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勇者などいない世界にて  作者: 一二三
第一章 二つの世界
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第一章16 新たな人物


 グランが当然の来訪者、既に200年前にこの世界へ来ていたというフィースト・カタフと出会ったその日から1ヶ月以上が経過していた。

 これと言って何もない日々を過ごして来た気がするな、と適当にグランはこの1ヶ月を振り返る。


 だが、ひとつ変わったことがあった。


 それは、過去の強者、つまりデアヒメル王やフィーストに出会うことで修行の仕方を見直したことである。

 『全ては、己を(まな)ぶところから始まる』という言葉が今も心の中でリピートされていた。

 まず自分に何ができて、そこから何をどう派生させることで新たな力へと発展させられるのか。試行錯誤を続け、思いがけない方向へと進むのを待ってみる。あの言葉にはそう言う意味が込められている。


 そういうことで、グラナード・スマクラフティーは新たな魔法の開発に乗り出そうと創意工夫の毎日を過ごしているのだ。

 既にこのグランには先天的に持っていた不可思議な魔法がいくつかある訳だが、彼曰くそれは()()()()()()()()()()()()()()()()らしい。


 で、結局、創意工夫と言っても何をやっているんだという疑問は残る。


 平たく言えば『発展』だ。

 もちろん、そんなことは分かってんだよ、なんて思うのは至極当然のことである。だが、グラン本人がそれを『発展』と勝手に名付けているのだから仕方あるまい。


 第一に、ある魔法AとBがあった時、それらを混ぜ合わせることで魔法Cを作る手段がある。

 これは割と分かりやすい。例えば、炎系統の魔法と雷系統の魔法を混ぜれば『内部に高電力を秘めた炎』というとても想像しにくい状況を発生させられる。


 一方もうひとつ、魔法Aの持つ特性を魔法Bに付け加える、または付け替えるという方式もある。

 一見、前者の方法と特に変わらないように思えるかも知れないが、少し違う。

 同じ炎系統でも『弾ける』炎とか『広がる』炎なんて違いがある。例えばその『弾ける』という性質だけを雷系統の魔法に組み込んだなら、それは「内部に高電力を秘めた炎』ではなく、『途中で拡散する電気』となる。



 その上で、グラナード・スマクラフティーの選ぶ『発展』方法とは、そのどちらにも属さないやり方だった。だらかと言って全く新しい方法、と言うわけでも無い。


 魔法球第二式『デアヒメル』に見られるような、そもそもの性質の進化。様々な条件下に於ける知られざる性質の発見。

 それによってグランは先天的な『オリ』を冠する魔法を成長させようとしていたのだが、案の定難解で応用は上手くいってない。


 唯一進歩があったことといえば、『オリヘプタ』という魔法は今まで7つの光球がそれぞれ爆発するというものだったが、その光球を8つまで増やすことができたことだろうか。名付けて『オリオクタ』。全くそのままな名前だがそこは容赦願いたい。



 ここで旧『オリヘプタ』に関しては、過去にグランが何度も使用しているがビームにしたり『オリオクタ』に改良されたりと、()()()()()()()()()()()()があるとも言える。


 まだまだ、幾らでも進化の鍵は残っているのだ。



「はぁ……疲れたし、すこし休憩するか。頭働かねぇわ」



 グラナード・スマクラフティーは勉強ができない訳でもないが、どちらかと言えば断然運動を選ぶタイプだ。ただでさえ苦痛な研究は本当に慣れることが容易では無かった。


「あ〜腹減った。さっさと部屋戻って獲った獣でも焼こ」




 〜本日の昼ごはん〜

 ・そこら辺を飛んでた鳥の丸焼き

 ・肉食獣が狩ってた獲物を横取りしてきた肉のステーキ

 ・拠点周囲に自生している赤い果実

 ・同じく自生している葉っぱから作ったお茶



 という感じでどれも何が何だか分からない材料なのだが、黒龍ラグラスロに確認してもらって「問題なし」のお言葉を頂いているので躊躇なく食べる。


( でも、美味いんだよなぁ全部。こんな暗くて魔界とか言われてる世界でも飯はウメェ。そこだけは救いだな本当 )



 なぜ美味いのか、という疑問は太古に遡ると自然と解決できる。遥か昔、1000年以上前、世界が闇に包まれるより前のこの世界は明るく豊かだったと言う。水々しい植物に新鮮な魚や動物など、それはそれは美味しいもので溢れかえっていたことだろう。


