挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました

ブックマークしました。

設定

設定を保存しました
エラーが発生しました

カテゴリ

ブックマークへ

以下のブックマークを解除します。
よろしければ[解除]を押してください。

ブックマークを解除しました。

ブックマークする場合はログインしてください。
<R15> 15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕 が含まれています。

VRMMOで攻略とスローライフの両方を手に入れる方法

アドベント・ハーツ・クロニクル ~ARで生産職?~

作者:陽乃優一
この作品は、『VRMMOで攻略とスローライフの両方を手に入れる方法』の番外編・続編集『VRMMOで攻略とスローライフの両方を手に入れる方法 エキストラ』の中の平行世界編シリーズその他からのスピンオフです(長いよ)。元ネタを知らなくともほぼ大丈夫かと思いますが、設定の多くを流用しています。
「よし、だいぶ育ったな」
「そうだねー、お兄ちゃん」

 俺達の前に広がる、畑、畑、畑。生えているのは、大根、大根、大根。

「明日には収穫できるな。そしたら、市場(いちば)で売って売って売りまくって、大儲けだ!」
「私も収穫がんばるよ!でも、一週間でこんなに育つなんて、お兄ちゃんってやっぱすごい!」
「そうか?そうかな?へへ、美乃(みの)にそう言われると嬉しいよ」
「やだもー。あたしも嬉しい!」

 普通、大根は一週間では育たない。だから、すごいのは確かだ。もっとも、それが本物の(・・・)大根であればだけど。

「でも、この辺もだいぶ手狭になってきたな。建築ラッシュかな?」
「そうかも。また、別の場所見つけないといけないかもね」
「でも、定番の河原はとうの昔に確保されまくってるし、そもそも、魔物の大量出現地帯だし」
「ビルの屋上とかも、入りにくくなってきたしねえ」

 そう言ってため息をつく俺、田中(たなか)光希みつきと、妹の美乃みの
 目に映るは、ビルとビルの狭間の大地。そして、古いコンクリートから生えている、大根の群れ。
 いやまあ、実際に生えているわけではないんだけどさ。生えているように『見える』だけだ。俺達の持つ携帯端末から発する、感覚同調機能によって。



『フルダイブ?理論的にありえないね(ぷげら)』

 視覚的な立体映像を生み出すことは可能だが、データを脳細胞が直接読み書きする方法などありはしない。それが定説である。『仮想世界』を基にしたVRMMORPGなどに至っては、夢物語、おとぎ話、フィクションでしかない。

 この世界で実際に発達したのは、AR(拡張現実、Augmented Reality)。現実世界に情報を付与し、あたかもそこに存在しているかのように、あるいは、存在していないかのように、見せる。そしてその情報に対し、現実からアクションをかける。
 重要な要素はふたつ。ひとつは、感覚同調技術。拡張された存在を、人の視覚や聴覚、触覚に同調して認識させる。決して、神経や脳にデータを直接送り込んでいるわけではない。あくまで、目や耳、肌に対してそう認識させているだけである。
 そしてもうひとつは、リアルタイムモーションキャプチャ技術。こちらは、いわゆる人間からの出力情報を受け取るためのものだ。体全体の動きを微細な部分までリアルタイムに把握し、連動するシステムが処理を行う。

 このAR技術を用いたMMORPGが大人気を博している。もっとも、現実世界で楽しむゲームであるから、その現実世界の制約を受ける。空間的な、あるいは、時間的な制約を。運営会社が用意した魔物の出現やアイテムの活用もその例にもれず、人々が現実世界で移動し、活動できる範囲に限られる。また、多くの人々が住む地域では交流が盛んになるが、過疎化地域などは閑散とする。豊富な空間を求めて遠征するプレイヤーもいるにはいるが、毎日とはいかない。通常は、自宅近くでの場所取り合戦となる。
 このような性質から、従来のMMORPGとの違いとして、『生産職は厳しい』という傾向が見られる。アイテム生産とその流通には、ある程度の固定した場所が必要であるが、戦闘職は場所という観点では流動的であり、一か所に留まって活動することは少ない。時間的な制約も考えれば、『蝶のように舞い、蜂のように刺す』戦闘職は、ARゲームにぴったりである。戦闘職が用いるポーションや装備は公式配布のものを利用すればいい、プレイヤーが『生産』する必要はない、というのが常識的となった。

