手術
真っ白く照らされた空間、そこで、カチャカチャと作業をする音だけが聞こえる
「メス」
「はい。」
白衣を身に付けた人物が、手術台の男性、その腹部にメスを入れていく。
と、その手術台の方から声が聞こえた
「すみません、どうなってるか見たいんでモニター見せて貰えませんか?」
その男性は、自分の腹部を切られているにもかかわらず、平然と話をしていた。
しかし白衣の人物も知っていたのか、動揺した様子はない。
「毎回思うんだが、なぜ見たいんだ?自分の内臓だぞ?全く持って度し難い……」
と言いながらも、スマホを上から吊り下げた
「ありがとうございます。こんな経験、めったにできないですよ!」
話している間にも、腹部からはピュゥッと血が吹き出ている。
「そうか、俺は絶対に経験したくないが……」
そう言いながら、白衣の男は手術を再開した。
「くそっ、話してるうちに血だまりがっ。バキューム」
「はい。」
助手が即座に手渡す
キュイイィイイ
「血管が再癒着してるだと!?再生が早すぎる。鈴木、お前の身体はどうなってるんだ!?」
白衣の男が手術台の男に愚痴を言う
「そんなの知らないですよ。ってかここまで僕を改造したのあなたじゃないですか!」
「俺は反対したぞ。人道的でないとな。その話は後だ。メス!」
再びカチャカチャと器具を動かす音が聞こえ始める
こうして、常軌を逸脱した手術が続けられた。
続きは誰かに任せます。
待ってます。