 つまり、だ。


 ただ生物の悪感情が強くなったというだけで、基本的にそれ以外は変わっていないのだ。なら、その美味さも変わっていなくても不思議では無い。ただ世界のルクス値が下がったというだけにすぎない。


「あ〜しまった! 深く考えるのを止めるために食事の時間にしたってのに、また別のことを深く考え込んじまった!」


 なんて言ったそばから新たな疑問が浮かぶ。

 もはやそれは思考の永久機関たる人間ならば避けて通れない道なのだろう。


「で、今日ラグラスロは何処へ行ったんだ? いつも通り周辺の見回りという名目の暇潰しをしてるんだったら今頃帰って来るはずだが……」


 この拠点は安全地帯にあるから拠点なのに、見回りなどする意味は無いようなもの。だからあの黒龍は散策してやることのない時間を潰しているだけだろうと勝手に思い込む。


「いや、そんなこと考えても仕方ねえな。それよか飯だ飯。うわ、この横取りして来た肉すっげ! 肉汁がめっちゃ凝縮されてて柔らかいってこれ、何の肉か分からんが最高じゃんか! こりゃ次また見つけたらハンバーグにでもしてみっかなぁ」


 この闇の世界生活でグランが得たのは、なんなら肉類の調理スキルが過半数を占めているのかもしれない。



 そんなこんなで昼食も終わり、疲れを取るために部屋に戻り横になることにした。

 部屋と言っても遺跡のまだ使えそうな一室をなんとか居住可能レベルに整備しているだけの空間にすぎず、そんな良い空間ではない。

 だが歴代の失踪者達も使用していたとのことで、グランはそこまで整備に時間は掛けることもなかった。


 休憩を始めてまあまあ時間が経過したと思うが、まだラグラスロが帰ってきてはいないようだ。


「ふぁぁ〜。なんか今日は眠いや、昼寝しよ」


 いつもなら外に魔物と戦闘に行くところだが、気分とはいつだって変わるものなのだ。



====================



 光の世界。

 ある大陸中部、海に面した場所に大都市バウナーレはあった。他の大都市、例えばユニベルグズなら『連なる大地』、アラ・アルトなら『古き楔』と言ったように別名があるのと同様、このバウナーレには『叡智の誓い』という別目が付けられている。


 また、この都市は世界三大派閥のひとつ、アプス家があることで有名だ。家紋に三日月のマークが大きく描かれていることが特徴的な由緒正しき家系、他の派閥に劣らぬ強者の集まりである。

 そんな一面に引けを取らないくらい、海に面していることから漁猟なんかも盛んだったりする。


 そんな街でひとつ、事件が起きていた。

 だからと言って簡単に公にも出せない、秘密にされるべき事件だ。それは大抵、世界三大派閥内の問題など大きく影響力のある場合に限られる。

 


「ミステルーシャ様、どこにいらっしゃいますか〜?! 」


 複数の使用人の声が響く。そこに、まるで不機嫌そうな風貌の女性がやってくる。アプス家三姉妹の二女だ。


「あのさ、もういないんだってばよ皆んな。ルーシャの奴、完全に消えた」


 つまり、


「あの子、失踪したんだよ」


 無慈悲にあっさりと妹の失踪を認め、言ってのける。その言葉に使用人は騒めき狼狽える。

 そう、この大都市バウナーレで起きた重大で、そう簡単に公に出来ない事例。



 約70年間隔で起こると言われる失踪。今は誰も知りようもない事であるのだが、この度、辺境の村に住む男の失踪からまだ1ヶ月しか経過していなかった。明らかに空前絶後の異例である。



====================



 そして場面は魔界に戻る。

 グラナード・スマクラフティーの部屋は普段黒龍がいる屋外に面しており、外の音が良く聞こえてくる。だからよく黒龍ラグラスロが飛び立つ翼の音やらで目が覚めてしまうことも多々あったりする。


( ほら来た来た。人様が気持ちよく寝て休憩してるところに帰ってきたぞあの龍が)


 大きな翼を羽ばたかせゆっくり着地する音が良く響く。例の如く今日もその音で目覚めさせられ、伸びをして部屋を出る。特にラグラスロが帰ってきたからと言って何かをしなくてはいけない決まりはないが、起きてしまってはもう部屋にいてもやることが無く退屈だ。


「今日のお帰りが遅かった理由でも聞いてみるか」


 廊下を出てすぐの出入り口を通りラグラスロのもとに向かう。

朝昼晩と世界は暗いので今がどの時間帯なのか分からないが、昼食後の昼寝を軽くしただけなのでまだ日中、のはずだ。朝に飛び立ち昼に戻る、というルーティンが定着しているらしいラグラスロだが、どうやら少し様子がおかしい。