 それは、他に類を見ないほど豊富な生産職を用意したARゲーム、『フィールドワークス・オービット』、通称FWOでも、事情は同じだった―――



「―――ということだから、あんた達がいくら大根を育てても無駄なの!」
「無駄ってことないだろ。なあ、美乃?」
「そうだよ、そんなことないよ、真里奈(まりな)さん」
「あんた達ふたりが揃って無駄なことやってるって言ってるのよ!」

 教室の中に、瀬能(せのう)真里奈(まりな)の声が響く。
 周囲のクラスメートは、既に見慣れている光景のようで特に反応しない。『やれやれ』と肩をすくめる者が何人かいるくらいだ。

「そもそもね、あんた達兄妹がいっつもいっつもいっつもくっついてばかりなのがおかしいのよ!」
「おかしいってことないだろ。なあ、美乃?」
「そうだよ、そんなことないよ、真里奈さん」
「それはもう聞いた!」

 ぜーはーぜーはー、と肩で荒い息をする瀬能。

「小学生の頃までならともかく、高校生にもなってその密着具合はどうなのよ!」
「どうって…どうということはないだろ?ほら、美乃、あーん」
「あーん…うん、今日もお兄ちゃんの作った唐揚げ、美味しいよ♪」
「うがああああ!」

 ぜーはーぜーはー、と…。

「なあ、瀬能、疲れないか?そんなに何度も絶叫して」
「そうだよ、真里奈さん。疲れた上に声が枯れて、午後の音楽の授業で困っちゃうよ?」
「誰のせいで叫んでると思ってるのよ、誰の!」

 ぜーはーぜーはー…。

「よう、今日のノルマ終わったか?」
「ノルマちゃうわ!」
「終わったようだな。ほれ、そろそろメシ食わないと昼休み終わっちまうぞ」
「…食べる。和樹(かずき)、そのジュースちょうだい、喉が痛い」
「自分で買ってこいよ。ったく、これだから絶叫女は」
「うぐっ…」

 瀬能にはいつものように冷たい態度をとる、クラスメートの松坂(まつざか)和樹(かずき)。ちなみに、松坂は瀬能の幼馴染でもある。

「さて、そろそろ本題いくか。田中兄妹、大根でどれくらい稼げた?」
「まあ、1Mコインは超えたな」
「すげえ!さすが、回復効果激高な作物なだけあるな!」
「でしょでしょ!」
「RMTもできないのに、そんなに稼いでどうすんのよ…」
「畑を広げる!」
「そうそう!」
「いったい、何が楽しいのかしらね…」

 楽しいさ。それが美乃と一緒だと特にな!
 俺達がやっている『フィールドワークス・オービット』、通称FWOにおいて、いや、他のARゲームを楽しんでいるプレイヤー達にも、俺達兄妹は徹底して生産職に専念するプレイヤーとして有名だ。学校でも、掲示板でも。

「じゃあ、また放課後ね、お兄ちゃん!」
「おう、今日はFWOの『公式市場(いちば)』で買い物だ。新しい場所取りに向けて、ナスの苗を買いまくるぜ!」
「わー、楽しみー!」

