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勇者などいない世界にて  作者: 一二三
第一章 二つの世界
33/92

第一章31 未来へ伸びる一本の道


「はぁ……はぁ……今日は、最後まで耐えられた……??」


 息を切らし、へたり込む。信じられない、というように目を見開いて動かない。

 だがそれは、何か悪いものを見ただとかマイナス面のことなんかじゃ無く。


「今日初めて、やっと、12セット目まで凌ぐことができた。こ、これって中々凄いことなのでは……?! 」


「普通に凄い、なんだね君は。ちらほらとトレーニングに顔を出すだけで、頻繁にこの激しい特訓をやってる訳でも無いのに……『対応』の技能が恐ろしいほど上達してやがるってのか」


「やった、、やったぁ!!やりましたっ!!!!!」


 そう。

 今日この日、年越しから数日が経った今、メイアは魔法研究所アルティの所長ハンニバル・K指導の無限地獄特訓を一時間分制覇してみせたのだ!


「「「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」」」」


 たちまち、大勢の観衆達もメイアの成し遂げた偉業に大喝采で祝福する。その歓声に包まれること数秒、メイアは疲れ果ててフラフラな状態のまま両手を大きく振り、いかにも元気なように振る舞う。

 ところで。

 なぜ、彼女のトレーニングに観衆が数多といるのか。なんて思うかも知れないが、その疑問に答えるにはまず、軽く数週間前から遡らねばならない。





 ある日、所長ハンニバルは気まぐれでトレーニングルームに顔を出すことにした。実のところ彼は先日、大々的に彼の本来の口調や性格的な面を新聞にて晒されたこともあり、メイアのもとへと顔を出しあぐねていた。

 だが、日々のメイア自身からの勧誘もあって結局「対応」の特訓を行うことになった。


 その日から、観客が増えることになる。


 施設内新聞の影響で所長の動向に関心を向けていた研究員一同は、魔法研究そっちのけで、あくまでも「メイアの動きをみて自分のスキルとして吸収したい」という名目の上で見物に向かう。

 結果、『成長!メイア氏の「対応」力向上トレーニングの軌跡』として新聞で新コーナーが作られる程に、彼らの特訓は人気コンテンツに上り詰めた。


 それからと言うもの、すぐに観衆は右肩上がりで増えていく。


『メイア氏、ようやく6セットまで持ち堪える』

『惜敗____疲れが残っていたか5セットで断念』

『急激成長?! 計40分の攻防を成し遂げる!』

………………『計55分突破!12セット攻略まで間近!』



 かくして、もはやこの魔法研究施設には、熾烈を極める展開に興味を示さぬ者など居なくなった。






「へへ、皆さんも、毎回応援をありがとうございます」


 汗を滝のように流し、笑顔のままメイアは倒れ込んだ。普段より更に負荷を掛けたことによるバッテリー切れだ。逆に笑顔を保てていたことが驚きだ。


「まったく、無茶がすぎるなメイアは」


 近くでのめり込むように観戦していたナハトは急いで駆け寄り、静かに抱き抱える。


「はは、すげぇや。相手の行動を観察するってことしか俺は教えられなかったが、まあ、後のことは任せるぜ。ナハト・ブルーメさんよ」


「何度でも言いますが、ハンニバル殿は本当に無茶が過ぎる。しかし、いいでしょう。あと数日で、最後の追い上げをします」


「ナハト、さん。あと数日って言うのは、どういう……??」


「それは後で話すから今は……いや、時間が惜しいか。『リスレッツィ』」


 これも久々に使うな、と呟きながら回復魔法をかける。

 この『リスレッツィ』という魔法を前回使用したのは謎の刺客カラピアとゴースが訪れた時のこと。ダメージを大幅に回復するだけでなく、身体に溜まった疲労まで取り去る二重回復(デュアルヒーリング)の特徴を持つ超上級魔法だ。

