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たなばた

 たまたま読んだ「日本人の知らない日本語」(蛇蔵&海野凪子、メディアファクトリー)。日本語学校で外国人に日本語を教えるコミックエッセイというもの。そういえば医者の先生ってイラストのことをマンガという方が多い印象がある(とくに高齢の先生)。聞くといつも気になったものだ。

 日本人が海外の言語について思うように、日本語のちょっとしたニュアンスや言葉の意味について疑問は持たれるわけで。普段国内でも言われるような「~円からお預かりします」、「古来より~」を始め、思わず「そんなの知りませんよ」と言いたくなるようなちょっとした差異まで。なるほど確かに内容にもある通り「習って覚える外国人より日本人の使い方の方がひどい」状況にもなるわけだなぁ、と。(個人的には助数詞で宝石の数え方なんて知らなかった(顆:玉や果実など粒になったものを数える時に使用)し、目下のものを励ます「頑張って下さい」を目上の人に言う場合は「お疲れの出ませんように」なんて初めて知った)。


 日本語の教師を目指す人の多くは日本語教育能力検定試験を受けるらしい。ホームページから問題例を見てみたが……思いのほか、難しい。


 七月なので、この本でも触れていた七夕について。歌の「たなばたさま」短冊の色は五行説にあてはめた五色で、緑・紅・黄・白・黒を言うようだ。また本来は織女に技芸の上達を祈る行事でもあるようで(これは地域で他の慣習と融合したのもあって、全部そうかは分からなかったけれど)、技芸ならば上達したい分野がいろいろあるものの、最後にここで文芸の上達を願って締めとする。

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