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勇者などいない世界にて  作者: 一二三
第二章 宿命の動乱
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第二章05 使命①


 荒野を通る一本の河川と、周囲を取り巻く反り返って隆起した断崖。その付近に建てられた小さな集落は、とても寂しそうな様相を醸していた。


 だがその印象は荒野という殺風景な場所に隠れるように建てられたからであり、そこに暮らす人々を見れば過ちに気付くであろう。

 彼らは決して外界と接触することは無いが、だからこそ生活は雄大で、強くあろうと切磋琢磨暮らしている。また一角を見るとはしゃぎ回る子供たちが、別の一角を見れば談笑する女性たち、更には手を繋ぎ歩く男女も確認できる。


 外の街との繋がりの無にして、この集落が決して文明的に遅れたものとならなかった理由は「竜の寵児」にある。代々生まれてくる子供のいずれかに引き継がれる異能により、寵児とされた者は竜の神よりお告げを預かるのだ。

 建築や狩猟、その他諸々の知恵を民に啓蒙し生活の質を豊かに、そして結果として人々は乾きの大地で生き延びる強さを養った。


 して、その集落の名はと言うと_________


「メイアさん、もうすぐ到着します。秘境カンペリアに!」


 軽快な空の旅も束の間、シーニャの合図で飛竜カリギュラが降下を開始する。

 メイアも少し首を伸ばして下の方を覗いてみるが、集落を囲むように聳え立つ岸壁に阻まれて視認はできなかった。その代わり、高所から大地を見つめた代償として少し怖くなった。

 ミスティカランドの吊り橋でも大驚失色していたが、当然彼女に落下した際の対抗策はない。そこは凡人並みである。

 だが、シーニャが再び口を開いたことで恐怖も忘れ去られた。


「初めて飛竜に乗ったのですから、色々な気持ちが混在するのも無理ありません。と言う訳で、すみませんがこれから着陸します。これも1つの体験として記憶の中に納めてください」


「え? ちょっとシーニャちゃん、何を言ってるのカナ?」


 あまりにも文脈のおかしな物言いだ。


「すみませんが、説明する暇は無いらしいです」


「多分これ絶対変なことが起きぃいがががごがぶ______」


 カリギュラの脚が地面と接触し擦れた衝撃でメイアの身体が右往左往。体内がシェイクされたような気持ち悪さに反射的に口を塞いだが、その行動も仇となる。


「あ、れ?」


 何の予兆もなく激震が止んだ。

 視界の先には壁を走るカリギュラの姿と、メイアに向かって手を伸ばすシーニャの姿が見える。飛竜の上に乗っているはずなのに何故、飛竜が遠ざかっていくのだろうか。

 気付く。

 自身が壁に向かって_______否、地面に向かって一直線で落下していたのだと。


『ちゃんと掴まっといてください。落ちたら待つのは死のみです。死ですから』


 飛び立つ前にそう指摘されたことを思い出しながら、メイアは秘境の地を盛大に転がった。幸か不幸か、吐き気は既に止まっていた。



===============



 厩舎にカリギュラを置いて別れを告げた後、二人は集落カンペリアの長に会うため、道の突き当たりに座する集落で一番大きな建物まで歩みを進めていた。

 そろそろ日が傾くだろう頃だが、反り返った岩壁に包囲されるこの地は既に影があちこちを走っている。


(いて)ててて…………まだ不時着の痛みがあるなぁ」


 ちなみに、メイアは意外と普通に歩いている。


「不時着ですか。あれは盛大に落下しましたしね」


「もう! それより、もうちょっと早く衝撃が来るって知りたかったんだけどなー!」


「すみません。(わたくし)どもはあれで慣れてしまっていて配慮が遅れてしまいました。ですが、あの速度のハンニバルから手を離したのに平然と歩いてるとは、どんな耐久性してるんでしょうか」


 あの時、実はただ地面に打ち付けられた訳ではなく受け身をとっていたのである。だからと言って普通無事では済まないが、それはメイア自身も驚いていた。

 寵児としてシーニャが治癒魔法を授かっていたこともまた幸運だった。


「ふぅ、まあいいです。この異常性も含めて竜神様はメイアさんをお選びになったのでしょう。そう信じることとします」


「異常性って言われるとモヤモヤするけど、つまり私が凄いってことで良いんだよね?」


「そうなりますかね」


 若干面倒くさそうに返したところで、二人の足は止まる。

 目の前に聳える立派な一軒家。他の住居と比較しても土台から綺麗に整備されていて特別感を呈している。ここが長の住まう場であるのなら、質素な集落ながらに権威を象徴するシンボルの役割を果たしているのだろう。


