そして作戦は成功した
「うぁ、間一髪だったな・・・・」
「もう動けないよ・・・何回も死んだ感じ・・・」
「いや、でも君のおかげで作戦成功だ、ありがとう」
「そ、そう言ってくれると嬉しいかな ははは」
「お姉ちゃん! 良かったぁぁぁぁ」
菜穂が抱きついて泣きじゃくる
「痛い、痛いよ菜穂」
そう言いながらも早苗も泣いていた。
「これで終わったのかな?」
翔子が俺の方を見ながらそう聞いて来た。
「多分な・・・とりあえず、沖縄に戻ろう。そこで米軍さんを降ろして世界の状況を
確認しよう。 ベガ、海洋博公園へ向かってくれ。ポセイドンにも通達してくれ」
「了解、沖縄に向かいます」
「じゃあ、俺は少し休ませてもらうよ、みんなもゆっくり休むと良い」
欠伸混じりにそう言いながら、俺は自室に下がった。部屋に入って倒れ込むように
ベッドに横になると、あっという間に眠りに落ちた。
「まもなく海洋博公園に着陸します」という、アナウンスで俺はまどろみから呼び
戻された。
海洋博公園に着陸し、デルタフォースの部隊を降ろし、ギャバン少尉に礼を言って
別れた。 前後してポセイドンも到着、シールズも降艦した。
我々だけになってからアルタイルの無線コンソールで世界情勢を収拾。
結果、世界中のゼウス信者達は皆一様に夢から覚めたような顔でそして途方に暮れた
状態で保護されたらしい。一部の信者と兵士は若干の抵抗を示したが、本拠地が消失
し、教祖も行方知れずと言うことで投降し、ここにゼウス支配の幕は閉じたとのこと
だ。世界中の政府機関は、各々の国の再建に着手し、また、軍備も自衛のためだけと
言う条件で増強されていった。




