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しるし2(詩集)

七月半ばの夜に

作者: さゆみ

たぶん耳鳴りと夜特有の畝り

ぼんやりとした風

遠く斑に光る鉄塔

瞳を閉じない都会


たよりない脳に喝を入れた

ドキュメント映像は

病魔と闘う少年の姿

その想いに打ちひしがれる


夜のスピードは加速する

体内時計の歪み

心の甘さ

素通りした靄

きっと不可思議な空洞


弾けてしまった緊張の糸

いつの間にか失くした真摯

慣れという傲慢は

翼を開かせない


不調と不信が相まって

ガクガク震える肢体

鳴り止まない絶望歌

もう一度

もう一回

追いかける希望の歌


工場の煙は消えることはない

働き続ける人たち

何のために

もう一度

もう一回

星が見えない空を仰いでみる







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― 新着の感想 ―
[良い点] 最後の、もう一度、もう一回、星が見えない空を仰いで見るというところが、とても良かったですo(^-^)o
2015/07/13 09:58 退会済み
管理
[一言] 暗い夜景と沈んだ心情が「追いかける希望の歌」 に集約されていく過程がいいなと思いました。
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