魔物使いの必須武器、鞭を購入!
現在、私は武器屋さんで椅子に座ってお茶を御馳走になっている。
向かいに座っているドワーフのおじさんはブラウンさんで、ブラウンさんに言われて私が使えそうな武器を持ってきてくれたのがバイトのレオナルドさんだ。
ちなみにレオナルドさん、少し長めの赤毛を下の方で一つに括ったイケメンである。
「で、お前さんの利き腕は?」
「右ですね」
「じゃあ右の手を出せ」
「あ、はい」
素直に右手をブラウンさんに差し出すと、ブラウンさんは両手で私の手を調べ始めた。
ぐにぐにと揉んだり武器を握らせたりしてるけど、これで何がわかるんだろうって考えてたのがわかったのかレオナルドさんが説明してくれた。
「あ、これセクハラじゃないからね?こうやって動かす事で筋肉の動きや付き方を調べたり、物を握らせて力の入れ方を調べたりしてんの」
「おお、凄い」
「黙ってろレオナルド」
…あ、今気付いたけど私ドワーフと握手してない?微妙に違うけど似たようなものだろうし…よっしゃ!なんかよくわかんないけど私の内なるファン魂はこれで鎮まるはず!
「よし、大体わかった。お前は根本的に武器が向いてない」
真顔で言われた。
「わかってたけど断言されると流石に傷つく!」
「だがなあ…この手では無理だ。手に肉刺の一つも無い。握る動きをさせた時の感覚から考えて、お前さん、包丁すら握った事が無いな?」
手を見ただけで見抜かれただと!?
「……はい」
「え、ミーヤちゃんお嬢様だったりする!?」
「いえ、一般人です。ただお姉ちゃんが「キッチンは私の城だから」って立ち入り禁止にしてて…」
でも一応、調理実習で握った事はあるんだよ、包丁。
即行怪我して戦力外と認定されて見学一択だったけど。
ミツドリを倒した時に斧は持った、と思ったけど、空中に出現させてそれを握って振り下ろしただけだからな…。正確には持ってもいないし持ち上げてもいない。
「武器を握るのに慣れていない、それも包丁すら握れてない。となると、ナイフなんかを持った時に自分の指を切り落としかねん」
「こわっ」
「魔法をメインに、と言っていたが手の筋肉からして体術なんかもまったく出来んだろう。そんな人間では鉤爪も使えんだろうし…。女なら薙刀という手もあるが、使えば自分を転ばしそうだ」
このおじさん、手を見ただけで凄い見抜いてくる。確かに鉤爪みたいな近距離系は無理だろうし、薙刀ってあれでしょ?格好良いけどヌンチャクと同じで使い手が鈍いとあの長い棒部分を膝とかにぶつけるんでしょ?薙刀に遊ばれる未来しか見えない。
「え、じゃあミーヤちゃん、結局使えそうな武器無いの?あ!女の子に似合いそうな鉄扇とかは!?」
「アホかレオナルド!鉄扇は相当の修練を積まんと使いこなせん上級者用だろうが!鉄の塊を指先だけで動かし攻撃する事がどれだけ大変だと思ってる!」
「すんませんっした!」
ああ、そういや鉄扇って憧れの武器であると同時にめちゃくちゃプロ向けって聞いた事ある気がする。言われて見れば指の力だけで閉じたり開いたりするんだもんね。しかもそれで戦うんだもんね。そりゃプロ向けだわ。
「つまり」
「はい」
「お前さんが使えそうな武器は無い。が」
「が?」
「魔物使いの必須武器である鞭なら売れる」
「え、ちょ、待って下さい必須武器って何ですか?」
聞いた瞬間にブラウンさんの目が「こいつこんな事も知らんのか…」って目になったけど、本当に知らないんだよ仕方無いじゃないか!あとミサンガがさっきから光らない!つまり必須武器に関しては真実って事でしょ?ちゃんと聞いておかないと後で困りそう!
