第0章 プロローグ
初投稿です!
分かっていないシステムも多くありますが、間違っていたり、足りない部分などは指摘してください。
誤字脱字等注意しますが、もし見つけた際は、教えていただけるとうれしいです。
よろしくお願いします。
数日前、猫を助けるために車道に飛び出していった心優しいアイツは、齢15で帰らぬ人となったはずだった。そう、はずだったのに、何でお前は今目の前にいるんだろうか?
遡る事数時間前、俺は遅れて登校していた。別に学校が嫌で引きこもってるとかそういう事は一切ない。まぁ、友達はいないほうだと思うが。なら何故遅れたか?それはある人物の死だろう。3日前のことだろうか、近所に住む幼馴染『』が猫を助けるために死んでいった。アイツは身近に困ってる人がいたらすぐ助けに行くようなやつだ。今回も手が先に出たんだろうな。その日たまたま一緒に帰っていた俺はそんな光景を目の前で見ていた、見ていただけで何もできなかった。そのことに関しては思うところがない訳じゃない、嫌、凄く責任を感じてる。クラス委員として周囲に慕われてるアイツが死んで、俺が生き残ったんだからな。でも、これはないんじゃないか?
ー 眼前に車が迫った俺は、後ろから押された確かな感触を残した人物に心の中で問いかけた ー
と、これが俺の最後の記憶だったわけだが、どうして俺は見知らぬ姿になった幼馴染に見下ろされているんだろうか?