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小さな花  作者: 雨世界
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 お医者さんの先生と一緒にいた二人の女の人は、まるで合わせ鏡でも見ているようにそっくりな女の人たちで、二人はどうやら双子のようだった。二人はお医者さんの先生の元で看護婦さんをしている姉妹のようだ。

 木の葉はそんな三人の大人たちと、女の子と、一匹の猫とともに、バスの止まっているバス停まで一緒に移動することになった。そうすることを看護婦さんの一人と女の子が進めてくれたので木の葉はそうすることにした。

(もう一人の看護婦さんはちょっとだけ怖そうな人だったけど、その人はすごく優しい感じのする看護婦さんだった)

 そのバス停までの道中、木の葉は女の子に「君は病気なの?」と聞いてみた。

 年老いた男性がお医者さんの先生であり、女の子がその患者さんであるということがわかってから、ずっと、そのことが木の葉の頭の中に引っかかっていた。

「ううん。病気はもう治ったの。それでこれから私、お父さんとお母さんに会いに行くの」と上機嫌で女の子は答えた。「バスに乗って?」と木の葉は言った。「うん。バスに乗って」と女の子は言った。

 その答えを聞いて、木の葉は心底、安心した。

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