 メイアの身体が淡い光に包まれ、傷ついた柔肌から重い重い粘質な疲労まで、全てが取り払われる。


 ナハトは抱き抱えたメイアから手を離すと、「とう!」と飛び跳ねるように立ち上がる。



「メイア・スマクラフティー、完・全・復・活!!!」



 一同が瞠目した。

 メイアが復活したことに、ではない。

 彼女自身はまだ気付いていないらしいが、再起したその瞬間から、日々魔法に触れている研究員なら誰しもが判る変化があった。


「メイア、お前」


 ナハトが代表して皆々の驚きを伝える。


「多分、今の力があれば第3位の座を勝ち取れるぞ?」


「え?」


「この短い間で、お前はアルベド・ロダンを超えた可能性が高い。真偽のところは実際に試さねば分からないがな」


 目を点にしてポカンとするメイア。自分の実力を過信する訳では無いが、メイア自身、結構上位に属することはできるんじゃないかと考えていた。


「うっそぉ!!!」


「いやいや、ホントよホント」


「うっっっそおおおおおおおおおおおおおおお!!!」



 喜びで満ち溢れ咆哮をあげる16歳の少女がいた。

 それと対称に、唖然として複雑な感情を抱く大勢の大人たちもいた。何年もの間上を見て過ごしてきた研究員達の感嘆と羨望の叫びがこだますると共に、一瞬にも感じる短期間で少女に追い抜かされた事実に対し、涙がほろほろこぼれ落ちていくのであった。



================




 ところで、時は今1月。

 グラナード・スマクラフティーの失踪から既に3ヶ月以上が経過し、寒波と標高も相まって時々ユニベルグズの上層には雪が降ることもある。

 そんな中で、温度がゼロを超える冷たさでありながらも調べ物をする女性の姿がある。彼女、ナハト・ブルーメは3週間と数日前から『神殺し』という書物を読み進め、裏と呼ばれる世界を突破するための鍵を探していた。

 膨大な量のページと文字数ではあるが、しかし。


「肝心の裏世界探索は最初の数百ページの内に終わる。そして、裏を踏破するに当たり最も重要な部分、危険領域についてだが」


 危険領域とは、その名の通り人間が侵入するとたちまち死をもたらすような、生物の不可侵性に富んだ領域のことだ。『神殺し』によれば、神台の英雄ハルツィネはそんな危険領域をも踏破することに成功したのだとか。


「まさかその突破手段が、魔法だったとはな」


 てっきり意味のわからない神のなんたら〜的な道具でも使って超自然の現象を引き起こすのかと思っていたナハトは呆気に取られる。

 だがしかし。

 そこまで判明したにも関わらず、難点は未だ健在していた。


「しっかし、この魔法。まったく見たことも聞いたことも無いぞ?流石は神話レベルに現実味の少ない伝記と言ったところだが……異世界がある以上、多分この魔法も存在すると踏んでいいのだろうなきっと」


 はぁ、と溜息をついて、ナハトは一度メイアと情報を共有することにした。




 数時間後。

 翌日のトレーニング終了後、夜の会議室にて。


「メイア、今から現状報告をしようと思う」


「了解です!!」


 寒さ対策として魔力を利用した暖房で部屋を暖め、身体を震わせることなく状況を報告できるようにしてある。長机の上には伝記『神殺し』は勿論のこと、その他魔法一覧表や炎属性概説などの資料がいくつか積んである。一見したところ、炎属性以外の属性についての資料は無いらしい。

 メイアはその理由を気にしつつも、まずはナハトの報告に耳を傾けることにした。



「さて、現状報告とは言ったものの、言えることは少ない。裏世界で英雄ハルツィネがどのように危険領域を退けたのかについて、その描写を説明するだけだからな」


「じゃあ早速聞きますけど、必要なのは特殊な服装とかお守りとか、道具なんですか? それも、聞いたこともないような特別な」


「いや、違う。魔法だ」


 ナハトはその描写の書かれたページを開き、メイアに見せながら話す。


「危険領域は異世界に行くために必要とされる『歪み』を含み、半径約1キロの範囲に渡って広がったいる。そして、それは薄暗い霧のようなもので構成されているらしい」


 本題はここからだ、と言って更に続ける。


(くだん)の英雄は、それを魔法、詳しく言えば炎属性魔法を使うことで霧を払い除けたと言う」


「そ、その魔法の名前は書かれているんですか?」


「ああ。確かこっちの資料に……あった。そう、『オリロート』とか言う名前だな。だが私は勿論のこと、おそらくハンニバル殿でも知らないような、(まさ)しく伝説級の____って、メイア。どうした?」


 ふとメイアの方を見ると、微妙な変化で分かりにくいが、確かに意識が硬直してしまっているような様子だった。魔法の名を聞いて何か思うところでもあるような顔付きだが、


「それ、『オリロート』って魔法なんですね?」


 あえて、メイアは聞き返す。


「そ、そうだ。何でも、魔法使用者が生き絶えるか或いは消そうとしない限り、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()という特性を持つらしいのだが……」


「それ、私知ってます」


「…………………………………………………え?」


「だって、その『オリロート』って魔法。お兄ちゃんが使えますから」



 誰もが予想しなかったはずだ。

 これほどまでに完璧な巡り合わせが、一体今まであったろうか。誰もが日常で、ましてや魔法の勉強をしている人ですら聞いたことのないであろうそれを、グラナード・スマクラフティーが自力で獲得していたことなど、誰が予想できたろうか?


