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勇者などいない世界にて  作者: 一二三
第一章 二つの世界
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第一章29 with ハンニバル・K ①


「こ、怖かったぁぁぁぁぁぁぁぁ……」


 開口一番、メイアはため息と共に恐怖の思いを吐き出す。

 先程、魔法研究施設内第1〜3位と謎の強者に囲まれ、まるで肉食動物が草食動物を取って食うような構図になっていたのだが、今はその状況を脱して場所を会議室へと移している。



「さっき四面楚歌がどうのこうの言っていたのはそう言うことだったんだね」


「メイアの成長は著しいものだとは思っていたが、やはりまだまだ精進が必要だな」


「まあまあ、ナハト君。彼女も2ヶ月前に来たばかりなのだから、かなり前からずっと居る上位ランクに怯えるのもまあ無理はないよ」


「い、いえ!私もすぐにその上位ランクとやらに入るので!」


 この場にいるアール、ナハト、ハンニバルの3人がそれぞれメイアのため息に反応を示す。ちなみに第3位のアルベド・ロダンはエントランスから会議室に移動する途中で別のところへ去っている。



「ところで、ウロボロス」


 ウロボロス、つまりアールの名前を呼ぶと、両者は視線を交差させてアイコンタクトを図る。

 刹那の後、アールは頷きその口を開いた。


「うん、ハンニバル。少し話があるんだがいいかな」


「わざわざ言わずとも、今視線で確認取ってきただろうに」


 直接的に了承の返事はしなかったが、ハンニバルは椅子を引いてテーブルに体重を預けるように立ち上がり、首で「向こうに行くぞ」と合図を送る。



「そういえば、アールさんは所長さんに用事があるんでしたね」


「うん。じゃあ、少しだけ席を外させて貰うよ」


 言うとアールも立ち上がり、2人は会議室奥にある音を遮断できる小部屋に入っていった。透明なガラスで仕切られているため2人の姿は見えるが、音はどこからも漏れることがない。


 会議室は実質、ナハトとメイアしかいないという状況になった。

 ガラス越しに男性2人が何か話し始めたようなのを確認すると、メイアもタイミングを見計らって会話を始める。



「今更ですけど、私ってここに来て2ヶ月も経つのに所長に会ったこともなければ名前も聞いたことなかったんですね」


「暇なんてそう無かったからな。しかしまあ、全く所長と無縁ってのも逆に珍しいというか、少しくらい小耳に挟んでいたりするかと思っていたんだが」


「いいえ全く。というか日々の勉強に夢中すぎて所長のことなんて気にもしませんでした」


 メイアの正直な物言いにナハトの顔から笑みが溢れる。普段の表情との違いは分かりにくいが、純粋に笑みを見せるのはやや珍しいような気がしてメイアも少し心中で驚かされる。


「そうだメイア、昨日、特別ゲストを招いてやろうなんて言ったのは覚えているな?」


「あ、はい!その特別ゲストって一体全体だれなんです??」


「聞いて驚くなよ? _____実は、ハンニバル・K殿だ」


「ふむふむ、ハンニバ……」


 告げられた特別ゲストの名を復唱している途中で、思考が追いつく。



「って、ええぇぇえええええぇぇぇえええええええええええええっ?!?!」



 驚嘆、爆発。

 てっきり知らない名前がナハトの口から出てくると予想していたメイアは、それ故に驚きが増幅し、轟音を響き渡らせる叫び声をあげる。


(この感情の豊かさが街中で暴走しないことを祈る……)


 既に恒例行事と化した叫び声だが、それも日に日に拍車がかかって壮大になりつつあると感じナハトは薄々懸念を抱いてた。


 もちろん会議室の外では、メイアの声に驚かされている人や「またメイアかよ(笑)」という様な苦笑いを浮かべる研究員が点々と存在し、彼らもまた感情表現が豊かすぎるメイアの叫び声に謎の不安を抱いていた。

 そんなことをメイアはつゆも知らない、知るよしもないのだが。



「だ、だだだ、第一位ですよ! まだナハトさんにも及ばないと言うのに、順序をすっ飛ばしていきなり頂点!」


「いつもの事だが落ち着けメイア。私はまだ戦うとは言ってない。しかし、どんなトレーニングをするのかはハンニバル殿次第だから実際に手合わせする可能性は十分にあり得るが」


