表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
43/59

リチャード

アーシャが倉庫の中で一人、破壊工作のために物資を探し続けている頃、リチャードと

通信が繋がった。


「ようMr.サカイ。久しぶりだね、どうしたんだい?急に連絡してくるなんて」

「まあ、色々あってね そっちはどうだ?子供達は元気かい?

「おかげさまで元気だよ。 野菜畑の世話が楽しいらしい。 それに教えてもらった

ノスタルジックスペースのおかげで食料も確保できてるしね」

「そうかそれなら良かった。 実は頼みがあるんだ。 君は沖縄の嘉手納基地に

知り合いはいないかい?」

「なんだいそれ? 沖縄に何か用があるのか?」

「実は、沖縄の水族館に機動要塞が隠されているという情報が入ったんだ。そして

それを奪おうとゼウスが画策しているという情報も入っている。 

実は、大阪の機動要塞がゼウスによって奪われ、それと戦闘になってガイアが破壊

されてしまったんだ」

「オーマイゴッド! そうか、嘉手納基地がまだ機能しているか分からないが連絡

してみるよ」

「頼む、大至急に頼みたい。連絡が付くようなら機動要塞の安全確保も頼みたいんだ

「分かった。5時間後にまた連絡するよ」

「頼んだ、じゃあまた」


坂井との連絡を終えるとリチャードは、子供達に留守番をするように言うと横田基地

へ向かうため、バイクに跨がった。

途中、ゼウスの目を避けるために隠れながらだったため基地に着くまで4時間かかった

基地自体はゼウスによって破壊されていたが、待避壕は無事だった。そこに設置されて

いた無線機で嘉手納基地を呼び出す。

「こちらアメリカ空軍横田基地第401飛行大隊所属リチャード・ローソン少佐。嘉手納

基地応答してくれ」

3度繰り返すとようやく応答があった。

「こちら嘉手納基地。通信担当ロナルド・メイスンだ。 一応、符丁を言ってくれ」

「タンゴ・エコー・セブン・ロメオ」

「よし、確認した。 それで何か緊急連絡か?

「ああ、基地の部隊責任者と話がしたいんですが」

「ちょっと待って、今、つなぐ」

「こちらドナルドソン。第208海兵隊部隊の隊長だ。で、リチャードそっちの状況は?」

「横田基地は壊滅。これは待避壕に設置された無線機から送信している。そっちの

状況は?」

「こっちもほとんど破壊されたが、一部の部隊は海上訓練中だったため難を逃れた」

「じゃあ、動ける戦力がまだあるということだな?」

「ああ、マリーンとシールズがそれぞれ1チーム動けるが、どうしたんだ?」

「実は、沖縄の水族館に日本とアメリカが共同で建造した機動要塞が隠されている

という情報が入ってね。今、日本の他の機動要塞がそちらに向かっているんだが、

それと並行して、例のゼウスがその機動要塞を奪おうとしているらしいんだ。

そちらに向かっている日本の機動要塞は機能不全で到着に数日かかるという、その間に

ゼウスに機動要塞を奪われたら、沖縄なんかあっという間に全土が壊滅してしまう。

そこで、君の所の精鋭部隊でこの機動要塞を確保してほしいんだ。」

「なんってこった・・・そんな重要な任務なのか・・しかし沖縄には水族館は2つ

ある。どっちかわからないんだろ? 時間がかかるぞ。それに確保するって言っても

こっちを敵と見なして攻撃してくるかもしれないじゃないか」

「その辺は詳しくは聞いていないんだが、マスターキーになる人物が必要らしいんだが

そいつを探している時間は無いと思うし、生きているかも不明だ。だからとりあえず

その2つの水族館に部隊を配置して、ゼウスが近づけないように守ってくれるだけで

良い。 頼むよ、そっちに向かっている機動要塞に乗ってる男は、俺と家族の恩人でも

あるんだ。アメリカ軍の誇りもかかっている、頼む!」

「まあ、ゼウスは俺たちにとっても敵だしな、分かったなんとか対応してみよう。」

「ありがとうよろしく頼む」


リチャードは嘉手納基地との連絡を無事に終えると子供達と一緒に畑の世話をする

ためにバイクで隠れ家へと走った。坂井との連絡は4時間後だ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