 カーンカカンカーンカ______と扉横に設置された円状の薄い金属板をシーニャが独特なリズムで鳴らした。


( カーンカカンカ……………もういいや )


 一瞬でリズムの記憶を放棄したメイアをよそに、木の擦れる音を鳴らしながら扉が開かれる。彼らにしか伝わらない独自の合図的なものだろう。今のがシーニャの帰還を意味するのか、それとも別の意味があるのかメイアにはさっぱり分からない。


「さ、入りましょう」


「えっと、おじゃましまぁす…………」


 ランプが付いてはいるものの、外が既に影差しているからか内部はかなり暗めであった。

 エントランスの角には槍を持った男女、恐らく警備員的な立ち位置だろう者がメイアを見定めている、或いは外界から来たメイアを珍しそうに眺めていた。

 両者ともに甲冑だとか重い装備ではなく、緻密に模様の描かれた軽めの防具を纏っている。

 

「シーニャ様、もしやこの方がお告げの?」


 話しかけて来たのは男性の方だった。

 見た目だけでは全てわからないが、かなりの実力者と見受けられる。メイアが安全な人物と既に察せているだろうが、それでも隙を晒さずに距離を保っている。

 この様子を見る限り女性の方も熟練者だろう。


「お疲れ様ですウル、そしてメレフ。本当はもう一人彼女のお兄様が居る予定でしたが、不在との事でしたのでやむを得なく」


「承知しました。では、こちらに。詳しいことはアッバース様にお話し下さい」


 ウルと呼ばれた男が手で誘導し、シーニャが「ついて来てください」と言って部屋を移る。と言っても家は家なので、テーブルを挟むように置かれた長椅子があるだけの簡素な部屋だ。

 上座には御老人が腰掛けていて、入室すると間もなく彼の鋭利な眼光がメイアを見事に貫いた。深い(しわ)と長く伸びた白髭の特徴的な老人ではあるが、侮れない力の流れを感じ取れる。


「なかなかどうして善い目をしておる。竜神の選んだ別次元の人間とはこれまた、久方ぶりにワシらを滾らせるじゃないか。ふっふっは!」


 厳格そうな面持ちながら、男の興奮が言葉から伝わってくる。他者の言葉を寄せ付けなさそうな空気を、なんてことない表情でシーニャが断ち切った。


「それで、通してもらって問題ありませんね?」


「…………ああ、すまない。竜神の選んだ人材だ、当然問題はあり得ないとも。シーニャ、彼女を連れてきたこと、褒めて遣わそう」


「…………いいえ。では失礼して」


 両者の短い会話の中にあった間が何を差すのか、メイアには全くもって分からなかった。しかしそれより、シーニャが部屋の隅に回り「こちらへ」と手招きしていることの方が今は重要だった。


「えっとぉ、この方は集落長さんじゃないの?」


「はい、この怖い爺さんは強者か否か、ただ贋物を見抜く為の役割でしかありません。気にしないでください」


「怖い爺さんとは言ってくれるな、寵児よ」


「用は済みましたので口を挟まないでいただきたいです。この先に進みたいので」


 空気が悪くてとても反応に困る。


「あの、じゃあお名前だけ聞いておいて宜しいですかね? 怖い爺………じゃなくて! おじさん、おじいさん………じ」


「それ以上はもうよい。ワシはビスクレット。ここ秘境カンペリアで民の教育、殊に戦闘面を指示している」


「なるほど、ビス、ビス………ビスケットさんですね。以後よろしくお願いします!」


 盛大に名前を間違えていた。


「あのぅ、ワシの名はビスクレットなのだが…………もう聞いてないのか」


 メイアはそそくさとビスケット、もとい老人ビスクレットから見て右手の壁際に移動していた。小さく笑みを浮かべるシーニャが何か仕掛けを作動させる所を黙って眺めている。


「…………シーニャが連れて来たのが兄妹の、それも妹の方だけだったのは、なかなかどうして誤算であるな」


 ガチャッという音の直後、床が自動的に変形を始める。

 その駆動音に紛れてビスクレットの言葉は届かない。元々少女たちに伝えようとして放たれた言葉では無かったが、眼力のあるおじさんの視線に気付いたのか、メイアが一瞥する。


「見てくださいメイアさん。この先が、言わば私たちの隠れ家、或いは抜け道です」


 シーニャの呼びかけで、すぐに注目は床に出現していた階段に集中する。奥からは冷気が漏れ出し、奥がどれだけ続いているのかは暗くて明瞭としない。


「この技術も全て竜神様のお告げの通りに完成させられたとの記録があります。この権能が無ければこの集落の文明は太古のそれと同じだったでしょう。或いは、秘境に隠れず外との繋がりで繁栄したかもですが」


