詩し つながりあう人達
「誰かいないかなぁ」
さびしいからって泣いて 隣の人と手を繋いだ
悲しいからって嘆いて 逆隣の人と抱きしめ合った
もっと大勢の方が良いからって 集まったら微笑みが生まれた
もっとたくさんになった方が良いからって そう考えたら楽しさが生まれた
顔を合わせて おしゃべりして
笑って 言葉をかわして ふれあって
人と人の軌跡が奇跡へ重なるから 思い出と歴史が増えていくんだ
どんなに暗い夜道でも
険しい場所でも
思い出せば 大丈夫
この世界には
顔を知ってる誰か
顔も知らない誰かがいるという事を
「誰かいてくれないかなぁ」
「ストーリー」
きっと僕らは、一人では生きてはいけないから。
どうでも良い誰かや大切な誰か、嫌いな誰かだって、この世界に存在している。