1-1:彼らの物語の始まり
●オープニング
--------------シーン1:始まりの遠い記憶~ローラン~---------------
登場:ローラン
舞台:過去の記憶、父の書斎
GM:君がまだ10歳くらいだった頃、君はよく父親の部屋に遊びに行っては書物の整理の手伝いをしていた。
GM:君の先祖は代々、様々な遺跡や伝承を調べる事を生業にしてきた。
GM:父親の部屋には、その為の蔵書が山のように積まれているのだ。
GM:オーギュスト「ローラン、この本を向こうの引き出しに戸棚にしまっておいてくれないか?」
ローラン:「わかったよ、父様!」(たったった
GM:君は元気に、戸棚まで駆けていく
GM:すると君は戸棚に置かれた、不思議なアクセサリーを見つける。
GM:二つの金属が噛み合って一つになったもの・・・・・・陰陽図を想像してもらうといいかもしれない。
GM:アクセサリーの隅には、君の知らない文字が刻まれている。これは一体何だろう?
ローラン:「ん、しょ・・・ん?父様。これなに?」
GM:オーギュスト「ん・・・・・・あぁ、これは"アルカディア"と呼ばれる都を見つける鍵だそうだ」 アクセサリーを見て
ローラン:「アルカディア・・・父様が調べてるのだっけ?」
GM:オーギュスト「よく覚えてるな」 頭なでなで
ローラン:「えへへ。」
GM:オーギュスト「遥か神話の時代に存在した伝説の都・・・・・・その存在に関する書物も物語も、一切が失われてしまった」
GM:オーギュスト「この伝説の都を探し出す事。それが代々続く一族の使命なんだ」
ローラン:「父様ならきっとみつけられるよ!」
GM:オーギュスト「ハハハ、私も長い間アルカディアについて調べているが、資料の一つもまるで見つからない」
ローラン:「・・・父様・・・」
GM:そういうと、父親はローランからアクセサリーを受け取ります
GM:そして、アクセサリーの二つの金属が噛み合った部分をカチリと外し、それぞれに紐を通した
GM:オーギュスト「ほら、片方をローランにあげよう」 ローランの首にかけ
ローラン:「え、でも大事なものなんじゃ」
GM:オーギュスト「だからこそ、だよ」
GM:オーギュスト「ローランが大きくなった時、私に代わって"アルカディア"を見つける日が来るかもしれない」
ローラン:「・・・・・・・・うん、大事にする!」(にぱぁ
ローラン:「うん、父様がもし見つけられなくても僕が絶対見つけるよ!」
それからしばらくして、父親は調査の旅に出たきり行方不明になってしまった。
何故かは今になっても分からない。だが君は、父親は"アルカディア"を探しに行ったのだと思った。
そして19歳となった今も、父親が"アルカディア"にいると信じ、こうして冒険者を続けている。
>>ヴァルカン:微笑ましいね。>表
>>ローラン:現代はすれてるかもしれない(ぇ
>>クリスタ:なんということでしょう、今の彼はいつの間にかこんなお姿に! ということです?
>>ロキ:劇的ビフォーアフタァ
>>ローラン:きっと「あの子、お父さんにすてられたのよ」(ひそひそ とか
>>ローラン:「あのオーギュストって人、うさんくさかったものね」 とか言われて
>>ローラン:「違うもん、父様はアルカディアを探しに行っただけでかえってくるもん!」
>>ロキ:パズー・・・(
--------------シーン2:誓い新たに~ヴァルカン~---------------
登場:ヴァルカン
舞台:グランフェルデンのとある宿、夢の中
GM:君は戦乱の大陸アルディオンにいた頃、常に孤独だった。
GM:ただ、何を為す訳でもなく惰性で過ごしていた君にある日、"神竜王"セフィロスから信託を受ける
GM:―――――エリンディルへ渡りなさい。そこで守るべき仲間を持ちなさい。―――――
GM:この信託に従い、君はエリンディル大陸へ渡ってきた。
GM:そして知ったのだ。誰かを守る喜びを、生きる意味を。
GM:さて、君は今夢を見ている。上下左右の無い、不思議な空間に君がぽつんと立っている。
GM:???「・・・・カン。ヴァルカンよ、私の声が聞こえますか?」
GM:ふと、まるで頭の中に直接響くような女性の声が聞こえる。
GM:君はこの声を聞いた事がある。かつて信託を与えてくれた、"神竜王"セフィロスの声だ。
>>ベルーナ:(聞こえますか・・・?今、あなたの脳内に直接語りかけています・・・)
>>ロキ:(こいつ・・・直接脳内に・・・!)
