徊していた。私は、咄嗟にヤバいと思い、熊を逃すと近くの店に駆け込んだ。店は食堂で色々な人が食事をしていた。私は、何食わぬ顔で公衆電話の受話器を取ると高校に電話をした。

「どうしたの?」

 岡田まりえという年配の女性が出た。私はクラスを言って事情を説明した。

「たいへんね」

 その日は欠席扱いになった。

 店の人達が熊に気がついた。店員がボタンを押すとシャッターが閉まりごついバリケードが現れた。店の中の人達は、ほっと胸を撫で下ろした。熊は入ってこれないだろと。

 しかし、私はある決定的な弱点に気がついてしまった。バリケードとシャッターは正面だけで、窓は何の対策もされていなかった。案の定、熊はそこから中に入ってこようとした。

 私は、他の者達と共に店の外に逃げ、近くにある居酒屋に入った。そこで籠城した。

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