第一章43 カタフの神器と______
山の麓にある森林のある一帯の木々が一気に倒壊した。上空から見た時、それは緑の面に一本の長い線を引いたような様子をしていた。
木々が無理やり力で薙がれたらしき倒壊ぶりをしていることから、間伐が行われたわけでも木こりがいたわけでも無いことは明らかだ。
しかし、ではその要因が人間との衝突にあると言ったら信じられるだろうか?
ひとりの人間が、ほぼ同時刻に10を超える数の木々を貫通していったことが原因であると。グラナード・スマクラフティーに殴られ、容易く吹き飛んだフィースト・カタフが衝突することで発生した現象であると。
誰が何と言おうが、真実だ。
これこそが、たった今この仄暗い森で起きた全てなのだ。
「………う。………くしょう、ちくしょう畜生!」
鈍痛がフィーストの腹を絶え間なく襲うなか、彼はそれでも自身を鼓舞せんと声を出し続けていた。
まだ、戦う気は満々だ。
「ふ、はは。僕にはまだ、このカタフ家自慢の神器トロフィーがある。グラナードに、こいつの真価をお見舞いしてやらんには負けるなんて有り得ん話、だぜ」
なおも立ち上がるまでの力は出しきれない。
ただ一度っきりの攻撃のまま追撃をかましてこない今の内だけが休息の機会であると直感し、そもそも無理に立ちあがろうとはしていなかった。
「……待て。今僕は、自分で自分が負けるであろうこと認めてしまわなかったか?」
ひとつ前の言葉を振り返る。
確かにその言動には「槍の真価をお見舞いするまでは負けれない。負けるならそれが終わってからだ」といった意味が込められていたように思う。
「そうか、僕はこんなにも精神的に弱者だったのか。グラナードの奴は必死で劣等感を克服してここまで来たと言うのに、散々あいつを煽って来た僕の方が諦めやすい心理状態にあった」
土煙も舞う中、刻一刻とグランは接近している。足音がもうすぐそこまで迫っている。
「僕は戦闘が得意でない。カタフ家が武器に焦点を当てている分、武器の扱いに長けていればなんとかなると教わって生きてきたからだ。
すぐ近くのグランに言い聞かせるよう、フィーストはひとり語り始めた。
「それでも、扱いに長けることの中には戦闘技術も含まれているじゃないかと思うだろう? だが僕はそれに気付かず、ここに来て死ぬまで自分を鍛えることから逃げて来た」
両者の視線が絡み合う。
まだまだグランの怒りは治まっておらず、圧がひしひしとフィーストの肌を撫でる。
「グラナードは既に気付いているな。僕はここで一度死んでから鍛え直した。でも、それでも依然として、この槍こそが戦局を変えるに足りる一番の要因であると」
フィーストに握られて聳え立つ槍を見上げると、それは徐々に淡く青い光を帯び始める。今までは中央から先端にかけての部分のみが光っていたのだが、今回は武器全身。
「僕はまだ死ぬ訳にゃいかない。そこら辺の魔物と違って人間は無限湧きできないからね。君を倒して、その後の大イベントに参加するんだ。そして僕はもっと成長する。この神槍トロフィーと共に!」
殴打された腹部を抑えながら、神槍トロフィーに重心を預けて立ち上がる。
自分の弱さを改めて自覚し、なおも槍と共に生きていく覚悟を決めた者。彼に相対するのは、同じく自分の弱さに気付き、そして純粋に戦闘技術の向上を追い求めた者。
どちらも満身創痍ではあるが、今度こそ本気と本気がぶつかり合おうとしていた。
「僕の神槍が猛威を振るうとき、最高の宴が始まる」
「意味が分からんな。しかし何であれ、俺はただお前にゲンコツぶちかますだけだ!」
剣呑な修羅場が完成する。
闘志と言えば簡単なことだが、その中に含まれるのが蹂躙が虐殺か、はたまた何なのかは量り知ることなど出来ない。
それでも確実に、戦いの幕は切って落とされた。
まず、グランが猛烈なスタートダッシュを見せ距離を詰めようとすると、負けじとフィーストも槍の先を向かってくるグランに向け極太ビームを軽々と数本撃ち出す。
寸前で『オリオクタ』の二重障壁を使って光線に呑まれることだけは避けたが、しかし敵はあのフィースト・カタフだ。弾いたり軌道を逸らしたりしても極太ビームは不自然なまでに軌道を修正して別角度からグランの方へ向かってくる。
( 遠距離攻撃が可能で、かつ光線の進む方向を自在に曲げることができるか……つくづく猪口才なヤツだな )
拳や『明けの月弧』の近接攻撃で戦っていては敵の攻撃可能範囲に対して完全に不利。
既に攻撃できるだけの距離にまで接近しているものの、攻撃してしまえば逆に背後の光線数本に射抜かれ、一方光線を弾き落とそうとすれば今度はフィーストの槍に貫かれてしまう。
どちらにしろ被害は免れられない。
なら、新たな策を講じるまで。
オーラを背中に集中させ、後方から迫る攻撃に対しての防御力を高める。すると魔法攻撃による被害を最小限に抑えたまま、更にその衝撃で前方への勢いが増し一気にフィーストの眼前まで迫る。
ここまで来たら、後は瞬時に拳へとオーラを溜めて……
ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴ___________ッッ!!