「おいおい、今日はどうしたんだ? 時の流れを忘れていつもよりゆっくりしてたのか? いやいやまさか、体内時計完璧黒龍さんの時間感覚がぶっ壊れたら困りますよぉ〜」


「心配いらぬ。我が体内時計は今も正常よ。丁度今、本来なら大気が一番暖まるような時間帯であるよ」


「おっけ了解。俺が失踪して1ヶ月ってのもラグラスロがいなきゃ気付かなかったし、これからも頼むぜ」


「心得た」


 結局なんで帰るのが遅かったのか聞きそびれてしまったが、話に一区切りついてしまったような雰囲気なので今から追求し辛い。


「ところで、グラナード。なぜ我が今日、普段よりのんびりしていたのか尋ねたな?」


「え、お、おう。なんだ、教えてくれるのか」


「理由は簡単だ。ほれ、もう降りてもよいぞ」


「……降りる?」


 ザザッ__と、黒龍の背後、グランから見えないところで何かが地面に落下したような音が聞こえた。


( 何か、いるのか?)


 グランは顔を(しか)めながら覗き込むように少し横移動する。勘づいてはいた。もう降りてもいい、というラグラスロの言葉。それを聞いてから何かが降りる音。


 言葉を理解している時点で、黒龍のような特異な存在でない限り、その正体は。


「あ、えーっと、その」


 紅く長い、しかし邪魔にならないよう後ろと横で束ねられた髪。メイア・スマクラフティーとは違って大人しそうな印象を持つが、グランよりも歳上のように思われる女性。

 一言で言えば、美しい。


「私、ミステルーシャ・アプスって言います。アプス家の三姉妹の末っ子ですが、でも強くなくって。お役に立てるか分かりませんけど、宜しくお願いします」


「俺はグラナード・スマクラフティーだ。皆からはグランって呼ばれてる」


「あ、はい! あの、私はルーシャって呼ばれてるので、ルーシャと呼んでいただければと!」


 握手を求めてルーシャがグランの方へ駆け寄る。

 しかし、


「あ!」


 と、その声が聞こえてからではもう反応が遅すぎた。

 バランスを崩し転びそうになったが、その先にグランがいたため怪我もなく一安心。反応が遅れたとは言え、グランが前のめりになるルーシャの体を受け止めようとしていたお陰でドミノ倒しにならずにすんだ。


 しかし、中途半端な体勢だったからこそ、事件は起きた!


「ルーシャ、大丈……ん?」


(なんだ、なんだ? よく分からないが、嫌な予感がする。俺が失踪する前にも起こったようなとんでもない何かが、女子だからこそ余計にまずい何かが!! )


 グランの左手はガッチリと肩を掴んでいる。問題なし。

 では、右手は?


「あのぉ、グランさん? あ、いや、私が転びそうになったのが悪いのは理解してます。でも、その、出会ったばかりで悪いですけど、なぜこの体勢のままなんですか?! 受け止めたらすぐどいてあげるとかしないんですか?! 」


 その右手はガッチリと、幸か不幸か、天国か地獄か、割と大きな (妹のメイアにはない) 胸を掴んで離さなかった。もはや大問題でしかない。


 冷や汗が滴る。



「早く離しなさいよおおおおおおおおおおおおおお!!!」


「どおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」



 案の定ぶん殴られた。力こそ弱かったものの、出会って早々にやらかしてしまったという事実が心にグサっと突き刺さりダメージは甚大だった。




「さて、もうよいかな」


「ラグラスロさぁん?! さっきの動乱を見て、よくまあ普通に話を切り替えられますねぇ!」


「ちょっとグランさん、もうその話はいいですから!」


 ひとまずミステルーシャ・アプスの怒りは収まり和解したものの、完全に全ての不満が解消している訳ではない。が、この世界でいちいち仲違いをしていては生きていくことも難しいのでこの件については基本的に追求しないことになった。


「で、なにか話か?」


「うむ。主に用があるのはミステルーシャの方だ。ここに来るまでに軽く失踪事件とこの世界については触れたが、まだ説明しておくべき点はあるからな。故にグラナード、汝は話が終わるまで自由にしてよいが」


