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無黒語  作者: 吾桜紫苑&山大&夙多史
17/54

Cent-05 大迷惑

 瀧宮羽黒の年齢は、今や本人でさえ明確には把握できていない。

 日本の勤勉な役所に残されている記録によれば、今年で26を数えることとなっているはずである。しかしこの世界で21歳を数える年から今年の春先までの間、彼はこの世から一切の記録を残さず姿を消した。

 生まれ落とされた世界を旅立って、ある目的のために異世界へと活動の拠点を移していたのだ。

 しかしその世界では、いわゆる『守護者』と呼ばれる存在はある一匹の蛇によって一柱残らず喰い殺され、それ以上の文明の進展も望めず、他世界との時間のつながりからも置いてきぼりにされ、緩やかに消滅へと向かうだけの世界であった。

 それ故に、瀧宮羽黒が行方不明となっていた約5年の間に、彼はその世界で30年近い年月を過ごすこととなった。その間、彼の身に30年の衰えが蓄積されなかったのはあくまで彼が生まれたのはこの世界であり、どれだけ離れてもこの世界からは逃げられなかった証でもあるのだが――それはともかく。

 彼がこの世に生まれ落ちて26年――体感で五十数年、酸いも甘いも、苦みも辛みもろくに選ぶこともできずに溜飲し続けた結果、常人と比べてまあほどほどに多めの人生経験を味わってきた。

 それもあってかこの数年、彼が本心から驚くようなことはほぼほぼなくなった。

 あったとしても、日に二回も「なんだこれ」と口にするような事態に直面する可能性はゼロと言っても過言ではない。


「なんだこれ」


 ――はずだった。

「……いや、マジでなんだこれ」

 この日、まさかの3度目の「なんだこれ」が口からこぼれる。

 いや、さっき見たフージュのノーコンと白羽とウロボロスの悪ふざけにより生成された焼野原も大概だったが、今回のは本気で思考が追い付かない。それほどに、羽黒は目の前の光景を理解することができなかった。

 その場にいるのは、3人の人影と――なんだあれ? 地面から白く濁った半透明のドーム型の物体が生えているが、とにかく、3人となんか得体のしれない物体。

「瑠依! いや、瑠依でいいのか? ああもうとにかく出てこい!!」

 一人は長身で筋肉質な青年。濃紺色の髪に猟犬のような鋭さを持つ瞳をさらにつり上げ、謎の物体を殴りつけている。

「「…………」」

 そしてそれを尻目に、瓦礫の上に胡坐をかいてイライラと貧乏揺すりをしている小柄な少年。顔つきに幼さが残るが、眉間に目一杯しわを寄せて険しい表情をしている。……なんだか見覚えのある表情だ。

 そのさらに隣では、地面に横たわり四肢を投げ出している――たぶん、疾。いつもの余裕のある表情は欠片も残っておらず、絶望に顔を暗くしてひゅうひゅうと乾いた吐息が口から洩れている。

「ん、この匂いは……っ! た、瀧宮羽黒!?」

「おや、俺を知ってるのかね」

 謎の塊を殴っていた青年が手を止めて振り返ったかと思うと、羽黒の顔を見て目を見開く。どうやら羽黒のことは情報として見聞きしていたらしい。羽黒を危険視する魔法士協会所属のはずのフージュは知らなかったのに。

「知らないわけねえっつの、うちは直接の関係はないけどよ。……まさかあんたがそうだとはな」

「おいおい、まるで有名人じゃねえか。照れるなあ」

「どの口で……冥府からも不可侵協定結ばされてるっつーのに」

「はっはっは。まあ安心しな、今回はそこで寝転んでるやつの協力者だ。お前もそうだろう? てか、そいつどうしたん」

「…………」

 青年が思いきり顔を背けた。言いたくないらしい。

 3人をぐるりと見渡し、しばし無言で考える羽黒。

 とりあえず、疾がなんかとんでもない状態になっているのに、恨めしそうに睨んでくるだけで何一つ弁明してこない。それにどことなーく全員に緊張感がない。いや、ないというわけではないのだが、緊迫感がいまいち伝わってこない。

 つまり。

「あのアホボロス、何かしたのか」

「……ご明察」

 地の底から響くようなド低音が貧乏ゆすりの少年の口から聞こえてきた。ものっそい苛立ちが伝わってくる。

 しかし少年はそれ以上何も言わず、貝のように口を閉ざして何かに集中するようにうつむいた。

 仕方がなく羽黒は何やら悪態を漏らしながら引き続き謎の物体を殴り始めた青年に視線を向けた。

「あー、そこのワンコ、状況説明しろ」

「誰がワンコだ!」

 警戒心剥きだしに牙を剥いてこちらを威嚇してくる様はまんまイヌ科の何かだが、羽黒は気にせず手を振る。

「犬じゃないというならこの状況を分かりやすく説明してくれ。今真っ当に話が通じるのがお前さんしかいないだろ」

「……俺も詳しくは分かんねーよ、魔術とか門外漢だ。状況だけ説明すると、ウロボロスを名乗る金髪の女の子が手榴弾を爆破させて、その爆風に巻き込まれた2人がそうなった。当の本人も……本人っつーかなんつーか……とにかく、こうして無駄に強固な結界を張って中に引きこもってる」