 ナハトは混乱する頭をなんとか回転させながら、それでは不十分だと反論する。


「しかし、唯一判明している『オリロート』の使用者がグラナード・スマクラフティーであると言うのなら、結果として意味は無いだろう」


「ナハトさんは、術者がこの世界にいなくなってしまったなら兄がその魔法を使えるという情報に意味がないって事が言いたいんですよね?」


「ああ。だから結局、この世界に居るか居ないかも分からない『オリロート』の使い手を見つけなければならない。アールという男も2週間前にまた旅に出て行ってしまったしな……」



 ぬか喜びだったかと思い悩むナハトをよそに、メイアの頭には消えない炎の在り方がハッキリと思い浮かんでいた。兄が生存している限り、その炎はこの世界に存在する。その確証があった。


「ナハトさん、大丈夫ですよ」


 なぜならば、


「その魔法『オリロート』は今、私たちの故郷アル・ツァーイ村の灯りとして使用されています!」




 消えない炎は、別の言い方をすれば原初の炎とも言われる。世界を照らし熱を伝える、永遠の力。現在、世界にありふれて存在するのは水をかければ当然消えてしまうし、逆に消えない方がおかしい。

 だがその常識は、本来の炎の性質からすれば「おかしい」の一言に尽きる。

 それもそう。原初としての性質の一切が廃されているのだから、ある意味で唯一、グランの『オリロート』だけが本物であるのだ。

 

________結論を言えば、本物はただ唯一、アル・ツァーイ村にのみ存在しているということになる。



(これは凄いことだ、表彰状どころの騒ぎじゃないぞ。実証されたら確実に、神的魔法学(デウスマジックス)の理論が現実として存在するとして常識がひっくり返るかも知らん)




 魔法という現象があるか否かなど関係無しに、神話には現実味が一切無い。これは今や世界ほぼ共通の認識であり、形式として神への信仰の形を取ることはあれど、だからと言って現実世界に直接干渉されることは無いと心の底では皆理解している。

 だからこそ、神話の伝承その通りの魔法を現実に持ち込もうとする初期魔法学____いわゆる神的魔法学(デウスマジックス)____は廃れ去っており、いちいち学ぼうとする者もいない。



 ある昔の時代、ひとりの賢者は言った。


『我ら人間は内に属性を秘めている。その「属性の根源(アルケー)」に辿り着くことこそが、魔法を説明する唯一の鍵である』


 賢者は属性及びその根源(アルケー)を細分化し、『オリロート』『オリブラウ』『オリグルン』……などと名付けていった。

 結局、周知の通り、その生涯をもってしても理論は理想のまま立証されることはあり得なかったが、しかし。



 今ありし日、ひとりの青年は言った。


『英雄の魔法を真似して、試作して、練習して、ようやっと完成したヤベェ魔法。『オリロート』をお前にも見せてやるよ』


 神話上、理想上にのみ登場するはずのその現象の力と同名の魔法が誕生していた。偶然の相似か、必然の近似か。

 その炎が持つ性質は、机上の空論のそれと完全に一致している。そこに疑いの余地など、ない。




 ナハトは疑いを抱き続けながらも、結論付ける。


(もしかして、これで道は開けた? 裏世界への道は閉ざされていると聞くが、しかしそれは堅い扉で閉ざされているだけ。つまり、それさえ開けてしまえば、メイアは晴れて異世界へ辿り着けると考えてもいい)


 従って、いささか情報不足の否めない点はあれど、もうメイアを送り出すことは事実上可能にはなった。それは更に広義的な目で見れば、人類の未解決事件が解決へと向かう糸口となったという事にも他ならない。



「やっと、」


 実感が湧いてきたか、メイアとナハトは目を合わせる。


「やっと、私はお兄ちゃんに会いに行けるんですね!!」


「ああ、ああ。よしメイア、こっからは急ピッチでトレーニングを進めるぞ。所長のお陰で防御面はもう十分だろうから、あとは攻撃面の仕上げにかかるぞ」


「いぇい!」


 事件の氷解が、凍える冬の中でメイアに心の暖かみを与えたことは、彼女の様子を見れば明らかだった。


 それからほんの少しの時間を要して、「あれっ」と、メイアふと我に帰ったように尋ねる。


「えーと、特訓の仕上げって何やるんですか?」


「何、今やお前は第3位に並ぶ者だ。なら、やることはひとつだろうに」


「え?」



 