「うし、分かった。じゃあちょっとふらついてくるわ。中々この拠点を見て回ることも無かったし、いい機会だ」


「いってらっしゃい」


 ルーシャが微笑みながら言うと、一瞬グランは固まった。いきなり言われて驚いたのもあるが、久しぶりの「いってらっしゃい」という一言に感動してしまった。


「……おう」



 第一印象は内気だった。出会ってまだ数分でその印象がもう変わることはないが、強いな、と思った。

 ルーシャ本人が言うように、戦闘面に於いては確かに強くないのかも知れないが、もっと違う面で、精神的に強い人間なんだと。


 グランは今まで探索することのなかった拠点の内部を歩いてみることにする。


( にしても、失踪者か。話では約70年に一度とか聞いていたんだが、イレギュラーもあって然るべきか。いや、失踪事件に黒幕がいるのなら、そいつの気分で周期が変動していてもおかしくはないのか )


 

 新たな被害者が生まれてしまったことには勿論驚かされたし、多少の焦燥を覚えた。

 だがそれよりも、逆にグランは安堵していた。それはミステルーシャ・アプスが早くもこの世界に対応できているらしいこともひとつ。

 しかし一番の要因は違う。


「やっと、なんだよな」


 この魔界とも呼ばれる世界に来てからずっと蓄積されてきて、悪サイドに回った青年と賢王に出会うことで解消されていった毒のようなもの。


「新たに被害者が出たのにこう思うのはどうかとも思うが、けど……俺はもう、独りじゃないんだな」


 序盤、グラナード・スマクラフティーの心を蝕みつつあったこの孤独という毒。結局、それに侵されることなく済んだとは言ってもその片鱗は心に残っていた。

 だからここで(ようや)く、ルーシャとの出会いを通して内なる孤独と向かい合うことができた。「自分はもう独りじゃない」という武器を持って。



( もしルーシャの方が先に失踪に巻き込まれていたとしたらどうなっていただろうか。強い心を持っているからと言って耐えられたかどうかは分からない。俺が先にここへ来ていたのは救いだったのかもしれない )



 パチィィ_ンッ!と、頬を叩いて次々とやってくる思考の流れを遮る。



( いやいや、そんなこと考えてたって仕方ないだろ!! もしもの話は今はいい。ただ俺が救われた、今はそれだけで十分だろって!)


 気持ちを切り替え、拠点探索に集中する。最初から分かっていたとは言え、やはり周囲を見渡しても何もない。崩れた壁に天井。その瓦礫は撤去されずそのままで、本当にこの遺跡には最低限の衣食住しかないのだと認識させられる。

 この円形の遺跡がかつて何の役割を果たしていたのか全くわからないし、今となっては機能しているはずもない。


( でも、意味ないからって調査しないってのは、歴史学とかをまんま否定するようなもの。過去を知ることはきっと何か役に立つ時が来るはずなんだ )



 瓦礫を避けながら円の外周をなぞるように廊下を回って行ったが、いろいろ考えている内に一周が終わってしまった。

 結局何かそれらしい跡なんてものは見つからなかった。唯一気になったことがあるとするならば、壁の節々に意味ありげな絵らしきものが彫られていたことだが、何の絵だかよくわらなかった。


「何か生き物を模したようなものが2つあって、それを繋ぐように3〜4本の水平に引かれた線分。太古から伝わる伝承かなんかを掘っただけとも考えられるけども……」


 グランは決して頭が良い方とは言えない。そもそもアル・ツァーイ村には学校こそあるものの、高等な教育が享受できるような設備までは整っていない。

 「学校で習うこと以上の勉強は独学でどうぞ」といった感じだ。だからグランの知識も独学のものが多いし、それでも浅いものは浅い。


「はぁ、わかんねえもんはわかんねえ。そうだな、一通りやる事が終わったら解析でも始めてみるのも……なんて、博識でもないのに簡単にはできねぇか」



 と、そこに、壁から覗き込むように紅い髪が姿を覗かせる。先程来たばかりのミステルーシャ・アプスだ。


「あ、いたいた。グランさん、ラグラスロさんが呼んできてくれって」


「おお、ルーシャか。もう話は終わったのか?」


「は、はい。それで、次はグランと私の2人に話があるとかなんとか……」


「何の用なんだ? ま、いっか。行こうか」


「はい!」


 そして、再びイベントは発生する。



追記:

 ただいま第二章の十話辺りを執筆していて、気分転換に改稿及び修正を施したところなのですが…………ルーシャの登場はもっと初期の方が良かったなぁと今更ながら思ってまして


 第一章って闇の世界だとどうしてもグランが一人で行動する描写ばかりになってしまうので、独り言以外は地の文メインになってしまいますよね

 ちょっとそこが私的には後悔なのですが、筆者及びキャラクターの成長を見守ってくださると幸いです!

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