 美乃が、1年の自分のクラスに帰っていく。ちなみに、残りの俺達は全員3年だ。

「ほんっとーに、何が楽しいのかしらねえ…」
「おい、真里奈。お前、槍使いだったよな。レベルいくつだ?」
「35」
「へー。スライムくらいは倒せるようになったか?」
「レベル1で倒せるわよあんなもん!」
「じゃあ、キングスライムは?」
「…あいつら、すばしっこくて」
「お前の持久力じゃダメだろうな。田中兄妹にあれこれ言える立場かよ」
「…」
「どうせ、さんざんこき下ろして挑発しようとしたんだろうけどさ、んな子供じみたことしたって、田中兄はお前なんかに振り向かねえよ」
「ちょ、本人の前でそんなこと…」
「田中兄なら寝てる」

 すぴー。

「…妹がいなくなれば、とたんにやる気なくすんだから…」



 放課後、予定通り美乃と合流し、FWO『公式市場』があるビル街に向かう。

「わー、『ソル・インダストリーズ』の出店もある!本社近くだからかな」
「おお、月面都市郊外の農業モジュールを模したアイテムもあるぜ!」
「レアだね!」

 『ソル・インダストリーズ』は、主に月面に生産拠点をもつ巨大企業グループだ。月や他の惑星・衛星の資源を採掘し、月面で製品を生産して地球に放出する。地球環境のクリーン化にも一役買っていることもあって、国際社会での評判はすこぶる良い。…ただひとつの、組織を除いて。

「『SOE』の諜報員は…いないよな。あいつら、いつも神出鬼没だから」
「迷惑よねえ。"Stay on Earth"(地球に留まれ)って主張するだけならまだしも、ロクなことしないんだから。ただのテロリスト集団よねー」
「だよなあ。こないだも、『アサバ産業』本社の周囲のAR空間を占拠した挙句、近づくプレイヤーを違法な感覚阻害アイテムで攻撃してくるんだから」

 SOEはもともと、各国政府の宇宙事業独占を民間企業が批判したのがきっかけで誕生した。民間企業への事業移管が進むにつれ、批判していた企業体はむしろ飛躍的な発展を遂げたのだが、宇宙からの搾取批判という形に転換したSOE急進勢力が狂信化、そういった企業体を『裏切者』と呼んでテロ活動を繰り返すようになった。
 SOEはいくつかの部門で構成されているらしく、その中でも『ミラージュ』と自称する部門の諜報員が、ARネットワークを駆使して『ソル・インダストリーズ』などへのテロ活動を行っているようだ。AR技術は携帯端末の操作環境にも使われているから、おかしな妨害活動をされると被害甚大である。

「でも、プレイヤーの方もまずいよね。戦闘職がここぞとばかりに戦おうとして。ゲームじゃないのに」
「まあ、下手な諜報員と比べたら、FWOトッププレイヤーの方がはるかに手際がいいのは確かだけどな。生産職の俺達には無理だけど」

 実際、感覚阻害といっても、圧迫感を覚えたり操作や動きが乱れたりする程度だ。日常生活という観点では迷惑極まりないが、相応のプレイヤーなら太刀打ちできるだろう。槍使いレベル35の瀬能とかな。

「そうよ!私達が守っていることを忘れないで!」
「噂をすれば、か。攻略はいいのか?」
「『ミラージュ』の連中を待ち構えてるってところね。パーティの仲間も巡回している。あんた達はせいぜいお気楽にスローライフしていればいいわ!」
「そっか、瀬能達がいれば助かるな。ありがとう」
「…!そ、そそそ、そんなこと、れ、礼を言われるほどのことじゃ…!」
「よう、チョロイン、俺はどこを回ればいいんだ?」
「謎の用語で呼ぶな!臨時の盾職の和樹は、本社裏手を…」

 パァアアアア…!

「…!?これって…!」
「広域感覚阻害…!?」

 ある地点から波のように広がる、不協和感。周辺一帯に広がっていたAR空間のあちこちに歪みが生じていく。
 防御レベルが低くともなんとか立っていられるが、目や耳、肌に不快感を覚える。こう、不安が煽られるような,そんな感じ。うえええ。

「あはははは!気持ち悪い?気持ち悪いよね!アタシのせいじゃないよ?これもみんな『裏切者』達のせいだからね!あはははは!」

 SOEのARネットワーク部門『ミラージュ』の諜報員らしき者が叫んでいる。一見、普通のFWOプレイヤーの剣士に見えるけど…あいつ、指名手配ポスターに顔写真が乗っていたやつのひとりだ!