溜め息を吐きながらもブラウンさんがアイコンタクトでレオナルドさんに指示を出したらしく、レオナルドさんが説明してくれた。
「必須武器っていうのはその職業の人が絶対に持っている武器の事。…というか、持って無いとその職業とは認められなくなる、かな」
「そうなんですか!?」
何それ初耳!
「例えば、剣士の職業の男がいるとする。その男が剣を持ってなくて槍を持ってたらどう思う?剣士だって思う?」
「いや、剣士じゃなくて槍使いだよね?ってなりますね」
「そーゆー事。魔法使いなんかは別に杖を持って無くても魔法が使えればオッケーとされる。でも剣士は剣を持って無いと剣士とは認められないんだ。盾を使って仲間を守る盾士が盾を持ってなかったら、それはもう盾士じゃ無いだろう?」
おお、とてもわかりやすい。魔法使いは魔法そのものが武器だから問題無い。でも剣士が剣を持ってなかったら剣士では無い。成る程、それが必須武器か。
私が理解したからか、今度はブラウンさんが口を開く。
「そして魔物使いは魔物をしつける為に鞭を持つ。わかりやすいサインにもなるし、刃物のように致命傷にもなり難いからな。お前さんの場合、そんな事をしなくてもしつけられているようだが他人がそれを理解するかはまた別だ。使わんでも良いから一応持っておけ」
「必須武器ですもんね」
「それもあるが、何より主である人間が魔物をしつける鞭を持っている事で無関係の人間を安心させられる。冒険者を名乗る人間がギルドカードを持ってなかったら偽者冒険者だと思うだろう?そういう事だ」
「ああ、成る程。身分証みたいな物なんですね」
確かに、恐ろしいとされている魔物が町中にいたら怖いもんね。イースもハニーも良い子だって事を私は知ってるけど、他の人は知らないわけだし。
感覚的には大人しい犬だし私の傍から離れようとしないんだしリード無しで散歩してもオッケーだよね!って行ってる馬鹿飼い主が今の私だろう。お前が大丈夫でも無関係のこっちは驚くんだよ!って事だ。犬の安全の為にもリードは付けろ!ってなるやつ。
うっわ、やだ私ってば馬鹿飼い主?町の人に何も言われなかったのは変人の称号とハニーが大人しく私の腕の中に居たからか…。
「意味はわかったか?鞭もまたお前に扱えるとは思えん物だが、一応腰から下げておけ」
「了解です…!あ、じゃあどんな鞭があるか見せてもらって良いですか?」
「はーい、とりあえずミーヤちゃんが持てそうな鞭はこれとこれとこれとこれだな!」
「早い!?」
どさっ、と四つの鞭がカウンターに置かれた。
レオナルドさん、軽そうに見えて実は優秀なバイトさんだな?
「これが初心者向けの鞭。特に特筆出来るトコは無い完全なる初心者用。強いて言うならダメージが低いから、自分に当たっても痣にならない」
茶色の鞭を持たされる。握った感想は思ったより軽いな、って感じ。
というか痣って…そりゃ武器なんだから痣にもなるだろうけど、実際に聞くと内臓がちょっと怯えてヒュッてなる。ヒュッて。男だとタマがヒュッてなるらしいけど、女だからか内蔵がヒュッてなるんだよね。
「これは女性向けの鞭。強度やダメージは平均的で、色が女性に人気かな。それだけだけど」
次に持たされたのはピンク色の鞭。色しかアピールポイントが無いと言われても反応に困る。握った感想は持ち難い感じ。
「こっちは夜のお店で人間用に買われてる鞭。人間相手でもちょっと赤くなるかな?って程度の形だけの鞭」
おいレオナルド貴様。何て物を握らせやがる。
握った感想としてはおもちゃを持っている感じ。実際夜の玩具だろうしね!私よりもイースの方が似合うだろうこういうのは!