「ももも、もしそんなことになったら、私どうやって戦えば……」


 メイアは未来に考えられ得る状況を見据えて慌てふためく。模擬戦をしたところで絶対強者になす術なく打破されるのがオチだ。

 しかし恐るることなかれと、ナハトは指を振る。


「いつもの私なら相手の特徴を見極めて少しずつ戦い方を見極めろと言っているところだが、実際これは有名だし言ってもいいだろう」


 ごくり、と珍しいナハトからのヒントに喉を鳴らす。


「ハンニバル殿には特殊な能力があってな。それがとっても厄介ってので戦いにくく、故に誰も倒せない」


 特殊能力があると言えど必ず弱点はある。それも、沢山の研究員を抱えるこの魔法研究施設アルティならば、たったひとつの特殊能力をぶち抜ける手があっても不思議では無いように思える。

 だが、


「そして、その特殊能力はもはや手の付けようがない。それも長期戦になれば尚更だ」


 ハンニバルの持つ能力には弱点などないと言うのか、第二位のナハトですら手の付けようがないと手を投げる。

 ナハトの口から語られる第一位の強さに、緊張でメイアの頬を汗が伝う。


「そ、それで肝心の特殊能力と言うのは……??」


「とても単純明快なことだ、心して聞くといい。【無敵の壁】と皆から呼ばれるハンニバル殿のその力、それは______ 」







「久しぶりだな、ハンニバル」


「まさかここにやって来るとは思わなかったぞウロボロス。で、俺に用事があると聞いたが、何の用だ?」


 ハンニバルはその紅の瞳でがっちりアールを捉え、久方ぶりの挨拶など意に介さず数秒前までとは全く異なる口調で返す。

 敵意が無いはずのハンニバルだが、まるで彼がアールの登場を喜ばしく思っていない様な雰囲気がある。

 いや、それは牽制か。


「……やはり君のその喋り方はちゃんと今も残っていたね。いやさっきは驚いたよ、君が(かしこ)まった喋り方しててさ」


「……ここの所長である手前、皆にはフォーマルに接しないといけないからな。しかし時たま俺の口調も崩れる。もう既にこれが俺の本当の口調だと知っている者も多いがな」



 初手から話の方向をずらしてきたアールの言葉にもしっかり反応しているところを鑑みると、剣呑な雰囲気で満ちているとも言いきれない。脱線するなよ、という無言のメッセージだ。

 しかし未だ歓迎の色がハンニバルから窺えないのが悔しいのか、アールは更に話のベクトルをずらし続ける。


「それにしても、あそこにいるメイア・スマクラフティー君、なかなかポテンシャルがあると思うんだよ。ハンニバルも今日初めて会いましたって感じだったけど、すぐに追い抜かされちゃうんじゃないかななんて心配だよ」


「ぬかせ。……仮に戦闘技量で俺を超えたとしても、」


「「『不動の将軍(ツヴァイブレイク)』は超えられない」だろう?」


「……!! 」


 不意に言葉を被せてきたアールに驚き、ハンニバルは硬直すると共に不敵な笑みを溢す。


「なるほどな。俺が思ってることは安直だと言いたい訳だ」


「実際、君より上の存在がいる訳だしね。自慢の『不動の将軍(ツヴァイブレイク)』を破れる存在が、今ここに」


「お前こそ、そう油断してると足を掬われるぞ。……あのメイアという者に潜在性があるのは認めるが、さて、どうなるかな」


「何だよ、言葉に一貫性がない様に思えるんですけど、あれですか?ツンデレって奴ですか?」


「あぁ?」


 アールがハンニバルを煽って遊び始めて約1秒、癇に障ったか、真紅の瞳が一直線にアールを射抜いた。しかし、焼け焦げるような赤で貫かれても笑みを絶やさない目前の男を見て、


 ドッガンッッッ!!!


 暴王の一殴。迅速の一撃。もはや何とでも形容できるような高度な攻撃がアールを叩き潰そうかと迫る。そこに躊躇や慈悲は一片たりとも含まれていない、自身の全力を出した一撃だ。

 ただし。

 ハンニバルは煽られた怒りに身を任せ凶暴な牙を剥いてしまった、と言う訳では無い。ただ、躊躇(ためら)わずとも問題ないと知っているから、故に目にも止まらぬ速さで拳を振りかざしたのだ。


「全く、獰猛すぎて困ったなぁ」


 片手、手のひらと言う小さな壁をハンニバルの攻撃軌道に設置するだけでアールは重撃を防ぎきって見せた。溜め込まれた運動エネルギーを微動だにせず発散させたその神業に空気が震える。

 しかしハンニバルは驚いた様子を見せず、平然として突き出した拳を引っ込める。


「獰猛だろうがなんだろうが、結局俺の拳がお前に届くことなんて叶わないんだよ。皆からは【無敵の壁】なんぞ言われているが、真の【無敵の壁】はウロボロスなのだと毎回思い知らされる」


