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そのなな リーナと羽虫


ートン、トン、トン。


と、リズムよくリーナの家の扉が音を立てる。


大衆食堂兼旅館、お店じゃなくお家の扉なる。


「はあい?」


と、愛想良く扉を開けて、驚いた。


でっかいくりくり青空みたいな瞳でと目があった。


「ウィル、なに、これ?えっ、羽虫?そうなの?卵残念だったわね?」


しょんぼり幼馴染みの肩くらいまでの大きさの羽虫が、ブンブン空飛んでる。


「甘いの好きかな?」


ちょうど、期限間近の卵使って焼き菓子作ったとこだった。


ためしに、いっこ、ほうりなげたら、ビューンとおいつき、パクリと食べた。


思わず拍手のリーナさん。


卵のお菓子も羽虫に食べられたウィル・フィル。


ついでに、イェティー一家まで出前を頼まれた。


最近、おめでた雪女さん。


胃に優しいアイススープをリーナ考案。


どうやって持って行こうか考えてたら、ブンブン羽虫がヒューッと氷の息吐いた。


あれ?氷の息も吐き出す羽虫。


「なつのお料理手伝ってね」


たんまり焼き菓子、餌付けされ、すくすく育った羽虫さん。


リーナが渡した氷のごはん。


両手で今日に持ってとぷ。


ブンブン、ブンブン、元気な羽虫。


「羽虫ってよりも、蜥蜴みたい。いいなあ、私も、なんかペットほしいわ」


今度、マークかヤーガバーバにお願いしてみよう。


おが3つある猫とか可愛いし。


るんるん気分で仕込みする。


雪女さん、差し入れ気に入ってくれるといいなあ。


照れ屋の旦那さんイェティーが、こっそり妻の為に蜂蜜集めてもってきた。


口下手イェティー、大事な中間。


7歳で遠足みんなで遭難した時助けてくれた優しい優しいイェティー。


リーナたち5人組の命の恩人。


優しい雪女さんと、ラブラブだ。


ブンブン、羽虫、


頑張って私の料理とどけてね?

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