「あ? あのクソ蛇が張った結界だと?」

 羽黒は訝し気に青年が指さす謎の塊に視線を落とす。

 ウロボロスの結界と言えば、その特性がふんだんに盛り込まれたドチートな逸品だ。外からの干渉は完全に無効化され、中からは自力での脱出は不可能。その上、指定した物はどんなに破壊されても自然に復元される。羽黒も以前共闘した時に何度か目にしたことがあるし、一度はその結界を破壊してやったが、それにしても尋常でなく高度な技術と精密さが必要だった。初対面で優位に立つために、さも片手間で簡単に破壊したように見せたが、できることならもう二度とやりたくない。

 それがこんなわけわからんドーム状の――布団を頭からかぶって丸まったような物体のはずがない。

「いや、この結界を張ったのはウロボロスだけどウロボロスじゃねえっつか……」

「なんか釈然としねえな。はっきり言えや」

「あー、その……」

 なおも言い淀む青年。ガリガリと髪を掻き毟り、ため息を吐いた後ようやく重い口を開いた。


「多分……いやほぼ間違いなく、中身がシャッフルされてる」


「…………」

 青年の言葉に羽黒は言葉に詰まる。

 しばし記憶を手繰り、そう言えば前にもこんなことがあった気がすると溜息をついた。あの時は人格の反転だったが、今回は交換らしい。

「前は古典的な鉄球みてえな爆弾だったが、今回は手榴弾? アホな改良したのか?」

「誰がアホですか誰が……」

 と、ビックリするくらい弱々しい声が地面に倒れる疾の口から聞こえてきた。

 まさかと思い疾に近づきしゃがみ込み、顔色を覗く。

「……ウロボロスか?」

「…………」

 無言。

 再び睨み付けてくるだけの疾(?)を見下ろしながら、ふと胸ポケットに油性ペンを入れっぱなしだったことを思い出し、取り出してキャップを開ける。

「何しやがんですか……!!」

「……てめえ俺の体に何しやがる……」

「あー、中身そっちか」

 貧乏ゆすり少年の方からもう一度苛立ったド低音が聞こえてきたので大人しく油性ペンをしまう。そしてやれやれと首を振りながら改めてウロボロス入り疾を観察する。

「おおかた、急激に魔力量が減って身動きが取れないって感じか? 馬鹿だねー」

「くぅ……何なんですかこの体……! このウロボロスさんが喋るのでやっとな魔力量でどう生活してんですか……!」

「普通の人間はもっと魔力少ないからな?」

「はっ、普段から魔力に頼り切って生きてるからそうなるんだ、魔力ジャンキーが……うぅっぷ……!?」

「……そっちは喋るのも辛そうだが?」

 突如嘔吐を堪えるように口元を手で覆った疾入り少年に目をやる。しかしこっちは本当に喋ることもできなそうなので、頭を抱えて見守っていた青年に説明を求める。

「その外側、一応……一応俺の契約者なんだけどな……。力の制御が苦手で、ほぼ常時垂れ流し状態。中身が入れ替わっちまった影響で、今は完全暴走状態らしい」

「……職種は?」

「呪術師……」

「馬鹿じゃねえの」

 中身が疾とはいえ、どうりで無闇やたらに黒い気配が漂っているわけだ。そのくせ緊張感がまるで感じられないという非常に気持ち悪い矛盾付き。元々どんな奴なんだ。

「で、呪いが無駄に拡散されないよう制御中ってか? 自分でも吐き気がするくらい呪い垂れ流し状態の呪術師って何なんだよ」

「前に遠隔で人格乗っ取って操ってたけど、その時はこうはならなかったんだけどなあ」

「……あの時はこいつの人格が残ってただろ。完全に制御を手放されてたわけじゃねえ……ぉえっぷ……!」

「もうお前喋んな」

 口から毒以外の何かも溢れそうで見てられない。羽黒は顔をしかめて今度はドームの方に近寄る。

「で、その阿呆の中身が入った駄蛇がこっちか?」

「……蛇じゃありませーん、ウロボロスさんはドラゴンでーす。ザ・ドラゴンでーす」

「そのセリフをそいつの声で聞くことになるとは思わなかったわ」

 疾ほどじゃないにしろ喋るのもつらいだろうに、そういう細かいツッコミは律義に入れてくるウロボロスにため息をつく。

「ていうか、何か勘違いしてるみたいですが」

「あ?」

「あたしが今回使ったのは『人格反転爆弾・改』ですよ。効果時間を自分で指定できるようにした改良型です。こんな人格シャッフルみたいな機能はつけてないんですよ」