「月とすっぽんってやつかな」


「認めるのは癪だが、真実だしな。認めるしかあるまい」


 自分が強者であると自負しつつ、しかし諦観したように最強の座をアールに譲り渡す。


 ハンニバルと言う男にとって敗北は必ずしも屈辱ではない。ただ日常に於いて、一般に上位と呼ばれる存在であれば十分なのだ。

 彼の矜持を言い換えるなら、そう、常に己の発展を求めている。

 故に自身の力量を超えてくる相手には賞賛を与え、同時、全ての技能を己のものへと集約させていく。

 彼の『不動の将軍(ツヴァイブレイク)』が無くとも、彼は常に強くなっていく。それが、ハンニバル・Kという男なのだ。



「さて。ここまで脱線したんだ、もう本題に入ってもらおうか」


 ここでようやく、ハンニバルは脱線した会話の路線を元に戻そうと流れを切った。


「はいはい、じゃあここから本題に入らせてもらいますよ。……Kの痕跡はどこにも見つからなかった。君の家名であるKとは何なのか、数多の場を流浪してきた俺でも分からない」


「やはりその件か」


 瞼をピクッと動かし、アールの出した話題に興味を示す。


「一説ではカタフのKとも言われているが、実は違う。カタフ家はCだからな。なら俺は、どこから来た。何故、『不動の将軍(ツヴァイブレイク)』などと言う特殊なスキルを身に宿しているのか」


「全くの、謎」


 手を顎に当て考え込む。

 世界の叡智を集めてもなお分からない自身の出身に。


「俺の親も特殊な力を身につけていたが、それが当然のものとばかり俺は思っていたからな。しかしまあ、何年も世界を巡り巡ってきたウロボロスですら分からないか」


「そういえば」


「なんだ、何か情報を掴んでいたのか?」


「いや、Kの秘密とは違うんだけど、『失踪』事件ってすごい問題視されていたでしょ。それについてなんだけど」


 ハンニバルは結局何も分からず仕舞いに終わった事に多少の落胆をみせつつも、提供される新情報にはしっかりと耳を傾け、話の続きを催促する。


「これはもしかしたら、なんだけど。千年にも渡って悩まし続けている『失踪』事件、これが近いうちに更なる発展を迎えそうな気がするんだ」


 アールの言葉がどこか引っ掛かった。

 言葉の内容が信じられる信じられない依然に、そんなことを言えるという状況に彼がいることが気になる。



「おい、お前。ずっと思ってた事だが、どこからそんな情報を得てくるんだ?『失踪』はその特異性から全く研究もできずどんな力が使われているのかも計測不可能だ。それを、いや、計測がどうのというレベルを超えて、失踪が近い未来さらに変化するって?」


「よく考えてみなよ。突然ある日始まった人の喪失。それが自然現象に見えるか?いや、見えない。つまり何者かの故意的な事件と考えるのが妥当だ。でも、犯人がいたとして、そいつが千年も生きていける訳がない。あるとすれば人外だろうね」


 アールは饒舌に仮説を立てていく。

 ハンニバルはその仮説が理にかなっていることを認めつつ、


「じゃあ、その人外の何か。千年も生きる生物で、かつ不可思議な力で人を失踪させる力を持ち得る存在がいたとして、それが事件の発展がどう関係する」


「平均して70年に一度とは言われているけど、実際は家柄の問題上公表されていない被害者だっている。それを考えれば、千年でたった数人だなんてのは嘘だよな? 多分、世界的には70年に一度の頻度として情報を流布させておきながら、お偉いさん方は既に何百人と人が消失していることを知っている」


 つまり、と言いながら指を鳴らす。


「犯人は人間からすれば悠久とも思えるであろう時間の中でじっくりと人を(さら)って何をするつもりだ。すぐに寿命で滅びる人間なんぞ攫って何の意味がある。そうそう、現在分かっている時点で、事件被害者は誰もが一定以上のの強さを誇っていたらしいね」


「それは…………最悪の場合を考えていいのか?」


「どうぞ」


「凄え力を持ってる長生きモンスターは、何らかの方法で世界を手中に収めようとしている?」



 一番非現実的であり、飛躍し過ぎた理論だ。長生きの何かの仕業だ、というところまではまだ良かった。だが、寿命の短い人間を使って兵力集めをしているのだとしたら、その兵隊は少なくとも老いで死んでいるはず。攫う意味がない。



「馬鹿な、くどいぞウロボロス。 何故そんなことが言える、確証はどこにある!」


「別に確証があるなんて一言も言ってない。だけど、これは君の情報を集める過程で入手した情報だ、ハンニバル。今の話は遠くの地の学者(なにがし)の理論らしい。けどそれを全くの別物と考えてはいけない。見つからない、と言うことはつまり、君の家系の謎もまた『失踪』と似て非なる。ならどこかで繋がりが、それが遠い繋がりかもしれないけれど、あるかもしれない」


