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倉庫内の女戦闘員アーシャ
「くそっ! こんな所に閉じ込めやがって! なにか武器になる物はないか・・」
アーシャは悪態をつきながらも倉庫内にある物資を漁り始めた。
「おう?これはなんだ?」
ポテトチップスの袋を見つけ破ると、食欲をそそるような香りが漂う。
「これは食べ物か? どれ・・」
アーシャはこれまでに見たことも無い薄くて少し指にべたつく1枚の板を恐る恐る
口に入れてみた。 たちまち口腔内に広がる旨味に思わず叫ぶ。
「なななんだぁこれは! 今まで味わった事の無い物! 旨い!」
無我夢中で1袋を食べきったアーシャは喉の渇きをおぼえ、手当たり次第に箱を
漁ると水らしきボトルを見つけ、キャップを開けて夢中でがぶ飲みし、一息つく。
「ふう・・なんなの、あいつら、いつもこんな美味しい物を食べたり飲んだりしてるわけ?
うらやま、いや許せない。 あたし達はろくな食事も摂れないというのに・・まあ
いいわ。少し落ち着いたところで、改めて武器になるような物を探しましょう・・・」