「最後のはコレ。値段が高いけど魔石が仕込まれてる鞭。魔力を流せば光属性のダメージを入れる事が出来るから魔物相手だとかなりダメージを与えれる。ただし魔力を流さなくても攻撃力が高いから、ミスして自分に当たるととても痛い」
最後に握らされたのは白色の鞭。見てみると確かに持ち手部分に白くて小さい魔石が埋め込まれてる。でもこれ確実に高い奴じゃないか。
握った感想としては一番重いって感じ。頑張って振ってもまず持ち上がらないよコレ。私が使ったらのたうつ蛇にしかなれないよこの鞭。
「…うーん、全部微妙って感じだね。ミーヤちゃんの腰に似合いそうなのも無いし」
「ヴヴー…」
うん、ハニーもそう思うんだね。でも実際、低身長な私の腰には似合わないんだよ。せめてもうちょっと細身な鞭なら大丈夫だと思うんだけど、鞭は攻撃力に比例してボリュームが増えてしまう。
どうしたもんか、もう形だけって事で初心者用のを買おうかなって考えていたら、いつの間にかお店の奥に引っ込んでいたらしいブラウンさんが戻ってきた。その手には、細い蛇のような黒い鞭が握られている。
「ん、やっぱり全部合わなかったか」
「ブラウンさん!わかってたんですか!?」
「当たり前だろうが。使いこなせるかどうか、そして使い手に似合う武器かどうかを見極めてこそのプロ。バイトのお前にはまだ早いんだよ」
「うう…言い返せない」
ブラウンさんに鼻で笑われたレオナルドさんが店の隅で体育座りをしてキノコを生やし出してしまった。武器を売ってる店で湿気って良いんだろうか。錆びない?
「さて、コレを持ってみろ」
「あ、はい」
とりあえずレオナルドさんの事は一旦忘れてブラウンさんが持ってきた鞭を握る。
……ん?今何か、魔力を食われたような?
「魔力を奪われたような感覚はしなかったか?」
「しました」
「だろうな。こいつは魔力を与えれば思い通りに動く鞭だ。本当はどんな属性の魔力でも纏える鞭を作ろうとしたんだが、魔力を思ったより食う鞭になっちまってな。火属性の魔力を与えれば火を纏い、闇属性の魔力を与えれば毒を纏う。しかしそれを発動させるにはかなりの魔力が必要になる」
うーむ、魔力を食うとはいえかなり凄い鞭な気がするけど。
「そのうえ魔力次第で思い通りに動くし伸び縮みもする」
「え、何ソレ凄い」
「確かに凄いかもしれんが、予定通りの物が出来たわけじゃねえ。失敗作だ。だがお前は魔法を使うんだろう?ならば魔力もそれなりにあるはずだ。しかも魔力次第で怪我をしないで思い通りに動かせる。お前さんには丁度良いと思うが?」
にやりと笑うブラウンさんに、こっちもにやりと笑って返す。
「うん、かなり好みかも。戦いのセンスとかは難しいけど、魔力でどうにか出来るならどうにかなるもん。魔力消費が凄くて使えなかったとしても細い鞭だから私の腰に下げてても違和感なさそうだし。ブラウンさん、これ幾らですか?」
「出来は良くても失敗作、見る度に腹が立ったからな。それを買ってくれるんなら、本来の銀貨五枚を安くして銀貨一枚でくれてやる」
大人しくしてくれているハニーを撫でつつミサンガチェック。うん、嘘は吐いて無い。
「オッケー、買います。本当に銀貨一枚で良いんですよね?」
アイテム袋から銀貨一枚を取り出してブラウンさんに渡しつつ一応確認する。
「おう、一枚で充分だ。毎度あり。ついでにおまけとして鞭を下げる為にウエストポーチもくれてやる。アイテム袋をそのまま持つよりは安全だろうし、こっちとしても倉庫の肥やしにするしか無かった物だしな。色は黒だが鞭も黒だし問題無いな?」
「はい!ありがとうございます!」
お礼を言うと、ブラウンさんはさっさと奥に引っ込んでしまった。おそらくウエストポーチを取りに行ったんだろう。でもウエストポーチは助かる!鞭を下げる為にベルト買わないと駄目かなーって思ってたんだよね!しかもポーチの中にアイテム袋入れれば多少安全になるし!今までは私が抱っこするハニーにアイテム袋を抱っこしててもらってたからね!