「力って、難しいね」


「ただ在ればいいというものでも無いですから。それは兎も角として、行きましょう」


 ビクスレットに軽く会釈して、シーニャの後を追うように階段を降りる。狭い一本道に靴跡が響き、冷たい空気は淀みなく新鮮に感じられた。

 そうやって一分も経たない内に、シーニャの足が止まる。先の暗い道なので気付きにくかったが、また鼻の先は行き止まり。完全な壁のみであった。


「え、え? もしかして、また何か仕掛けがあるんだね?」


「ご明察、お見事です」


 褒められて良い気になったメイアは壁に手を当て、仕掛けを機動させる「何か」を探し出す。もしかしたら自力でこの先の道を探し当てられるのではと期待を込めて。

 だがシーニャはメイアの行動の意図が分からず、


「壁をぺたぺた触って、何をしていらっしゃるのです?」


「さっきみたいにこの先にも道が出来る仕掛けがあるなら、こうやってれば見つかるかなーなんてね」


「無いですよ」


 無慈悲にもばっさり否定された。

 念の為に聞き直してみる。


「どこら辺触れば壁が動」


「無いです」


「じゃあどうやってこの先行くんですかー!」


「ここで大事になってくるのが『竜の寵児』たる私の出番なのです。まあ黙って見ていてください」


 言い方こそ丁寧なものの、普通に「静かにじっとしてろ」と言われているのと同義だ。こうまで言われてしまったらメイアも黙らざるを得ない。

 口を噤んだのを確認すると、シーニャは壁に両手をくっつけ、聞きならない語を呟き出した。詠唱である。


『エルヴィプ ナルララン カイエン リュッカ____ 』


 何を誦じているのかはさっぱりだが、ユニベルグズから転移した際の魔法と似ていることはすぐに分かった。

 シーニャの手先から広がるように、円形の紋様が描かれていく。さながら魔法陣のようにも思えるが、実際は少し魔法陣とは異なる。シーニャがたった今壁に紋様を施したのではなく、元来より刻まれていたそれが彼女の魔術的干渉により浮かんできたのだ。


『_____竜神ノ加護ニシテ我ラヲ許諾セン』


 一通りの詠唱の後、鮮明に顕れた小さな壁一面の魔術的紋様。幼い手が軽く壁を押すと、中央を区切るように縦に一線が走った。この線が指し示すこととは、


「ふぅ、これで開くようになりました」


「これは、扉?」


「気になるようでしたら、メイアさんがお開けになっても構いませんよ」


「いいの? じゃあお言葉に甘えて………… 」


 冷たい壁に手を押し当てると、最初の一瞬は扉が重く力を要したが、一旦動き始めると力を入れずとも無音で道が開けた。そのまま誘われるように扉を潜ると、やや広めの部屋があった。


「ここは………… 」


 高級そうな絨毯が敷かれ、戸棚にはティーカップや美しく煌めくグラスなど、まるで貴族の屋敷の一室とでも言うような景色。

 しかし貴族が優雅な暮らしを嗜むにしては色々と機能が欠損していると言わざるを得ない。例えば窓が無い点。四方の壁は勿論のこと、床や天井からも一切日光が差し込める余地が残されていない。

 シーニャの能力が無ければ入室できない点でも、完全密室であるとしか表現できない。


「アッバース様、お告げにありし救世主様をお連れしましたことをご報告申し上げます」


 二人しか居ないこの密室で、シーニャは姿の見えない何者かに言葉を投げかけた。

 先程ウルと呼ばれた男もアッバースの名を告げていたことから、その者が集落のトップなのだろう。


 このまま静寂を保つかと思われた矢先、シーニャの言葉に間髪入れず新たな声が参入した。


「承知。では俺からも一つ報告がある。()()()()()


 メイア達が入ってきた扉の向かいの壁に、もう一つの扉が完成していた。不自然に一箇所だけ装飾がなかったが、これが理由だったらしい。


「私、メイア・スマクラフティーです! お兄ちゃんは一緒に来れませんでしたけど…………その分善戦します!」


「愉快! 私がアッバース・カンペリアだ。メイア氏、これからの活躍に期待する」


 現れた男は予想より若い人物だった。30代半ばと言ったところか、肩から下を高貴なマントで包む姿には貫禄を感じられる。彼を見ることでようやく、この一室が貴族のそれっぽさを孕んでいることの理由が釈然とする。


