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こぼれ話  作者: 千花
1/1

誰がために

 鵜呑みにしていた。

 たまたま相談したヤツがアレィク側だと思わなかった。

「セルシックはやめておけ」

 あいつの一言で俺はアレィク側についたんだ。


 旅先の、初めて会った人。

 久々に人に会ったものだから、うっかりしていた。

 人が人を騙すといった行為を、長年動物に囲まれていたから消し飛んでいたんだ。

 今思えば雛鳥のようなものだったのかもな。


 兎に角、俺はアレィク側についた。したら、セルシックに当然的にされるが、あいつら中々撃ってこない。

 躊躇いは数歩先の命を塞ぐということで俺は躍り出たわけだが、しっかし弱い。


 なぜアレィクとセルシックが争っているのか?

 俺は対等とは言い難いこのことについて調べてみた。


 結果。


 アレィク。お前ってやつは。


 俺はそこからの脱出を企めいたが、さすがアレィク。出さない、人を。


 でもこんなとこにいるのはごめんだった。俺は自力で掻い潜り、道中あまりの怪我の酷さにセルシックの神官に拾われた。やっぱりセルシックだ。

 俺は失いそうな意識の中でぼんやりと先を思った。



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