しかしながら、大地が揺さぶられたのかと錯覚するほどの爆撃音を鳴らして、空から降ってきた光線にグランは撃ち落とされてしまった。
「工夫して、魔力に干渉、すれば、よぉ」
まるで重い岩を下から持ち上げるように、上から下へまっすぐ力を叩きつける光線が持ち上げられていく。
「こうやって、魔法ってやつは持てる、らしいんだぜ」
「………は? 魔法とはつまり魔素の流れのようなもの。そこらにありふれた物体とは訳が違うんだぞ」
グランも岩属性などを除けば魔法なんて持てるはずがないと思っていた。理由は単純明快で、それは音や光を掴めと言っているのと同値だからだ。
しかし、グランは同時にそれを知っていた。いや、彼らの世界で魔法学を少しでも齧っている者なら誰もが知っているであろう。魔法球と呼ばれる、一般に魔法練習用にしか用途がないとされているものを。
( 理論は単純だった。魔法球は器で、その中に魔力を注ぐことができる。「掴む」とは違うが、でもそこから魔力が溢れてしまうことは無い。なら、つまり、魔法を受け止めるのは魔法だけなんだ!)
必然、過去何百年と歴史のある魔法学に於いて、多くのことは研究し尽くされている。それなのに今まで「掴む」可能性に気付かれなかったことには一つの理由があった。
グランが手に纏わせた静かな怒のオーラは液体系の魔力によるものだった。されど、支援魔法のようなバフ系魔法は本来、気体系の魔力に左右されるという魔法学の法則がある。
つまり。
その法則が発見された歴史上のある地点からその先、液体系魔法を纏わせるという考えは廃れきった。
攻撃魔法(液体系)同士が衝突したとき、それらが拮抗することはあり得ても、少なくともどちらか片方が支援魔法(気体系)であるならば必ず、気体系の方はダメージを緩めるだけで押し返すことはできない。
だからなのだ。だから、グランのように液体系魔力で身体を覆うことが出来ない限り魔法を掴むことなど夢のまた夢なのである。
「そんで、掴めるなら投げることだって出来ちゃう訳で」
狙うはただ一点、
「性懲りもなく俺の背後を狙ってきやがる殺気ムンムンなレーザービームにぶつけてやるぜコルァッッ!!」
光線同士が激しくぶつかり合い、大破する。
傾向と対策さえしてしまえば敵がどこから仕掛けてくるかなんてのは大体予測できる、はずだ。
「つくづく僕を不愉快にさせてくれるよね、グラナード。流石の流石に今のには度肝抜いたけど、でもさっき凄い重そぉーに持ち上げてたよねぇ。そんなんでどう僕の光線網を切り抜けるつもり?」
「いや、こりゃ無理っしょ」
「…………………………………………………………はぁ?」
そして、フィーストの攻撃を諦観したように立ち尽くすグランに光の濁流が押し寄せた。
「だから、耐えるんだよ」
そして、全身を光熱で爛れさせたグランは死に物狂いでフィーストに詰め寄る。
殴った。槍で防がれたが腕にダメージが蓄積される。
治す。爛れた肌が少しずつ元通りになっていく。
蹴る。殴ると見せかけてのフェイントで翻弄。
跳ぶ。光線を回避しながら攻撃射程距離まで入る。
そして、そして、そして、そして、次に。
「解放、トロフィー! そこの死に損ないに今度こそ死をくれてやれ!」
槍の先端からほんの小さな、それでいて恒星のごとき極光がひょっこり放り出された。攻撃範囲を極小に抑える代わりに極大の破壊力を生み出す超濃縮魔力撃だった。
「それは……….予想外だったな」
( もう大きく拳を振りかぶっているあの腐れグラン野郎に回避する手立ては無い! 刹那の後に襲ってくる爆破の余波さえ乗り越えれば僕の勝利は確実だ! )
フィーストの思惑通り、それは起こった。
まず、そこから音が消えた。
次に視界が完全な白に埋め尽くされたかと思えば、身体の感覚さえも忘れてしまったような不思議体験。
こんな現象を引き起こしたのが一つの槍であると聞いても誰も信じないだろう。それだけの異常さがここにはあった。
光と音が現実に戻ってきたとき、まず先に動き出したのはフィーストだった。彼も制御しきれない爆風の影響で長いこと地を転がっていたのだが、致命傷には至らず生きていた。