 アールは飄々とした態度で、しかし念入りに忠告する。


「どんなことであれ、強き者が選択肢を選ぶことを怠ってはいけないよ」




================




「あ、帰ってきました!」


 メイアが立ち上がると、その視線の先には完全防音部屋から出てくる2人がいた。


「お待たせ〜」


 アールは変わらぬ調子で、対照的にハンニバルは何やら小難しそうな顔をしている。女性陣は彼らの会話を全く聞いていないため、その顔のワケを知るよしもない。

 だが、ふたりとも尋ねるようなことはしなかった。


「ハンニバル殿達の用も済み、もう正午を過ぎた頃だ。丁度いい、これから私は予定通り『神殺し』の読み込みをするから、後は、ハンニバル殿。頼みます」


「ええ、はい、任されました」


「では私はこれで。メイア、頑張れよ」


 拳を出して鼓舞するように言うと、メイアも同じように拳を出して「頑張ります!」と仕草で表現する。それを受けてナハトは満足げに頷き、会議室を後にした。


「(今、『神殺し』って言ったか……??)」


 彼らの側で呟かれたアールの言葉は誰にも気付かれることは無く、話は進んでいく。


「さて、メイア君。今日、私が君の担当だと言うことは聞かされているのかね?」


「はい、先程」


「よろしい。しかしまあ、何をしたものかな」


 ナハトの頼みで午後のトレーニング監督を引き受けたはいいものの、肝心の修行メニューをどうするかで逡巡してしまう。


「あのぅ。ナハトさんが、模擬戦なんてのもあり得る……なんて言ってましたけど」


「なるほど、その手もあった訳だ」


 メイアの言うように実際にまずは彼女の実力を間近で確かめる必要性があるな、と感心して頷く。その様子を見てメイアは若干後悔の何に苛まれた。


(うわわわ、なんで自分から負け必定の戦い方面に誘導しちゃったんだぁ〜〜)


 しかし、

 ハンニバルが取った決断はその予想と真逆を行く。



「でも、それはやらない」


「ん、、、え?」


 頭に空白が生まれるような感じだ。ポカンと、目が点になる。


「やるとするなら徹底的な鍛え上げ。何度も何度も、一方的に打ちのめされて貰うよ」


 対して、ハンニバルの目は熾烈を極めていた。業炎が渦巻き、彼の言葉通り徹底的にやるという唯ならぬ意志がある。


「え、ちょ、えぇ??」


「ある意味で模擬戦のようだが、何はともあれ、まずは腹が減ったね。飯でも食って休憩してから地下トレーニングルームにでも行こうじゃないか。後、さっきから黙ってるそこのウロボロスもな」


「え、俺もいいのかい?」


「何にせよメイア君の強さを垣間見ておくつもりだったんだろ。いちいち聞き返すな、面倒面倒」


 ふたりの短いやりとりを聞いて、


「ふふ、ハンニバルさんってなんかこう……言っていいのかわかりませんが、ツンデレさんみたいですね」


 そっと地雷を撒き散らした。


「ツン………ッ!!! どいつもこいつも、一体!! どこに俺のツンデレ要素があるって言うんだ!! い、いいかねメイア君。言っていいのか分からない時は、大体言わない方が正解なんだよ!」


「はははははははははっ!! 僕と同じこと言ってるよ。やっぱハンニバルはツンデレなのかもね!」


「ウロボロス、お前が言うのは許さん!!」


 言って、ハンニバルは肉食獣の如く飛びかかるもアールは軽くはたき落としてあしらう。顔面から床に激突したハンニバルは鼻を強打し悶絶したように涙を浮かべていた。


( は、はは……【無敵の壁】と呼ばれている所長さんでも鼻を強打すればそりゃ痛いよね )


 所長で、さらに最強と言うから最初こそ身構えていたが、この2人のじゃれ合い(?)を見ていてメイアはもうホッコリしていた。

 しかしこの場で、ハンニバルを()()()()()()()ことがアールの優位性を証明するということを、メイアだけが気付いていなかった。



「も、もういい。さっさと昼食だ!」


 ハンニバルら立ち上がると、いろいろと諦めたように食堂へせかせか歩いていってしまう。


「はい!食堂へGo!! です!」


 メイアも出て行った所長を追って速攻で会議室を後にする。

 部屋に取り残されたアールはひとり動揺する。


「ちょっと、初めてこの施設に来た客を置いてけぼりにするのは止めたまえ君達!」


 真に最強格の人物が、真に不憫な扱いを受けていた。



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