温泉旅館にて
「ここかぁ 思ってたよりはボロくないわね」
「周辺の安全は確認していますので、心置きなく温泉を堪能くださいませ」
「そんじゃ、さっき言った温泉の入り方に従って堪能してくれ。出たらこっちの
娯楽室に集合な」
そう言って、脱衣所の入り口の横にある娯楽室を指さして
「じゃあ、俺は、男湯の方へ行くから、またあとでな」
俺は女子連中を残しさっさと男子脱衣所へ入り、さっさと全裸になって湯船に
浸かる
「はぁぁぁ やっぱ、温泉は良いなぁ うん、日本人は温泉だよまったく。
さて、あいつら、ちゃんと温泉を楽しめているかな?」
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「へ~これが温泉、で、ここが脱衣所、あ、カゴってあれかな? お姉ちゃん
早く温泉入ろう!」
「ああ、菜穂、手を引っぱらないでよ」
「へぇぇ この黄色い洗面器みたいなのなんか可愛い」
「アーシャ、手枷、足枷を外しますので服を脱ぎなさい。逃げることは
考えないように」
「分かってるわよ」
・・・・・・・
「わぁぁぁ広~~~い。プールみたい」
「お姉ちゃん、やっぱ、良い胸の形してるなぁ、あたしなんかこんなだし・・」
「菜穂もこれから大きくなるわよ」
そんな姿を見ながらアーシャがボソッと問いかける
「ふーん、容姿も体型もまちまちを揃えて、しかも均整の取れたアンドロイド
まで・・・あんたたち、みんなであいつのお相手してるわけ?」
「「「へ?」」」
「何その顔、あんた達、あの男の性奴隷なんでしょ?」
「「「はぁぁぁぁぁ あんた何言って・・・・」」」
早苗、菜穂、翔子は、アーシャの身体に刻まれた鞭の痕を見て言葉を失った。
「この世の中、女は産まれたときから男の奴隷と決まってるんじゃ無いの?」
「男に尽くし、ゼウスのために子を産み増やし、そしてゼウスのために戦い、
死んでいく。それがさだめでしょ?」
「お、お姉ちゃん・・この人、何言ってるの?・・・」
「なるほど・・・この方をスキャンしたときに前頭葉に何かしらのマイクロチップが
埋まっているのを確認しています。 多分ですが産まれたときに埋められた物かと」
ベガが顎に手を添えて考えるように呟く
「せ・・洗脳・・・?」
「そう言うのとは少し違うような気がする」
カオスも思案顔で呟く
「ね、ねぇアーシャ。 女はみんな男の奴隷だなんて間違った考えだよ、現にあの
おっちゃんなんか、しょっちゅうあたし達に怒られてるし、おっちゃんだって、あたし
達に変なことしないし・・・」
「そんな・・ばかな・・・」
「う~ん、何らかの方法でそのチップを通してゼウスの思想や概念を植え付けられて
いるのかな? やっぱり一種の洗脳みたいな・・・」
「確かにそう考えれば、ゼウス信者が一気に増えたわけも分かる気がする・・・」
「そのカラクリが分かれば、逆に信者達を正気に戻せるかもしれないわ」
「お前ら何言ってる! 教祖様は偉大なお方なのだ、そんな小細工で私たちを支配
などしていない!」
アーシャは、湯船から飛び出し脱衣所で服を着ると湯殿から飛び出した。
「ああぁ、セブン、追いかけて!!」
「了解です」