え、だって魔物である、しかも警戒心強いキラービーから物盗もうとする奴そうそう居ないよねって思って。実際チラチラ見られる事はあっても引ったくりは無かったよ。
ブラウンさんとウエストポーチを待ちながら出されたお茶を飲んでいたら、何故かレオナルドさんにお茶菓子を出された。これってクッキーかな?
「いやー…ミーヤちゃんって凄いね!ブラウンさんって結構ケチな所があるからさ!失敗作を値引きする事はあっても半額以下の値段なんて初めてだよ!しかもおまけまで!いくら倉庫の肥やしになってるって言っても最低でも銅貨五枚で売るおっさんなのに!」
「マジっすか」
「ヴー♡」
出されたクッキーを食べたら砂糖が暴力的に入ったクソ甘い塊だったのでハニーにあげたら喜んで食べた。クッキーを上の両手で持って食べる姿は実にマスコットチックで可愛らしい。今あげたのは食べかけだったからそこまで喜ばれると申し訳ない気もする。
「凄いなあ!本当に珍しい物を見せてもらっちゃったよ!あのおっさん本当に気難しい人なのに今日はかなり優しかったからね!俺がバイトさせてください!って頭下げても半年完全無視されてたんだよ!ずっと頭下げた状態を半年間、毎日朝から晩までずぅっと維持してたからね!お客さんに聞かれても「置き物だ」としか答えないせいでバイトとして働き始めてから「あ、置き物さん」って呼ばれたりさ!こんなイケメンを置き物扱いって酷くない!?」
レオナルドさん、口が軽いってかマシンガンなトークだな。
「そうですねー。でも不細工や普通の顔よりイケメンの方が置き物に適してると思いますよ。置き物が不細工だったら心が荒みますし。イケメンや美女の絵画の方が見てて楽しくないですか?」
「え、何その返し方初めて!今まで女の子との会話する時に毎回このネタ使ってたけどそんな返し方されたのは初めてだよ!ミーヤちゃん、変わってるって言われない?」
「言われるってか変人の称号持ってます」
「だろうね!」
良い笑顔で肯定すんな。事実だけどさ!
レオナルドさんと話していると、ウエストポーチを持ったブラウンさんが戻ってきた。
「これがウエストポーチだ。付け方はわかるな?」
「はい、多分大丈夫です」
受け取ったウエストポーチを腰に……ちょっと手間取ったけど、ハニーの手助けを借りて良い感じに付けれた。ちゃんとウエストポーチに鞭も下げれた。
現在の装備、腰の左前側にポーチ、右後ろ側に鞭がセットされました!