「それでアッバース様。悪い報告とやらは一体?」


「うむ。シーニャよ、どうやらレーベン国王にこの集落の存在が認知されたような素振りがあった」


「何ですって………?? つまり、国が勢力を挙げてここカンペリアに攻めて来る。これがお告げにあった大波乱の内容?」


「それ、不味くないですか!? 全勢力がここに集中したら、わたし一人が参入したところで護りきれませんよ!」


「否。そうなる可能性は低いだろう」


「そう言える根拠は」


「竜神様のお告げによれば、起こりうる波乱は傾国、すなわち国の存亡を左右する規模となるはずだ。例えここが滅んで竜神の力の秘密が知られたとして、それが更なる破壊を生むとは考えにくい。この力が利用されても、ただ国力を強めるだけだからな」


 アッバースの説明で納得したか、一歩前に出ていたシーニャが静かに元に戻る。


「逆説、奴らに勘付かれたとなった以上、やはり国王を中心とした勢力が波乱の源となると見て良いだろう」


「待ってください」


 今度はメイアが疑念を抱き、話を遮った。


「この集落は外との連絡網すらも絶っていると聞きました。更に、アッバースさんはお告げを聞く力を持ってない。では何故、国王に異変があることを知っているんでしょう。あなたは、何者?」


「______は」


 アッバースは笑った。


「いや、どこに笑う要素が………??」


「はっはっは、瞠目! すこぶる冴えわたってるなぁメイア氏! 確かにこれは期待大とされるだけのことあるな」


「そう身構えずとも大丈夫ですよ、メイアさん」


「そう言われても…………」


「シーニャの言う通り。俺がこうやって国から情報を仕入れて来れるのは単純な理由からだ」


 人差し指を立てて、その理由とやらが一つに限定されることをメイアに示す。


「俺はカンペリアを治める長であると同時、レーベン王国デモクレイ城に勤める王璽(おうじ)尚書。言い換えれば、王様のハンコを管理する役職さ」


 ピタッと、メイアの時が止まった。

 今、アッバースはなんと言ったのか。城で王様の印鑑を管理していると言った。つまり、特例として彼だけが外界、それも国の中枢と繋がりを持っていたのである。


「嗚呼、良い反応をしよるね。まだ来たばかりで気にならなかっただろうけど、集落が国の認識から逃れ続けている訳は、代々俺らがうまく働きかけてるからなのよ」


「歴代が、皆、お城で働いてる………?」


「丁度いいことに、この王璽尚書は世襲制でね。ほんっと、最初に潜入してくれた先祖には頭が上がらない」


「ほんっと、運で成りなってるみたいな場所なんですね」


「言えてる」


 アッバースの二つの顔が判明したところで、再び本題に戻る流れになった。が、その前にもうひとつアッバースが確認を取る。


「ところでシーニャ。カンペリアに到着するしてから俺に会うまで、一度でもリーニャを見たか?」


「え」


「その反応だと見てないな。いつ如何なる時でもリーニャはお前を付いて回るはずなんだが、姿を見せなかったか」


 何か意味ありげに呟くアッバースと、言葉を失ったように何かを考え込んでいるシーニャ。そして何の話をしているのか分からないメイアが口を開く。


「あの、リーニャというのは?」


「シーニャの双子の妹さ。本来『竜の寵児』ってのは特殊な権能と並外れた戦闘能力を授かるものなんだが、彼女達は双子で寵児としての運命を背負った身。ご存じの通り、シーニャはお告げを賜れる権能の方を」


「じゃあ、リーニャちゃんが戦う力を引き継いだ」


「正解。しかし『竜の寵児』で重要視されるのは特に前者の方だったから、悲しいが戦闘力のみのリーニャは劣等と言われ続けて生きてきた」


「劣、等」


「シーニャだけが彼女の拠り所だった。そしてシーニャも、リーニャだけは手放すことをしなかった」


 ここで、メイアの脳内に数時間前の情景が浮かび上がった。転移魔法でこの世界に来た、その直後の会話だった。


『私は……….生まれてこの方、激動の日々の中にいて思い出など存在しませんでしたから』

『ッ…………………それこそ寂しいよ』


 思い出がないなんて、あり得るはずがない。それを言ったら、この双子が常に寄り添って生きてきた、それ自体を否定することになりかねないから。


「(やっぱり寂しいね)」


 漏れた声はふたりまで届くことはなかった。

 今度はシーニャが小さく手を挙げ、一つ仮説を述べる。


「もしかして、ですけど」


「どうしたの?」


「リィが居ないなんて、よくよく考えれば奇妙です。なら、こうは考えられませんか。カンペリアの存在に気付かれたと言うなら、リィは今」


 シーニャの考察が、アッバースの声と重なった。


「「王都デモクレイにいる」」





お疲れ様です!

ご察知かと思いますが、彼らの話し合いパートは続きます。これ以上続くと一万字を余裕で超えそうだったので、私の英断で八千字弱に収めることとしました。


では、また次回もよろしくお願いします。

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