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勇者などいない世界にて  作者: 一二三
第二章 宿命の動乱
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第二章21 男の念願、女の懇願


 第一予選も佳境、つまりグランとフェルナンドが丁度出会う頃と述べた方が分かりやすいだろうか、城下町の一角では一般人による声援がここかしこに響いていた。

 毎年イベントが近くなるとモニターが城下の様々な通りに設置され、デモクレイ城下にいる者ならば基本誰でもイベントの様子を確認できるようになっている。


 しかしこれを返せば、人がいなくなって静まり返った路も存在する。これを利用して悪事を働かんとする盗人が毎度の如く現れるのだ。その為、近年ではそういった場所にこそ兵士が配置され、犯罪率が減るよう計画されている。


「こら、待てッ!」


 そうして今日も、兵士二人が誰かを追いかけて右往左往。相手が予想外にすばしっこいので二人もかなりお手上げの状態だった。


「く、国王直々の宣旨にあった者だ。何があっても逃してはならない! あわよくば昇進を、という願いもある!」


 欲望垂れ流しの兵士はもう一方と比べて少々体力があるらしいが、追跡相手と比べればまだまだだ。普段から鍛えているはずなのに全く追いつけない。

 その矮躯にどれだけの力を隠しているのか、一歩一歩駆ける速さがまるで馬。声にはしないが、兵士たちは内心ショックを受けていた。


「だ、だが! 手柄を横取りされる可能性が増えるのは癪だが! この区画に配置された兵士が俺ら二人だけな訳あるかって話なんだよな!」


「指名手配されてもなお城下町に留まるとはかなりの度胸があるようだが、王権の目下で白昼堂々過ごせると思い上がるなよ!」


 この先の角を曲がったところで、応援に駆けつけた兵士たちが逃走者を待ち伏せているはずだ。これで挟み撃ちとなる。退路は塞いだはずだと一気に進む。


「よし! そこまでだ!」


 角を曲がって、視線の先に居るはずの指名手配に声を掛けた、はずだった。


「どうなってるんだ……これは」


 退路を塞ぐ、という言葉は全く持って正しくなかった。そうだ、相手は兵士たちの壁を突破して脱走した人間なのに、たかだか数人の人壁が立ち塞がったところで意味はなかったのだ。

 既に、目の前に広がるのは地に伏す兵士のみであった。


「モル二等兵にウィル三等兵! ああ、ウェロナ二等兵までも! 死んでないのが唯一の救いか」


「一通り確認したがらまだ一等兵の方々は倒れてないようだ。全滅ではない、急ぎ俺らも合流せねば!」


「そうだな……すまない皆、今は皆を置いて奴を捕えに向かう。後でまた会お____ お?」


「カカ二等兵、どうした」


 改めて言うが、二人がいまいる場所はモニターの設置されていない狭い通路。人はおらず、建物に囲まれて辺りは影で暗い。だから地面を見ると、自身の影がより一層濃く見えるものなのだ。