 首をかしげた少女は翌日、魔法測定室(トレーニングルーム)にて深呼吸をして精神を研ぎ澄ましていた。

 なぜなら今日やるらしいメニューは、


「久々だなぁこう言うのも。メイアがここまで上り詰めてきたなら、やはりこれが一番効率的だ」


「まさかのナハトさんと戦う事だったなんて。でも、びっくりするくらい冷静を保ててます。こんなに静かに驚くなんていつぶりでしょうか」


 驚く余裕もない、と言えばそうかも知れない。メイアの性格や今までの行動からすればそう考えるのが妥当だ。

 その素振りに、逆にメイア以外が驚かされているくらいには静かなのである。


「今まで、わたし沢山騒いで来ましたね」


 そんな彼女は、神妙な顔で過去を振り返り始める。


「一喜一憂して、感情の起伏が激しい……みたいなところが私にはある。それは、強くなるにはまず強い人に目をつけてもらう必要があるから、存在を認めさせるためにやっていた部分が多い」


「………」


 皆が、一介の少女の言葉に耳を傾けていた。ここにいる誰もがその少女を認めていた。その中には尊敬の念、或いは恋慕の念を募らせている者もいるかも知れない。


「もうずっとこの調子でやってるから、最初は作られた性格って言うか、わざと盛大に調子を上げて注目を集めようとしていたけど、今ではこれが素になっている」


 もしかしたら、施設のどこかに隠れて可憐な彼女への憧れを呟く場が設けられているかも知れない。


「でも!」


 まだ幼かったはずの彼女は、殻を破り叫ぶ。


「いま、ついに皆んなが私を強いと認めてくれた!だから今日から、溢れんばかりの大騒ぎ少女じゃなく、ただのメイア・スマクラフティーとして、自分の強さで人に認めてもらえる人間になります!!」



___________私は今日、何になる。



 人はそう変わらない。癖はそう簡単に治らない。

 殻を破り捨て雛鳥から一歩成長したとして、しかし成長前の習慣が無くなるわけじゃない。結局騒ぎ散らかすことだってある。



___________だからと言って、停滞してる暇があるのか。



 昨日までの自分を、メイアは初めて自分で乗り越えてみせた。全世界の16歳を集めても、おそらくここまで卓越した人間は少数だ。その中に、彼女は食い込んで来た。



(ああ、子の成長を見守る親の気持ちが分かる気がする)


 うるうるしたように口をもごつかせ感動に浸っているナハト。だが、掛ける言葉は称賛じゃない。今の弟子、メイアに必要な言葉はそう、


「受けてたってやるさ。かかって来い、メイア!」


 ニコッとナハトを一瞥(いちべつ)すると、右足を小一歩下げ腰を落とし、構えをとる。メイアなりの無言の返事だった。


「ふぅ」


 空気を吐き、身に残るほんの僅かな緊張を追い出す。



「『コ ル テ ィ ツ ァ』ァァァァァァァァッ!」



 咆哮を皮切りに挑戦者(メイア)第二位(ナハト)による渾身のぶつかり合いの火蓋が切られる!!



 その、約10分に渡る激突の末に。



 白熱の試合について以下のような記事が発行されることになる。


『互いの研磨された肉体と知恵のぶつかり合い。挑戦者メイア・スマクラフティー氏は我らが第二位ナハト・ブルーメを追い込み、ついに全力を引き出させた。

             (中略)

 攻撃を凌ぎ合う高レベルの接戦が繰り広げたその結末。メイア氏はすんでのところで敗北を喫してしまう。だが、ここまでナハトを追い込んだことは今後のアルティの歴史に残るだろう。私たちは、今まで追い続けてきたメイア氏の成長譚を今後も書き続けていきたい。今、彼女の今後の成長を誰もが楽しみにしている。____________著,ハンニバル・K 』




お疲れ様です!

これで、メイアサイドの特訓編はこれで終了となります。今まで色んな人と戦わせて来ましたが、今後もたくさんのバトルシーンが第一章で展開されることを踏まえ、今回のVSナハトは省略という形をとりましたことを報告しておきます。


その分、これからも別の場所でメイアは戦っていくことでしょう。ですので、成長した彼女の勇姿はその時までお預けということでお願いします。


では、また次回もお楽しみ!

もし宜しければ評価のほどよろしくです!


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