「やっぱ改良型か。お前、前回てめえで食らって痛い目見たってのに本当に懲りねえな」

「え、何それ知らない」

「そう言えば戻った後記憶飛んでたな」

 後で上の方の妹に詳細を報告させてやろう。羽黒に対しお淑やかな態度で謝罪を入れていたが、黒歴史確定――ああなるほど、そういう目的のジョークアイテムか、と羽黒は納得した。

「じゃあ何でこんな訳分らん状況になってんだよ。現に3人の中身入れ変わってんじゃねえか。つーか、何でお前まで巻き込まれてんの」

「知りませんよ! あたしは爆弾の効果範囲外にいたはずなのに、気付いたらこの体の中にいたんですよ! あっ、だいぶ慣れてきましたね」

 よいしょと疾が、もといウロボロスが立ち上がる。

「人間の身体なんて果てしない竜生経験を積んできたウロボロスさんでも初めて入りましたけど、なんていうか不便ですね。ホントよくこんな虚弱貧弱無知無能で繁栄できてるのか不思議でなりません」

「云万云億年くらいは余裕で生きてそうだよな」

「なに言ってんですか! あたしは見ての通りピッチピチの17歳ですよ!」

 疾の姿でピースにした手を右目にあててウインクし、ペロっと舌を出してポーズを決めるウロボロス。控え目に言って気持ち悪かった。疾の人格が入った少年から漏れ出るどす黒いオーラが何倍にも膨れ上がる。

「クソ蛇……コロス……コロス……」

「へっへーん! まともに喋れもしないくせに粋がってんじゃねえですよ! ウロボロスさんはもう慣れましたからね! こんなこともできちゃいますよ! ほれほれあらよっと!」

 調子に乗ったウロボロスは疾の身体でウザったらしいダンスを踊ったり、中二病臭いポーズを取ったりとやりたい放題だった。見た目が良い分、無駄に様になっているのがまた見ていられない感じである。疾本人の殺意が膨らむ膨らむ。

 だが――やがて糸が切れたようにパタリと仰向けに倒れた。

「ぜぇーはぁー……あ、あれ? なんでもう息が……目眩まで……?」

「さっきまで立てなかった奴がそんな激しいことしたらそうなるわ」

「つか疾、良くそんな身体で俺とタメ張れる動きしてんな……魔術も使ってるっつのに」

 羽黒のツッコミに続いた青年の呟きに、羽黒は肩をすくめた。複雑そうな表情に心配の色が混ざっているのはいくらなんでもお人好し過ぎじゃなかろうか、相手はあの疾だぞ。

 それはそれとして――ふむ、と羽黒は腕組みをしてしばし思考する。

 ウロボロスが性懲りもなく人格反転爆弾を使ったことはわかった。あの時巻き込まれたのは、羽黒の弟分の嫁と、使用者であるはずのウロボロス本人。素直で嫋やかな性格の白狐が粗暴な女王様になり、お調子者の駄蛇が薄幸の美少女風の乙女になっていたが、それはあくまで「反転」であり、「交換」ではなかった。

 改良により効果が変化したのかとも思ったが、制作者本人はそんな仕様は組んでいないという。そもそも離れていたウロボロスにまで効果が及んでいるというのも謎。その時の立ち位置は知らんが、残る一人の青年だけが巻き込まれていないというのも釈然としない。

 と、なると、発動した後に何らかの影響で効果が変化したというところだろうが。

「そう言えば、お前のご主人様は呪術師だっけ?」

「あ、ああ……まあ一応」

 半透明のドーム状の結界に視線を戻しながら青年に尋ね、再び疾に声をかける。

「YESなら1回、NOなら2回頷け。お前、爆発の瞬間に何らかの魔術的な抵抗をしたか?」

「……(こく)」

「その術の構成は間に合ったか?」

「……(こく、こく)」

「まあ、間に合ってたらこんなことにはなってないわけだがな。はー、なるほどな」

 何だかやっと全貌が見えてきて、どうもビックリするくらいしょうもない理由な気がして溜息が出る。

「ちなみに確認だが、お前のご主人様は呪い返しの心得は?」

「そんなものはない」

「……契約対象にそんなはっきり断言されるのもどうかと思うが」

「契約については言わないでくれ……呪い返しなんて高度な技能を、こいつが勉強してるわけねえんだよ。とはいえ、無意識下で似たようなことをやらかせるけどな。何度か俺たちも巻き込まれたし……」

