沼レベル7・コメダ愛を広める
私はコメダが好きすぎて、コメダを語りたくなった。コメダを語ろうと思うと、SNSの短文では到底表現しきれない。だから、創作プラットフォームのひとつ、noteでコメダを語るためだけのアカウントを作り、新作の感想を中心に書き残している。私はいわゆる「書き専」であり、フォロワーの記事を読むことは極めて稀である。しかし、コメダのハッシュタグがついた記事に関しては巡回している。みんながどのようなメニューを頼み、どのような感想を抱き、どのような時間を過ごしたのか。そういった文章を読んで、他人のくつろぎ体験さえも楽しんでいる。
とてもありがたいことに、記事を投稿すると、多くの方から反応を頂けるようになってきた。そのひとつひとつがとても嬉しく、日々感謝している。特に「コメダに行けないけど/このメニューは食べられないけど、noteを通して楽しめた」という意見をよく頂戴する。フードライターのように、美味しいものを美味しそうに表現するのは苦手だ。ならば、読んだ人が楽しめるような文章にしたいと思ったのも、こういったコメントがきっかけだった。私が肌で感じた「ワクワク」「心地よさ」を意識し、せめて自分がコメダで楽しく過ごせていることだけでも伝わったらいいなと思っている。そして、あわよくば私の文章を読む人の脳内にコメダが刷り込まれ、ふらりとコメダに入ってくれたらと目論んでいるのだ。
私にとって、コメダの記録は愛情表現であり、同時に布教活動でもある。記事の文字数は毎度3000字を超える。今回、沼レベルとして1〜6を設定したが、この執筆活動こそが沼レベル7に相当するのではないかと思う。
そんな自己満足noteだが、一度だけ、投稿コンテストで受賞したことがある。そのコンテストは「#推したい会社」。Money for Goodというプロジェクトとnoteが協力して開催されたものだった。私の推しである株式会社コメダホールディングスを思う存分に語れる場を、運営の方から設けて下さったのだ。こんなの私のためにあるようなテーマじゃないか。
とは言え、好きに書き散らしたわけではない。そう、こんな風に。「#推したい会社」コンテストの趣旨は、社会課題の解決に向けて取り組む企業を応援したいというもの。Money for Goodというプロジェクトも、お金の使い方を社会を良くする方向に使おうという活動だ。それらに沿ってコメダをねじ込む必要がある。
さて、そんなことが可能なのかというと、もちろんできる。コメダはサステナビリティ活動に励んでいるのだが、これまで紹介する機会がなかった。コンテストという大義名分を得た今こそ、この活動を語る時ではないか。私は喜び勇んでこのコンテストに参加した。そもそもコメダは「品質とお客様」「人と働きがい」「環境」の3つのテーマで、自社のサステナビリティ活動を分かりやすく紹介してくれている。コメダのサステナビリティ活動を語るにあたり、私は他のコーヒーチェーンのサイトもチェックした。だが、サステナビリティ活動のアピールに関してはコメダが一番充実していると思う。ホームページのデザインや記事の更新頻度を見れば、熱量が伝わってくる。その中からコメダの独自性を感じられる活動を抜粋し、まとめていった。しかし、それで終わってはダメだ。私がコメダを応援していることを伝えないと。私の応援とは、株である。これが私のMoney for Goodの在り方だ。というわけで、株の購入アピールをして締めた。
結果、まさかのMoney for Good賞を受賞。掲載順からして実質4位。周りが真面目な投稿をしている中、私だけが実にふざけた書き方をしている。運営はよくこんなものを選んでくれたものだ。
ちなみに受賞作品の紹介コメントでは「コメダ珈琲店の大ファンであるきなこさん」「コメダ珈琲の推し活として日頃から投稿をされている方」と呼ばれ、noteサイドに私の活動を把握されていることが明らかになった。しかも、株式購入を「究極の推し活」と表現している点がとても力強いと評されていたのだが、そんなこと、今回の受賞作品では一言も述べていない。株式購入を「究極の推し活」として綴ったのは、株を購入した時に書いた別の記事なのだから。定期的に目に留まっているってこと?怖い。
いや、怖いと言いたいのはnoteサイドか。ずっとコメダのことばかり語って、投稿コンテストにも乗り込んでくる異常者が、自分のプラットフォームに棲みついているんだから。もしかして、こいつを一度どこかで受賞させておかないといつまでも投稿企画にコメダをねじ込んでくると思われたのだろうか。それなら大変申し訳ない。私は今後ともコンテストに遠慮なくコメダをねじ込んでいく。どうかコメダを挟む隙を見せないような企画作りを頑張って頂ければと思う。
スタバといえば、Instagram。コメダといえば、note。そう言われるくらいに、読者の潜在意識にコメダを刷り込み続けていくつもりだ。
読んで頂きありがとうございます!
完結まで頑張ります!