 でも、その兵士は濃くなった影の形が自分の姿とは似ても似つかい、まるで長い髪が生え、手足が増えたような異形のものへとなっていることに気づいた。


「ロッゾ二等兵、俺たちは、合流なんてできない」


「それはどう言う____ 」


「ううううううううううぅあがッ!」


 猛獣を想起させる唸り声を出して、上空から少女が降ってきた。その登場で片方を一瞬でノックアウトさせると、すぐに標的はもう片方に移る。


「ひぇッ」


 一兵士として、ここは勇敢に相手を拘束しなくてはならない。それは分かっている。

 ただ、一人で複数を沈めた荒々しさを眼前にして、臆さずにはいられなかった。これが人間の本能だった。


「リィは、絶対に、シィを見つけて、帰る!」


 その言葉を最後に、兵士の記憶は途絶えたという。



============



 イタチごっこが行われている区画よりひとつ南に位置する区画で、応援要請を聞きつけた男は即座に____ではなく欠伸をしながら気楽な姿勢で報告の場まで歩いていた。

 既に他の兵士は応援に向かい、男のいる区画に残った兵士は一等兵が二人である。その一等兵ですらも急ぎ足で応援に向かおうとしているのだから、男の怠慢さは歴然である。


「あの数を相手に突破してくるってなら俺もちったぁ働かなくちゃならんが、この大会の時期狙って盗み働こうって奴相手なら俺が出るまでもなく捕縛はできる」


 何かにつけて怠慢であろうとする気概には逆に感心させられると言ったところだが、他の兵士たちから疎まれているのは確かだ。


「でも、わざわざ俺らにまで応援要請するってことは、相当な数いるってことか、はたまた、相当な手練れ」


 男は、かつてとある地方を圧政によりまとめ上げていた。その時の名残か、強者を上から叩きのめさんとする意欲が時々湧いてくることがある。


「今考えれば、あいつとの戦いは本当に面白かった。でも、俺の最後の足掻きで致命傷を与えてしまったから、もう」


 脳裏に浮かぶのは、弱いくせにどこまでも立ち向かい、男に敗北を齎した存在。


『今から、この街を、これ以上の破壊の魔の手から、防いでみせるさ。この、弱者がな』


 自身を弱者と認めることで遥かに強くなった者がかつていた。

 しかし自分はどうだろう、と男は立ち止まる。己が存在を強者と捉えて良いものか、或いは未だ弱者と見るべきか、その判断は難しい。


 ならば、それを確かめるために強者を求めて彷徨うのも悪くないとさえ考える。今年の大会が荒れるらしいことは彼も仲間内から聞き及んでいるから、チャンスだと見込んでいる。


( 退屈な仕事だ )


 そのチャンスと比べれば、城下の一部で起きている追いかけっこなど些事そのものだろう。かつての威勢を取り戻したい気持ちはあれど、地道に積み重ねていくことは嫌いなのだ。手っ取り早く次へ次へと進みたいのだ。


 重いため息を吐いて、彼はまた進む。

 太陽の影に蓋をされた路地裏の先には、同じく影の差すちょっとした広場がある。普段は路地裏街の住民たちが露店を開いて小遣い稼ぎをしているが、今日は露店も片付けられて一層のもの寂しさを演出している。


「いや、違う。これは……寂しさなんかとは真逆の」


 その広場に差し掛かろうとした数歩手前、突然、重い鎧が地面に打ち付けられるように視界に飛び込んだ。鎧の正体は、先行して応援要請に駆けつけに行った一等兵の一人であった。


「バケモン『銀字軍』をさておけば、一等兵も兵隊の上位階級だろうが……それを易々とぶっ飛ばしたっつうのか?」


 男の中で、己が間違いに、徐々に徐々に気付き始めてくる。彼の脳内に蠢くのは兵士の援護なんかよりただ、誰がこの広場の先に居るのか、その好奇心のみだった。

 自然と急ぎ足で路地を抜けて首を回した。すぐに目的の人物は見つかった。


「これ以上の抵抗はよすんだ。リジェン一等兵はお前を少女と侮って油断したが、私はいつだって冷静沈着に対処する」


「だから、お前らが追いかけてこなけりゃ抵抗しないんだって! なんなのよ、リィは家に帰りたいだけなのッ!」


「残念ながら家には帰れない。王直々にそう命令が下っているからだ」


 声を荒げて抗議する少女対し、なんの躊躇いも見せずに槍を向ける一等兵。強者による弱者の淘汰、かつて男も同じことをしていたからか、すんなり状況は受け入れられた。

 しかし、


「あいつ、この前の……」


 それは約二週間の前、混雑する露店街の中で兵士に追われていた少女だった。あのとき彼は、彼女を庇って逃してやったのだ。

 弱者は強者に統制される。そんな信条を掲げていた男からすれば、それは何かの分岐点だった。


 今になって思えば、その時の心境がどこから来たのか分からない。己が矛盾に思考が詰まりそうになる。

 根拠のない決意など信用に値しないのに、それでも、()()が間違いだと断ずるには能わない。


「これは、決して退屈なんかじゃなく……」


 その思考の最中にも、少女と一等兵のやりとりは続く。


「なんでなの、リィが何をしたって言うの!」


「それは我々が知る由もないことだ。ただ王に不遜を働いた、そう解釈するしかないだろう」


「嗚呼、もう話し合いになんてならない。もう、蹴散らすまでだ。リィだって『竜の寵児』なんだ。お前ごときに遅れはとらないんだ!」


 怒りの号声を浴びせた途端、少女の矮躯は並々ならぬ速度で回り込んで間合いを詰めた。咄嗟の反射で兵士も槍で乱れ突き、薙ぎ払い、叩きつける。

 少女は優雅にそれらを躱して壁を蹴ると、その華奢な両の脚を兵士の首根っこを締め付ける。


「ま、はなせ……ギギ……」


 見た目からは絶対に推察できない怪力と頸動脈へのダメージに一等兵でさえも抵抗は叶わない。ただ少女の脚を引き剥がそうとバタバタ手を動かすだけの兵士を見れば、もう勝ちは決まったも同然だ。


