【Re start】
【始まり‼・・・ぃや終わり。】
〔???〕
「決めたぁ…‼今度はこのおもちゃにしよぅ…と‼」
にちゃにちゃしたとてもじゃないが褒められない。
否‼褒めたくない表情を浮かべた気味の悪い男が気怠そうに伸びをしながら言った。
「君はぁ…少しくらいは楽しませてね…。」
「ふっふっふっふ♪ソーイッ☆と」
今度はクルクル回したピザを放り投げるかのように指を勢い良く回し
一人の死んだ魚の目をし下を向いてブツブツ言いながら歩く作業服姿の絶対に闇を抱えているであろう者の背中に指を指す。
時は少し遡り…場所は地球のとある島国での事。
「か~……ペッ‼」道に吐いた自分の汚いDNAを横目に歩く。
それから5歩程の所で先刻の大博打を思い出し、涙等ないだろうに泣き顔を浮かべながら言葉が漏れる。
「なんで飯代までなくなるかねー。朝、野良猫に猫缶買ってやったのになんもきやしねーよ。。」
彼のアパート近くにあるパチンコ店の立体駐車場に住む黒猫に餌をあげると徳をつむ事が出来て良く当たる等というジンクスに縋らなければ「煙草をあと1箱買えたな」
と考えながら家に帰る。
その刹那それは起こった。。。
≪ピィィィィーン≫
天から一筋の光が、男の身体を貫き地に落ちた。
男は自分が絶命した事等気付く事すら出来なかった。
、