本当はお金を出す時に素早い方が良いと思ってポーチを右前側にしようかと思ったんだけど、それだと利き手である右側に鞭が下げられなかったんだよね。咄嗟の時に武器を掴めないとか死ぬしか無いもん。なので歩くのに邪魔にならず、利き手でさっと取れる右後ろ側に鞭。
ポーチはじゃあ、左後ろ側…って思ったけど、中にお金とか色々が入ったアイテム袋を入れるなら前側にした方が良いと指摘された。後ろ側に付けてると、背後からこっそり中を盗られる事もあるらしい。それなら前側に付けてた方がまだマシだし、仮に盗まれても犯人の特定がしやすいとの事。うん、平和ボケした日本人ですみません。助言めっちゃ助かります。
「良し!オッケーです!」
「ヴヴー!」
「うん、似合う似合う!」
「まあ、どうにか魔物使いとしてのスタート地点って所だな」
ハニーとレオナルドさんは素直に褒めてくれたが、ブラウンさんの反応はツンデレっぽい。ドワーフのおっさんはツンデレ説があったけど、もしや本気でツンデレが多いのだろうか。
「じゃあ最後にその鞭の一番重要な説明だ。そいつは持ったらわかるだろうが、勝手に魔力を食う事もある。だがまあ、問題無さそうなら食わせておけ。魔力を食ってお前の魔力に馴染めば、思い通りに動かしたりや火を纏わせたりする時の魔力消費が格段に低くなる」
「マジですか!?」
「マジだ。今の状態は、湯船に手で掬った水をちまちま入れてるような状態に近い。だが手で掬った程度の量なんてたかが知れてる。しかし、その鞭にお前の魔力が馴染みさえすれば湯船にバケツで汲んだ水を入れれる状態になる」
「かなり効率が良くなるし、魔力が無駄にならないって事ですね!」
「そういう事だ。時間はかかるだろうが、馴染みさえすりゃお前の手足のように動くはずだ。それに一回馴染めばもう勝手に魔力を食う事も無くなるから安心しろ」
「はい!色々と教えてもらって、しかも安くしてもらったしおまけもくれたし、本当に色々!ありがとうございました!!」
「ヴヴヴッヴー!」
ブラウンさんとレオナルドさんの二人にハニーと一緒に礼を言って武器屋を出た。
腰から下げてる鞭にはまだ違和感があるけど、まあ慣れるだろう。多分。
そういえばレオナルドさんもイケメンだったのにルークと違って普通に話せたな。イケメンなのが駄目だったのかと思ったけど、多分アレだ。直前に嫌なタイプの冒険者に声を掛けられてたせいで無意識に警戒してたのかもしれない。だから良い人でも変な先入観で見ちゃったのかも。
………次はもう少し普通に話そうかな。悪い事をしてしまった気分だ。
「ヴー!ヴヴヴヴヴ!!ヴヴー!」
「ん、どうしたのハニー」
「ヴ!ヴヴヴ!ヴヴヴッヴヴヴヴ!!」
「蜜集めがしたいの?」
適当に地図を見ながら歩いてたけど、周りと見ると確かに綺麗な花壇が広がっていた。ここは中央公園ってトコかな?真ん中に噴水があって、その周りに花壇がある。花壇にはそれぞれ色んな種類の花が綺麗に咲き誇って…っととと、ハニーが思わず飛び出しそうだったから少し強めに抱き締める。
蜂が花の蜜を集めると花の受粉を助けるから良い事しか無いんだけど、一応許可は取っておいた方が良いと思うからね。無断で花壇に立ち入って荒らしてる魔物だと勘違いされたくはない。
「ちょっと待ってね、一応許可くれる人探そう」
「ヴー…」
不満げだが一応納得はしてくれたらしい。だがしかし、許可くれる人って誰なんだろうか。とりあえず周りを見渡して、ナイスタイミングで水遣りしてる人とかいないだろうかと探してみる。
すると、すぐ近くで花に水遣りをしている人がいた。どうやら水魔法を使ってスプリンクラーのように撒いているらしい。ラッキー!と思って私はその男性に駆け寄って声を掛けた。
「あの、すみません!この花壇のお世話をされている方ですか!?」
「うん?おお、儂がこの花壇の所有者じゃが、お嬢ちゃんは何の用かね?」
返事をしたその男性を見て、私は硬直した。
いや、またイケメンだったのかって?ああ、その通り。
私が声を掛けた人はまたもやイケメンだった。しかも長めの金髪に緑の瞳というイケメンだ。ルークはくすんだ金髪だったけどこの人の金髪は日の光でより煌めく綺麗な金髪。口調がジジイ?そうだね、でもこの特徴を聞けば納得するよ。
私が声を掛けた男性は、耳が長い色白のイケメンでした。
この人、明らかにエルフなんですけど!?