「遠い目してどうした」

 青年の普段の気苦労が垣間見えた瞬間だった。

「まあこれではっきりしたな。そこの駄蛇の人格反転の効果が、そいつの抵抗で変異。それをそっちの阿呆が呪い返しもどきで駄蛇を巻き込んだ」

「…………(こく)」

 疾が無言で頷く。二人の見解が一致したところで、さあどうするかと青年と顔を見合わせる。

「ま、呪いでこうなったってんなら解呪すればいいんじゃね?」

「そう簡単にいくのか? 馬鹿みたいな効果でも、呪いは呪いだろ?」

「なんとかなるべ。そもそも人格転写ならともかく、人格交換なんてふわふわしたもんが長続きするわけなかろう。異物(他人の人格)が自分の体に入り込んだらすぐに排出されるわ」

「じゃあなんでまだ解けねえんだ?」

「お前のご主人様が引き籠ってるからだよ」

「……なんつーか、すまん」

 いかに自分の力も制御しきれていないポンコツ呪術師がウロボロスの体を使って張った結界といえど、ウロボロスはウロボロス。きっちりとその効果は表れているらしく、外界とのつながりは完全シャットダウン状態だ。

「とりあえず、この結界解除せんとな。はー、不完全とは言え駄蛇の結界解除は骨が折れるんだよなあ。中にどんな影響が出るか分からんから慎重にやらんといかんし」

「ウロボロスの結界まで破れるのかよ……」

 ドン引きされたが、できるんだからしゃーない。二度とやりたくないと言ったが、やらねば話が進まん。

 羽黒は結界に手をかざし、ふと思い出して青年に尋ねる。

「そう言えば聞き忘れたが、なんでこいつ引き籠ってんの」

「あー……せっかく強力な力手に入れたから、全力でこの仕事サボって寝ようとしてるってとこかと」

「は? こんなアンデッドの巣窟のど真ん中でサボって寝る?」

「まあ……うん。そういう奴なんだ」

「まさかそんな、噂に聞く『伊巻』の家系じゃあるまいし、そんな馬鹿がいるかよ」

「……………………」

「おい何故目を逸らす」

「……………………」

「……まさか」

「噂にまでなってんのかぁ……」


「OK、力ずくでぶち破る」


 丁寧に解除なんてしてやらぬ。

 羽黒は右の拳に結界破壊の術式とありったけの龍麟をかき集め、力の限り殴り飛ばした。


 どごぉぉぉぉぉっ!!


 高層ビルが爆破解体されたような爆音と爆風と共に、結界がひび割れる。そしてあっという間に維持を保てなくなり、パリッと煎餅が割れるように粉々に砕け散った。

「は!? ほにゃああああああああああ!?」

 そして爆風によって生じた砂埃の中から少女の間抜けな悲鳴が聞こえてきて、羽黒はそこ目掛けて左手を突っ込んで手に触れたものを鷲掴みにする。

「あだだだだだだだっ!? 頭が割れる!?」

 図らずも、ちょうど額の辺りを掴んでアイアンクローの形になっていた。それを握力と腕力でずるずると引きずり、疾が入っている呪術師の少年の体の元まで持ってきた。

「ちょっとあたしの身体に触んじゃねえですよ変態龍殺し!?」

 倒れたままのウロボロスが喚いているが、無視する。

「おーい、そっちの体も持ってきてくれや」

「あ、ああ……」

「んで、ちょうど後頭部が合うように背中合わせに座らせて――」

 青年がウロボロスが入っている疾の体を抱え、羽黒の指示通り配置する。それを確認すると、羽黒はアイアンクローをかましたまま右手で呪術師の少年入りウロボロスの胸倉を掴む。

「いだだだやめてちょっと何で俺持ち上げられてんの怖い帰りたい!?」

「だからあたしの身体に触んなっつってんでしょうが!?」

「……おい、瀧宮羽黒、てめぇ何をしようと……!」


「あ、せーの」


 右手で胸倉、左手で顔面という訳の分からないフォームで、純粋な腕力でウロボロスの体を頭上まで持ち上げ、振り下ろす。

「うわあ……」

 青年は、身動きの取れないウロボロス入り疾と、吐き気で反応の遅れた疾入り呪術師の少年の頭上目掛けて脳天から落下した呪術師の少年入りウロボロスを遠目から眺め、ただただ「巻き込まれなくて良かった」と心の底から安堵した。

 三人の人格がそれぞれの体に戻ったのを確認できたのは、気絶から全員が目を覚ます10分後だった。

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