「早速現れたわね!覚悟しなさい!」

 瀬能が槍を構え、諜報員プレイヤーに向かって走っていく。

「はっ!やあああっ!」
「よっと。へえ、結構動きがいいじゃない。でも、この不快感の中でどこまで続けられるかしら…ね!」

 瀬能が諜報員プレイヤーに詰め寄り、槍の攻撃スキルで突いていく。現実に槍を持っているわけではないが、データ相互干渉で少しは精神的な影響を与えることができる。相手の武器を落としたり、怯ませたり。
 もっとも、それは諜報員プレイヤーの方も同じだ。剣を振り、槍を薙ぎ払う。瀬能の服飾データが強力な耐性防御をもつようだ。戦いは互角、というところだろうか。

「ふん、ゲームで遊ぶつもりはないよ!発動せよ、【ペイン・ジェネレーター】!」

 諜報員の地点から、更なる波動が広がる。…うがあああ!なんだ、これ!?

「ああああああ!なに!?なによこれえ!?」
「痛い?痛いの?痛いんだ!やったわ、成功ね!あはははは!」

 肌が焼けるように痛い!少し離れたところにいる俺達も痛いが、諜報員プレイヤーに一番近い瀬能はもっと痛いようだ。
 こんな…バカな!AR技術による感覚阻害で、ここまで痛みを感じるなんて…!?

「SOEでも最高の技術力をもつ、アタシ達『ミラージュ』謹製の阻害プログラムよ!『ソル・インダストリーズ』が宇宙服用に密かに試作していた疑似痛覚(ペイン)吸収システム(アブソーバー)を奪って、逆に利用してやったのよ!あははは!」

 何がおかしいのか、高笑いをしながらネタばらしをする諜報員プレイヤー。

「これで!これで『ソル・インダストリーズ』の評判を落とすことができる!本社ビルの間近で、自社が密かに開発していたシステムで、人々を恐怖に陥れているからね!」

 それはどうなんだ?奪ったお前達だけが非難されるだけじゃないのか?これだから狂信者は…って、痛え、痛え痛え痛え!どんどん痛くなってきやがる!

「…おにい…ちゃあん…ひっく…いたい、よう…いたい…」

 隣でうずくまっていた美乃が、自分の体を腕で覆うようにして、泣きながら痛みに苦しんでいる。
 美乃…美乃…!

「や…やめろ…やめろ―――!」

 俺は、痛みに耐えながら、諜報員プレイヤーに走り寄って殴りかかる!

「はんっ、そんなへっぽこな拳、当たらないわよ」
「ぐっ…!」
「なによその装備、もしかしてアンタ、生産職?しかも、鎌なんて腰にぶら下げて、だっさーい。剣もロクに振るえそうにないアンタが、アタシにかなうわけないじゃん。あはははは!」

 ぷちん。

「せ…」
「ん?」
「生産職を、なめるな―――!」



 それは、一瞬の出来事だった。

 叫んだ俺の目と耳、そして肌を素通り(・・・)して、膨大なデータが流れ込んでくる。
 この地域の、この国の、世界の、あらゆるARネットワークのデータが、俺の頭に流れ込んでくる。

 あり得ない。あり得ないはずだけど…俺は、今、ARネットワークに『直接接続』している!?

 そして、俺が何をすればいいのか、何ができるのかを、『それ』は教えてくれた。
 『フィールドワークス・オービット』の前身であり、今では、あらゆるARネットワークシステムの基幹となっている、その、コアプログラム。

 『それ』は、俺に叫べと誘惑する。全ての想いを、ぶちまけろと。望みを、叶えろと―――



 「『アドベント・ハーツ』の名の下に現界(・・)せよ!世界樹【ユグドラシル】!!!」

 諜報員プレイヤーの足元を中心に魔法陣が現れ、その中から巨大な樹が出現する。その樹はみるみるうちに育っていき、空に向かって高く、高く伸びていく!

