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神狐の継承

「痛った!」


「ふん!」


「なんで?!なんで僕殴られたの?!」


「顔がウザかったから」


「ひどくない?!ねぇ!流石にさぁ!」


改めて見るとこいつ狐耳が生えていやがる!!!



ごちゃごちゃ喚いてる狐耳の奴は、放っておき周りを見渡す、狐神のような雪しかない銀世界っていうわけでもなくこちらは一面氷の世界だ、とてつもなく純度の高い氷らしく鏡のように反射している。



うわーキレー、と思いながら眺めてたら。



「いつまでそうしているのですか?」


と狐耳の奴ではない声が聞こえ顔を慌てて上げると、そこには狐耳が生えている美人がいた。



「結婚してください!」



思わずそう口走ってしまった。



「何を馬鹿なことを言ってるのですか?

私達はもう死んでますよ」


「は?」


「うーん痛かったー!」


とここで奴が復活してきた。


「聞くのすっかり忘れてたけどお前何者何だ?」


そこで奴は驚くべきことを言った。


「僕は8代目神狐さ!もう死んでるけどね!」


「は?」


「ちなみに私はあの世界の前の巫狐です」


「え?」


「まずこの空間がなにかわかるかい?ロイスティア君」


「なんで俺の名前知ってんの!?そしてこの空間は知らんわ!」


「そりゃあこの空間が入って来たものの情報を読み取るからだよー」


「早く本題に移行してください」


「わかったわかった、

じゃあ本題に入ろうこの空間の名前は

「継承の間」っていうんだ。この空間は文字通り神狐という役職?を継ぐ存在に前の神狐が次の神狐へと神狐と言うものを教えるためにある。僕達はそのためにこの空間に次の継承者が現れるまで死んだら魂の状態でここに残る。」


「そこで現れたら継承者があなたです。

まさか人族だとは思いませんでしたが。」


「ま、待ってくれ人族だと珍しいのか?」


「そりゃあ本来神狐っていう名前があるくらいだから狐が継ぐんだよ。これまでも初代から僕、8代目までは全員狐だったしね。」


「え、まるっきり話に聞いた妖狐族の容姿なんだけど」


「あぁこれね、これは化けてるんだよ。狐のままでもいいけど多分君威圧されて喋れなくなっちゃうしね。」


「狐が継ぐってそんな強い狐ってポンポンいないだろ?」


「いや、この世界の狐だけじゃない別世界の狐も含めてすべての狐だ。」


「え、壮大すぎない」


「ちなみに君が9代目となるなら

史上発同じ世界に連続で神狐が生まれるね!」


「ここにこさせたってことは何か試練とかあるのか?」


「鋭いね!その通り神狐となるものは神狐になる前から強くなくてはならない、その力だめしさ」


「って言っても俺力ないぞ」


「今はね、君は潜在能力だけ見たら歴代で最も高い、地球からこちらの世界に来たことで魔力と魔法が使えるはずだよ」


「使い方わかんないんだけど……………………」


「あぁ、あの駄狐神が教えなかったのね」


「そのとおりです!」


そこを見抜くとは見直した!


「じゃあ使い方教えるから一発で覚えてね!」


ちょっと見直したらすぐこれだ!

すると今まで黙ってた先代の巫狐さんが


「今から魔力を流すので感じ取ってください」


と言って腕を掴んできた。

うひょー!と思ったのはバレたら殺されそう


すると手のひらから心臓にかけて熱いものが通った。


「ぐぉ!」


思わず叫んでしまったが自分の中に線というか魔力の通り道を見つけた。










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