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2通目

拝啓 小早川先輩におかれましては、時下ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。


 さて、まずはお手紙までいただき、大変恐縮ですが、お手紙をくださるならばもう少しお勉強なさってからの方がよろしいかと。

 書き慣れていないけれど頑張った! という感じは目一杯伝わってきましたので、いくらなんでも無視をするのは後輩として酷いかと思い、筆を取ったまでです。


 何度もお伝えしていますが、僕は酒を飲みません。酒を飲む場も、飲んでいる人、否飲んで理性をなくしている人も好みません。

 つまり、先輩のお誘いの酒を飲む場には、僕の居場所がないのです。その点、秋道は健全にお昼にご飯を誘ってくれるので参加しているまで。先輩だから、秋道だからではなく、場としての問題なのです。


 お分かりいただけたでしょうか。

 メールの返信をしなかったのはこの場を借りて謝罪します。申し訳なかったです。

 しかしながら、返事を返すという言い回しは、頭が頭痛で痛いのような不可思議な日本語になってしまいますので、お気をつけください。

 まあ、あなたが「かしこ」という言葉をご存知だったのには些か驚きましたが、あれは結びの句なので、頭語も必要です。


 結局、先日のお手紙が、どういう意図のものだったか、浅慮な僕では検討もつきません。苦情のお手紙として受け取り、それに対するお返事となりました。

 それでは季節の変わり目です、いくら先輩が風邪をひかない人種とは言え、ご自愛ください。

                 敬具


 

ご覧下さりありがとうございました。

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゜●。お品書き。●゜
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