ヴァルカン:「・・・この声は・・・あなたは・・・セフィロス様。」
ヴァルカン:「お久しぶりです。」
GM:セフィロス「今、このエリンディルの地に恐るべき災厄が降りかかろうとしています」
ヴァルカン:「む・・・!」
GM:セフィロス「もはや知る人も僅かしかいない、太古の都"アルカディア"の伝説・・・・」
GM:セフィロス「かの地が妖魔の手に落ちれば、遥か神話の時代の災いが解き放たれてしまいます」
ヴァルカン:「・・・アルカディア・・・自分はどうすれば!?」
GM:セフィロス「私が助けられる事は、あまり多くありません。 だから、これだけ覚えておいて・・・・」
GM:セフィロス「あなたの仲間を・・・・・・」
GM:―――――彼を、ローランを守りなさい―――――
ヴァルカン:「仲間を・・・彼を・・・守る・・・。」
GM:この声を最期に、君は目を覚ます。
GM:目を覚ました場所は、いつも宿に使っている部屋のベッドの上。ちょうど日が昇り始めた時間帯だ。
ヴァルカン:「・・・・・・・・・その願い、確かに記憶いたしました。」
ヴァルカン:「仲間を・・・彼を・・・確かに守って見せましょう・・・!」」
ヴァルカン:「それが、自分の願いであり、存在意義。」
--------------シーン3:"鬼の面"の野望~ロキ・ディオール~---------------
登場:ロキ
舞台:五年前、とある村の遺跡
GM:君は幼い頃から英雄として名を馳せる親を超えることを目標として、日々神官としての修業を積んできた。
GM:だが今、君は絶体絶命の危機に陥っている。
GM:とある村の中央にある小さな遺跡、そこを妖魔の手から守る為に派遣された君たちは
GM:鬼のような仮面を被り、魔力で作られた巨大な腕を操る、イドゥンと名乗る妖魔にことごとく敗れてしまったのだ。
GM:http://www.geocities.jp/senerio206/jpeg/HNI_0070.JPG 画像
>>クリスタ:ピンチが早い!
>>クリスタ:いきなりの画像にSANが-1されました……
>>ヴァルカン:いきなり大ピンチ!?
>>ロキ:なぁに、過去の話だから大丈夫やろ(
GM:ロキたちを軽くあしらったイドゥンは、遺跡の前に立つとぼそりと呟く。
GM:イドゥン「・・・・・・ここも"外れ"か。まったく、気が滅入る」
ロキ:「うぅん、こんなところで死ぬのは不本意ですね。酒場のあの子をまだ口説き落としてません・・・」
ロキ:どうにかして逃げられないかと周囲に気を配ります
GM:イドゥン「・・・・口の減らんヤツだな、まだ生きてたのか」 >ロキ
ロキ:「あいにく、減らず口は物心ついたときからでしてね・・・。どうにかして生き延びさせてもらいますよ・・・っ!」
GM:では、そうやって立ち上がろうとするロキを、イドゥンは黒い片腕で押さえつける
ロキ:「ぐっ・・・!」
GM:イドゥン「これ以上私を苛立たせるのは止めてもらいたい。ただでさえ"外れ"続きだというのに・・・・」
ロキ:「外れ、か。貴様、一体何が目的だ・・・?なぜこんな小さな遺跡にこだわる・・・?」
GM:イドゥン「"アルカディア"の門を開くためだ。私はもう五年近く、この大望を叶えるべく動いてきた」
GM:イドゥン「どんな小さな遺跡でも、"アルカディア"に関わっているかどうかもわからない以上、しらみつぶしに探していくしかないのだ」
ロキ:「アルカディア、だと・・・?」
GM:イドゥン「・・・・・・お喋りが過ぎてしまったようだな。殺すか」
GM:そう言って、妖魔の黒い腕がロキに伸びようとした矢先、イドゥンとロキとの間を弓矢が貫く。
GM:どうやら、別の冒険者達が応援を連れて助けに来たようだ。
GM:イドゥン「ち、救援が来たか」
ロキ:「ふふふ、僕の悪運も尽きてなかったようですね」
GM:そしてイドゥンが《テレポート》で退散しようとする直前、ロキに向かってこう言う。
GM:イドゥン「その顔、覚えておこう。次に会う時は容赦しない」
ロキ:「こちらこそ。次こそは負けませんよ」
GM:その悪態にフンと軽く返すと、イドゥンはテレポートで退散してしまった
GM:直ぐに救援に来た冒険者達から手当てを受ける、どうやら仲間達も気絶しただけで済んだようだ
ロキ:「やれやれ、大変な目に遭いましたよ・・・」と、苦笑を浮かべて仲間の手当てを受けます
ロキ:「・・・アルカディア、か」 と誰にも聞かれないように一人言う
九死に一生を得た君は、イドゥンが呟いた"アルカディアの門を開く"という言葉がずっと気になっていた。
"アルカディア"などという地名は、知り合いの冒険者に聞いても誰も知らなかった。