「ズァ………ガ……」


 そのもがき苦しむ手の先が、離れた地点で様子見していた男の方に向けられる。


「なッ、また応援が駆けつけて…………あんたは確か、この前の……!」


 少女と男の目が合った。

 彼女も男のことを覚えていたらしい。それはつまり、男が『傾聴者(スラオシャ)』であり、少女を追う立場にあるということも覚えていることに他ならない。


「でらぁッ!」


 声と同時、その両脚に兵士の首を挟んだまま自身を回転させ、無惨に首をへし折る。

 それが終われば残る敵は『傾聴者(スラオシャ)』の男のみ。一目散に詰め寄って特大パワーの拳を前に突き出し____


「俺が求めた強さがここに、それも細い餓鬼の腕から出るなんて」


 拳を受け止めるように出された男の手のひらから強風が生まれ、少女の髪を吹き抜けた。気付けば拳に込められた力は相殺され、容易く受け止められている。


「ちッ____ならこれならどうだ王国の犬がぁッ!」


「その口の悪さ、まるで餓鬼とは思えねぇ。過酷な環境で育ち荒れた放浪娘かと思えば、家に帰ることが願いときた。平凡にして非凡たぁ益々面白えよな」


 易々と一等兵を蹴散らしてみせた少女の動きに怯むどころか、むしろ活気を取り戻し始めて、全ての攻撃が防がれていく。

 少女との間に生まれる風の壁が攻撃を寄せ付けない。


「意味が、わからないッ!」


 渾身の一撃が空気に防がれる、そのことが信じられずに困惑の言葉を吐く。その度に、絶対に風壁を打破してやると躍起になって、しなやかな脚が空を薙ぐ。


「あんたら王国のやつらは……そうかよ。リィや集落のみんなに害を為す存在なんだなッ! だからリィを連れてきて、秘密を喋らせようとして、そんで追いかけてくる! しつこい!」


「こんの野郎、ただ破壊力があるだけじゃなく体力も無尽蔵か。ハッ! こりゃあ、水が足りねえ足りねえ」


 ザガンに会話の意思は無かった____と言うより、かなり焦っていた。一度は彼女を見逃した身として、今度は捕まえるなんてこともするつもりはない。だから少女が疲れるまで防御に徹するつもりでいたのだが、


「そうかよ、シィの話より喉の渇きが気になるって? なら、たらふく水をくれてやる!」


 威勢は削がれない。暴発した怒りが彼女をそうさせているのか、攻撃的な態度がこんどは少女の後方に注がれた。


 背後にひと飛びして振り向くと、目の前にある大きな箱型の物体に拳ひとつで穴を開ける。そこは大きな貯水タンクだった。そして穴を開けたのは、水を放出する栓の部分であり、


「あんたのお望みどおり、水をくれてやらぁ!」


 高圧の水が大量に噴射、ザガンの風を縫うように貫いた。


「やっとその壁が剥がれた! 叩きのめす!」


 今を好機と捉えた少女が距離を詰める。飛沫で視界は明瞭でないが、高威力の噴射を受けて人が自由に動き回れる筈がない。だから臆せず進む。


「あーあ、やっぱたりぃな」


「え____ 」


 ふと、世界が回転した。

 回し蹴りをしたからだとか、自らの意思でそうなったのではない。これだけはハッキリしていた。ならば何がそうさせたのか。

 気付けば、全身が地面に押し付けられているのだと少女は認める。大きな風が、意思を持っているかのように矮躯を抑えていたのだ。


「あんた……何をしやがった。なぜ平然としてるんだ」


 当然の疑問だった。


「なんで、片手でこの噴射を受け止めて、私の真上に立ってられるんだよ! そんなことされたら、私の勝ち目はもう____!」


「はぁ、確かに勝ち目は無い。このザマを見りゃ一目瞭然だ」


 ザガンはため息をついて、真顔で少女の敗北を告げる。

 彼女もその事実を受け止めたらしく、抵抗の意思を少なからず緩めたのを確認できる。それに伴い全身を押さえつける風圧も解除され、彼女は上体を起こす。


「それで、リィを王の前に突き出すのか。リィの捕縛は国王直々に下された宣旨だって他の兵士が言ってるのを聞いた。褒美もすごいんだろ、もっと偉くなれるかも知れないんだろ、よかったじゃないか」


 ザガンは再度嘆息する。


「よくもまあこんな状況でぎゃいぎゃい喋れるな餓鬼んちょ。子守りは得意じゃねえんだ。だから一度だけ言う。俺は、オメェを追っ手の追跡から護りに来た。餓鬼はおとなしく家に帰れ」


