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香る風

作者: 秋葉竹



どれほどの彼方から

海を越えて

やって来たのだろう

いつだって歓迎されて来た訳でもなく


ただ君の歌うやさしい歌は

僕たちの心を

あたたかい雲みたいに

くるんでいてくれた


僕は潮風に吹かれるたびに

君のゆく道を想い描いてしまうんだ

けっして平坦な歩きやすい道ではない


なのにやさしさが面映ゆくて

だから簡単に目を逸らしてしまったり


けれど君のことをほんとうに

嫌えたことなんてただの一度だってない


安売りではないけれど

『奇跡』をほんとうに

聴かせてくれたと信じた


とにかく今だからいえるけど

おおきな感謝と

おおきな『好き』を

君に伝えたい


どれほどの彼方から

やって来て

どれほどの高みに昇ろうとしているのか

いつだって僕は君を見つめつづけている

ほんとうはぎゅーっと抱きしめたいのを

じぶんを固く縛り

じぶんを頑なに戒め

我慢しながら










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