これはきっと、とてつもない秘密に違いない。君は今でも、そう確信している。
--------------シーン4:新たな依頼を探して~クリスタ・テーラ~---------------
登場:クリスタ
舞台:グランフェルデン王国、竜の骸骨亭
GM:テラー家では代々、魔術師としての修行の為に冒険者として外の世界を歩く事になっている。
GM:君も次期当主として、冒険者となり放浪の旅を続けているのだ。
GM:今、君がいるのはグランフェルデン王国にある酒場"竜の骸骨亭"だ。最近はここを拠点に活動している。
GM:店主のガウルテリオが、君に飲み物を出しつつ話しかけてくる。
GM:ガウルテリオ「よぉクリスタ、今日は調子どうだい?」
クリスタ:「こんにちは。ガウルテリオさん、調子はいいほうです」
クリスタ:「ただ欲を言えば……」
GM:ガウルテリオ「ん?」
クリスタ:「私が知らない未知の魔術等が見つかればいいのにと思ってしまいます」
GM:ガウルテリオ「未知の魔術か・・・・そう簡単には見つからないだろうなぁ」
GM:ガウルテリオ「ところで新しい依頼が出たって他の連中が言ってたが、知ってるか?」
クリスタ:「何でしょう?」
GM:ガウルテリオ「リド山って知ってるか? この街から西に半日程度歩いた所にある、鍋蓋みてぇにのっぺりした山だ」
GM:ガウルテリオ「そのリド山の麓で新しい遺跡が見つかったんだってさ、神殿まで行って詳細を聞いてみたらどうだ?」
クリスタ:「新しい神殿……。ガウルテリオさん、ありがとうございます。一杯飲んでから話を聞きに行きます」
GM:ガウルテリオ「おう、きばってこいや!」
クリスタ:「えぇ」
こうして君は、いつものようにグランフェルデンの大神殿へ向かい、新たな依頼を受けに行った。
次はどんな冒険が待っているのか、胸を馳せながら。
--------------シーン5:命短し恋せよ乙女!~ベルーナ・デウス~---------------
登場:ベルーナ
舞台:グランフェルデン大神殿
>>ベルーナ:シーン名こらぁ!!www
>>クリスタ:ラブロマンス満載のタイトルだ!
>>ロキ:ブギーポップ思い出した
>>ローラン:ベルーナの言動でこっちの動ききめよう(おい
>>ヴァルカン:ロキさんとのOPのギャップが激しいですね。
>>ロキ:ロキはボスキャラと対峙してたからな・・・w
GM:君の父親は、クラン=ベルで名を馳せる闘士である。
GM:君自身も、闘士として魔道銃の腕を鍛えて来たが、今はクラン=ベルを抜け出して旅を続けている。
GM:こうして今日も、グランフェルデンの大神殿で新たな依頼が無いか探しに来ているのだ。
GM:・・・・・・・・・・・・実は半分くらい、"彼"がいないか探すためが理由なんだが。
ベルーナ:「んー…あいつ、どーこいったんだろうなー?普段どこら辺にいるとかちゃんと聞いとけばよかったかもなー」
ベルーナ:ぶつくさ呟きながら依頼探しなう
GM:さて、そんな君に話しかけてくる冒険者がひょこっと現れる。
GM:名前はキャロライン、よく共に冒険をすることのある仲間だ。見た目は上級ルルブの「双剣の舞踏」だな。
GM:キャロライン「まーたローランを探してるの? 毎日毎日飽きないわねー」ニヤニヤ
ベルーナ:「いいだろ別にー? 珍しくウチの中でビビっと惹かれる強さ…っての?そういうの感じたら、やっぱり闘士の血が騒ぐってもんよ」
ベルーナ:まだしっかり自覚してない模様(
GM:キャロライン「なんか微妙に乙女のセリフじゃないわね・・・・まぁそれはそうと」 ぱさりと、ベルーナに遺跡探索の依頼を見せる
ベルーナ:「お、なんだ?依頼か?」
GM:キャロライン「面白そうだからちょっと手助けしようと思っちゃって。こういう依頼なんか、あの人好きそうじゃない?」
GM:そうやって見せたのは、遺跡探索の依頼書だ。掲示板からひったくってきたらしい
ベルーナ:「へー、遺跡探索かー…そういや、あいつも親父が遺跡とかに詳しい人だった覚えがあるなー」
GM:キャロライン「どう? 今ならお安く提供するよー?」 悪徳商人の顔(
ベルーナ:「…今自分がどんな顔してるか分かるかい?」苦笑しつつ依頼を受けるよーん
GM:キャロライン「まいどありー、今度"ガーデン・マレット"のパフェ奢ってねー♪」
ベルーナ:「ちゃっかりしすぎぃ!!」ぎゃーぎゃー反論する感じでシーンアウトかな?
GM:あいさー
こうして新しい依頼を手に、"彼"に少し近づいてみようと奮闘することとなったベルーナ。
新たな仲間と共に壮大な運命に巻き込まれていく事など、今はまだ知りようも無かった。