森は更地と化しており、しかし周囲の状況は砂煙で分からない。
「ふ、ふははははは。ははははははははははははは!!」
思わず笑いが噴き出てしまう。
散々怒り心頭で力を爆発させ暴れ回っておきながら、結局は大量の魔力攻撃を対処しきれず無様に滅んでいった。その状況にフィーストは笑わざるを得なかった。笑わない選択肢なんてなかった。
視界を遮っていた砂煙が晴れ、グランの姿も晒される。
完全にボロボロに成り果てたグランの姿が。
「ひひひひ、やったぞ。今度こそこれで終わった。」
心の底から歓喜する。カタルシスを達成した。
が、ピタッと笑みを止めると冷静にその死体を観察し、
「______念には念をだ。お前の妹と同じよう槍でその身体を貫いてやろうじゃないか」
言いながら、地に伏せる男の上に立って槍を振り上げる。
「また近いうちに会おう、グラナード」
ふっ、と最後に微笑する。
そこから瞬く間もなく、グランの胸に刺突が_____
「させません、アプスの名に誓って!」
_____刺突が到達する寸前、美しき爆音が鳴り響いた。
===================
背後から迫った破壊エネルギーと神槍トロフィーとがぶつかり合い、半ば弱っていたフィーストは易々と吹き飛んだ。
「な、んだと。なぜここにアプスの女がいやがる。グラナードの妹はどうした!」
「はてさて、そんなこと言ってる暇はあるのでしょうか?」
「なん_____ 」
気付く。片ひざ立ちになったフィーストを更に追い詰めるようにして、奏でられたメロディは彼の周囲に散らばっていた。
しかし、まばらだ。少々適当に攻撃しているとしか思えない適当なメロディ配置。であれば、
「ぬかったな畜生。この程度、僕の神槍トロフィーにかかれば屁でもないさ!」
案の定、散らばった破壊エネルギーは即刻奇妙に畝る光線に撃墜される。
「ああ、やっぱりグランさん達兄妹って凄いのですね」
「呑気に何を言ってやがる?」
「ほらだって、」
そこまで口に出した瞬間、それはやって来た。
「おりゃあああああああああああああああああああ!!!」
メキメキという風に鈍い音を鳴らしてあばら骨が粉砕された。突然のことに声すらも出せなかった。
何者かが背後から忍び寄り、フルスイングで鈍器を振りかましたのだろうことだけを理解した。どっと全身の力が抜けていくのを感じる。
ミステルーシャ・アプスは膝から崩れるフィーストの、その背後にいる人物に一瞥して言った。
「だって、あの兄妹は敵意を肌で察知できるんですもの」
フィーストは更にもう一つ理解した。
そう、たった今ルーシャが適当に奇鬼忌琴を鳴らしてまばらにエネルギーを散らした理由は、ルーシャに気を引かせるため。その策にまんまと引っかかったフィーストは見事に背後から来る人物に気付かずアウチ!という訳である。
あばらを折られ肺を勢いよく圧迫されたフィーストの呼吸はゼヒュウ、ゼヒュウと過呼吸とも見てとれる瀕死の状態を維持していた。
「そんな……こと、より。な、ぜ」
喋るのに凄まじい激痛が走ることなど意に介さず、乱入者に問いかける。彼女、メイア・スマクラフティーに。
「_______なぜって、そりゃあ。兄妹の絆ってやつよ」
一度は胸を貫かれ死に至り、暗黒の、邪悪な道へ引き摺り込まれてしまったメイアだったが、今こうして彼女は再臨した。
正気を取り戻し、そこにはもう傀儡のような昏い瞳の少女は居ない。
「ルーシャさん! お兄ちゃんの治療を頼みます!」
「ええ、お任せください!」
フィーストはついに喋れず、代わりに「何を言ってる? 奴はもう死んでるんだぞ」と必死の形相で訴えかける。
それでも、彼女達は信じていた。
「殺さないようにって言われてるから、ちょっとだけ優しく懲らしめてあげるよ」
怒りとはまた違う少女の威圧がいつも余裕ぶっていたあのフィースト・カタフを動かした。
彼女らに恐怖したのではない。彼女らの、そのどこまでも信じてしまう心の有り様が恐ろしかった。
( 明らかに奴は死んでいるはずだ。いつまでもしつこく粘ってきやがった奴の行動を停止させたんだぞ。それで何故、グラナードが死んでいないと信じられる!)