「な、な、なに!?なんなのこれ!?なんなのよーーー!?」

 突如として現れた大樹にだじろぐ、諜報員プレイヤー。大樹といっても、しょせんはARオブジェクトだ。物理的にぶつかったり、樹の上に乗ってしまったりはしない。しかし、いきなり出現した巨大ARデータの影響で、諜報員プレイヤーの感覚にも大きな圧迫感を与え、動きを鈍らせる。

「世界樹よ、その聖なる葉を散らせ!【ホーリー・リーブズ】!!!」

 大樹が輝き、辺り一面に無数の葉を散らす。葉の一枚一枚が淡い光を伴い、感覚阻害の波を、打ち消していく。

「そ、そんな…こんなにあっさりと【ペイン・ジェネレーター】の効果を無効化するなん…ごふっ」

 戦闘員プレイヤーが、崩れ落ちる。俺がみぞおちに放った、拳によって。

「言っただろ、生産職を、なめるなって」



「【ユグドラシル】は、まだ構想段階の仕様書レベルだったはず。それなのに、ARデータとして完全に生成されるとは…」
「光希すごいね!さすが私達の息子、やるじゃない!」
美樹(みき)、すごいとかいうレベルの話ではないぞ。『直接接続』だけでも異常なのに、基本理論を元に具体的な実体データを一瞬のうちに生み出すなど…」
「やっぱりあるんじゃない?『現界』能力が、光希にも」
彼女(・・)の予測が当たっていたということか…。しかし、今、彼女は元の世界だし…」
「まあ、いいんじゃない?光希なら悪用しないでしょ」
「そうではなくて、なんとか素性を明確にして活用できないか、ということなのだよ。そもそも『アドベント・ハーツ』を他社に公開したのも、他に『直接接続』できる者がいないか調査するためで…」
(みのる)さん?彼女も言ってたでしょ、『世界はみんなで作るもの』だって。一部の能力者が気まぐれに作るものじゃないって」
「…わかった、しばらく様子を見ることにしよう。しかし、『直接接続』の仕組みだけは解明したいものだ。あらゆる人々が利用できるようになれば、フルダイブ技術が本格的に開発できるのだが…」
「ねえ、もしかして、『アドベント・ハーツ』自体も光希が『現界』したんじゃない?まだよくわからないんでしょ、開発の経緯」
「数年前に光希が初めて『直接接続』現象を見せた時、いつの間にかストレージ装置にプログラムの断片が存在していたからな。あるいは…いやしかし、理屈が全くわからん…」



 今日も俺達は畑を耕す。十数メートル四方のナス畑だ!
 先の騒動を解決した礼として、『ソル・インダストリーズ』が本社玄関ロビーを貸してくれたのだ!今度は2Mコインは稼ぐぜ!

「だあああ!結構イケメンでARスキルレベルも高くて戦闘職ならすぐ人気プレイヤーになって広告収入やら芸能活動やらでリアルマネーいくらでも稼げるはずなのに、やっぱり生産職なの!?しかも、農家!」
「真里奈、だからお前は田中兄に相手にされないんだよ。見ろよ、美乃ちゃんと一緒に鍬をふるっている時の、あの笑顔」
「それに加えて、あんな凄いことまでできるのに…。絶対、すぐに有名人になれるわよ…なのに、なんで…なんで、ナスなのよ…」

 瀬能と松坂がよくわからない会話をしているが、かまっているヒマはない。俺達にとっては、畑を耕し作物を育てるのがARゲーム『フィールドワークス・オービット』での攻略活動であり、スローライフなのだ!

「来週はキャベツだ!」

評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