「なっ、そんなのどうやって信じろと」


「あー、やっぱ戦いは面白かったが会話って面倒だな……オメェ俺のことをなんだと思ってやがる?」


「犬」


 無言の状態で、両者互いに目を離さなかった。一方は少女の短い答えに唖然とし、もう一方は本気でそう信じるという瞳で睨み返す。

 男の脳裏に、過去人々から呼ばれてきた名が過った。


『あんたは人間なんかじゃないわ!』

『かと言って悪魔でも魔神でも魔王でも、何とも表現できない……そう、つまるところ人外だ!』

『人外は出ていけ!お父さんもお母さんも、お前は人間じゃないって言ってた。ボクたちの街の偉いひとは、人間じゃないと駄目だ!』


 過去『傾聴者(スラオシャ)』の12代目としてある地方を実力主義の圧政で統制していたとき、ついに不満を抑え切れなくなった街の住民たちから浴びせられた罵声の数々。

 過去幾度となく回想してきた記憶だが、それがザガンの心を苦しめることも内省に導かれることもなかった。


「そんで今度は、悪魔でも魔神でも魔王でもなく犬ときた。随分とまあ可愛い表現だ。子供らしいじゃねえか」


 かと言って今、このレーベン王国の臨時『傾聴者(スラオシャ)』として特殊な政治を敷こうしようとは思わない。ただ、自分を見失った男がいま、己より弱き者へ手を差し伸べようというのだ。


「忘れたかよ、前にオメェを逃してやったろ。それを信頼の材料にできねえってならどうしようも無いが……まあいい。好きに決めればいい」


 そう言うと、急に少女の目が点になる。


「好きに……決めていいの?」


「んだよ急に、面影ってもんがまるで無いが」


「リィに、選択権がある……そう受け取っていいのね?」


 やれやれ、という風にザガンは頷く。

 大人しく、少女らしくなったことに訝しむ彼を置いて、彼女は心撫で下ろし、いや、ある種の感動を覚えていたと表現するばきだろうか。


( リィはシィと一緒に「竜の寵児」として生まれた。けど、特異な能力を引き継いだのはシィの方で、リィはただの戦闘能力しか持ってない。だからみんながシィに集まるのは当然だし、何か決めるときの選択権も当然同じ。でも今は、今は違うんだ )


(こいつを護衛する、なんて言えば聞こえは良い。が、こいつは理由は知らんが勅命の指名手配がされていて、一等兵でも歯が立たない猛獣。なら最高峰の戦力を持つ『銀字軍』が立ち塞がっても不思議じゃねえ。これから、退屈は取っ払われる )


「俺はザガンだ。オメェの名前を聞いてなかった。」


「______ァ」


「あ?」


「リィの名前はリーニャ」


「そうか」


 ザガンが手を差し伸べる。へたり込む少女に対し、自分より下の者に対して初めて見せる優しさだった。

 リーニャも、一瞬だけ躊躇の色を窺わせるもゆっくりと手を伸ばし、その瞬間、ふたりの間に契約が結ばれた。


 物事は善い方向へ動き出す。

 そう思われたが、これに頷くにはたった一つの懸念を拭い去らなければならなかった。そしてザガンとリーニャ共に、懸念の存在に気付いていたからこそ顔を他方へ向ける。


「誰だ。さっきからそこで機会を窺ってもじもじしてる野郎は」


「ふむ、流石にバレていたか」


 ザガンの呼びかけに観念したか、路地裏の一本から男が姿を見せる。ちょび髭を生やし威厳を保ちつつ、高貴すぎず庶民的すぎもしない身なりをした若い男だ。


「オメェその顔……どこかで」


「顔で判別が付けられてしまうとは、存外ザガン君にも知識はあったようだ」


 ザガンの名を知り、そして彼に君を付けて呼べる人物。『傾聴者(スラオシャ)』よりも上位の役で、しかし『銀字軍』でもない。


「俺の脳内に浮かぶ人物はたった一人だぜ。おいリーニャ、用心しろ。こいつは____ 」


「おおっと、皆まで言うなよ。私自ら紹介させてくれ、気性が荒いとこう言った難点もあって辛い」


「で、誰なの? リィの帰路を邪魔しに来たの?」


「視線が痛い……まずは名乗ろう。私はイャールル・フラート。そう、レーベン王国第52代国王の子にして、現王子だ」



みなさんこんばんは、約3ヶ月ぶりの更新です。

何を書けばいいのか忘れてしまっていますが、なんとか続けていきます為次回からもよろしくお願いします!

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