何を思ったところで今のフィーストに声を出すだけの力はない。喋ろうものなら体内の臓器から骨まで、何もかもが悲鳴を上げて身体を更に蝕むことだろう。
だから、メイアがこれから鬼の鉄槌を下すことが分かっていても避けられない。
( そうだ、こいつが正気さえ取り戻さなければ僕がこんな状況に立たされることなんて有り得なかったのに!)
来る、来る、来る。氷の鎚を振りかざして、来る!
( 来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな、来るな、来るな、来るなよ、来るなって!)
呼吸が荒くなっていくのを自分でも感じる。
心の声すらも掠れているような気分になってくる。
( いや、まだだ。僕にはまだ相棒が、神槍トロフィーがいるじゃないか。まだ負けちゃいない )
身体中が軋むのを死ぬ気で我慢しながら、今まで以上に青く輝くその槍を天に掲げる。その先端に、フィーストの身体や空気中に存在する大量の魔素までもが集結していく。
すぐにそれのヤバさを理解して動いたのはルーシャだった。
「メイアさん、近づいちゃ駄目!こっちまで来て!」
「で、でもすぐ目の前に_____ 」
「彼はいいから、早くッ!」
「うぅ……わかりました!」
今にでも手に握られた鎚で殴り飛ばしたい気持ちを強引に抑制してルーシャのもとへ駆け出す。
出会ったばかりでまだ互いに見知った人ではないが、同じ志を持つ者。そんな彼女がフィーストを差し置いて早く来いと言うのなら信じるしかない。
それが、メイアの導き出した答えだった。
( 意味ないぜぇそんな急いで離れようとしてもよぉ……。これはさっきの濃縮弾を軽く凌ぐ範囲でお前らを襲う。もう今更何しようが終わりだぜ…… )
そして、血を吐きながら彼は詠唱した。
「くらい、やがれ……『超魔力厄災』ッ!!!」
フィーストを中心とした蒼穹のごとき青の爆撃が拡大していく様は、時間にしてわずか刹那であった。
いままでの光線攻撃が可愛く思えるほどの、それだけ追い込まれていたというのが明瞭であるほどに、まさに厄災。
かく凄惨たる魔法を目の前に太刀打ちできる手など______
現状ではたった一つだけあり得た。
最後の切り札として、敢えて使わずにいたあの魔法が、
そう、魔法球第二式『デアヒメル』が。
「ありがとう、ここにいる皆に感謝するよ」
そこは、ただ一つだけ、不思議なことに大地が抉られずそのまま形が残っていることを除けば完全にクレーターだった。
隕石が落下して完成したものではなく、故意に、魔法という人為によりできた窪みだ。
そんなことを為してのけたフィースト・カタフは無気力にその中心部に落下していき、最後に一瞥した。
視線の先、あの規模の魔法の被害を受けなかったその場所に立っていたグラナード・スマクラフティーを。
「ルーシャ、メイア。ふたりともよく来てくれた。来てくれなければ俺は見事に心臓貫かれて死んでた」
言って、その視線を下へと向ける。
「フィースト・カタフ、お前にも感謝してるんだ。ここで大量の魔力を使ってくれたお陰で、逆に俺が回復できた。って、これは皮肉すぎるか?」
決着をつけるつもりで放たれた渾身の一撃がこうもあっさりと対処されてしまい、全てをそれに費やしたフィーストはもう動けない。
「まあ何にせよ…………王手だ」
グランが、クレーターの中央へ向かって大きく飛び降りる。
最後の一撃を決めるために。
「っ! メイアさん見てください、あそこ、さっきまであったはずの槍がありません!きっと、どこかからグランさんを狙ってる……!! 」
「なら、私に任せて!」
拳を振りかぶりながらただ一点を目掛けて落ちていくグランの背後、全員の死角とから場所から彼を射殺さんと神槍が一人でに飛び出てくる。
「いきます!『コルティツァ』ァァァァァァァァッ!」
「私も助力させていただきます!」
ルーシャの魔法によりステータスバフが掛けられると、メイアは手中の氷槍を全力で投擲する。投げ槍では無いが、バフ状態ともなれば飛距離もスピードもピカイチだ。
「「はああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああッッッ!!!!」」
兄妹の咆哮がシンクロする。
フィーストの槍が突き刺さる寸前、上から飛来したメイアの槍によって軌道が逸れそのまま撃墜。
次の瞬間、グランの重い拳がフィーストの額へと至った。
すなわち。
「勝利の盃は俺の、俺らの手の中だ!」
熾烈で、苛烈を極めた戦闘が幕を降ろした。
前回の更新から長らく時間が空いてしまいましたが、これで遂にグランの目標のひとつであった「フィースト・カタフの撃破」を達成しました。
さて、これからまた多くのキャラが出てきます。今まで影の薄かったあの人が?! なんて事もあるでしょうから、一度適当に登場人物を振り返ってみるのもアリかもですね。
では、また次回もよろしくです!




