捏造の王国 その62 何があっても利権は守るキジダダ政権!900億円無駄にしてもクーポン配り、パンデミックでもキャンペーンはやるそうですよ~
クーポン配布にトラベルキャンペーンの再開をもくろむ与党ジコウ党、キジダダ総理だったが、新型肺炎ウイルスの危ない変異株がさっそくはいってくるわ、地獄の書記官が後ろからあれこれいってくるわて…
無宗教でもお祭り騒ぎにはのりまくるニホン国。例年ではジングルベルが賑やかな街中でボーナスにクリスマスにと浮かれまくる人々であるはずだったが、社会的状況により今年はノリが悪い。そして、この景気の悪さはここ官邸でも
「ああ、せっかく、せっかく、宣言も解除して、旅行キャンペーンだの飲食キャンペーンだの再開しようと予算ものせたのに、新型肺炎ウイルスのさらなる変異株がはいってきてしまうなんて、私はなんて運が悪いのだろう」
と、嘆いているのはキジダダ総理。
「せっかく、せっかく憲法改正とかも~軍事費も~」
“おとなしそうなハト派といわれつつも、物騒な方ですねえ。ま、ハトって実は凶暴なとこあるんですけどねえ”
と後ろの書棚のガラスより語り掛けるのは地獄の書記官。ガース前総理よりニホンの地獄行き亡者を減らすため、現職総理のところに出没して、アドバイスや、茶々をいれているのだが、その効果はかなり疑問符。まさに賽の河原の石積みのような空しい仕事、常人なら投げ出しかねないが、さすがに日頃は獄卒だの、閻魔大王だのを相手にしているだけあって、淡々と続ける。
“にしても、ニューキャピタリズムとか言っちゃって、ヒアリング能力とか、おっしゃってますけど、正直、アベノ元総理とか、あんまり変わんないですねえ。選挙にサクラ動員とか。なんたらキャンペーンにこだわるとかあ”
「いや、私はとっとと外国人の入国を止めたのだ、前の二人とは違う。せ、政策だってニューキャピタリズムで~」
“国際大運動大会終わっちゃいましたからねえ。開催前だったら、どうでしたかねえ。ま、幸いすぐにはパンデミック~にはならかったですけど、結局また超強力、向かい合っただけでもヤバいっていう変異株が出来ちゃいましたしねえ。それにニューキャピタリズムっていっても、賃上げはするけど雀の涙以下、でも税制改正って言ってもやっぱり大企業優遇には手をつけないしい”
「そ、そんなことはないのです。わ、私はきっちり国民に金を配る!」
“それ、半分はクーポンですよねえ。しかもクーポンにするために900億円も余計にかかるんですよねえ。その分のお金を配った方がいいって、メイジの党にすら批判されてますねえ”
「それはソンカ派の意向をくみ取ったわけで、マイマイナンバーカードのポイントもたくさん…」
“あ、利益誘導ですねえ、ポイントなんて現金と違って、どういう会社でも、個人でも使えるわけじゃないですからあ。ま、ソンカ派のトップのヤマングチさんも、信心深いはずのソンカ派から出てる割には欲深いですねえ。ソンカ派の人はいうこと聞かないと地獄に落ちるとか人さまを脅してたと言いますが、いまや自分らが地獄に落ちるようなことをしてますねえ。まあ、アベノさんとか、ガースさんとか、キジダダさん、貴方のほうが危ないですけど”
「そ、そんなことはない。ヒアリング能力はある、人々の声を聞く能力もあるし」
“なら、地獄行きを逃れるためにも、地獄の書記官である私の忠告も、庶民の訴えも聞いてくださいよお。賃金上げて、現金配って、新型肺炎ウイルスの検査をきちんとやるとか”
「い、いや私は何も聞こえていない。地獄行きなんてありえない、プリンスといわれ、国会の答弁に躓くようなこともなく、ちゃんと自分の言葉で答えている私に、そんなことはない」
“いや、そのお、国会でちゃんと答弁するのは基礎のキソで、えらいことではないんですよお。それに最近ちゃんと質問に答えてないとか、ありますしねえ。やっぱりガースさんたちと同じ道ですかね”
「そんなことはない、ないったらない。何度も言うが、外国人の受け入れは止めてるんだー」
“でも、変異株って入っちゃいましたよね。あっという間に拡大しそうですね、ナンタラキャンペーンやったら”
「変異株が蔓延したら、不味いとは思うが。い、いや水際対策はやったし、トラベル業界からキャンペーンやってくれと言われているし、これを聞かなければヒアリング能力があることにならないし」
“あ、利権のありそうなとこだけヒアリングですか。本当に困っている国民の望みは無視、やっぱり前の人たちと同じですねえ”
「いや、そんなことは、いや、何も聞こえてない。私にはへんな声は聞こえていない、ガースさんとは違うんだ!」
“はあ、やっぱりジコウ党の総裁っておんなじなんですねえ。あーあ、政府の迷走のせいでまた死者が増えるんですねえ、ニホン国は。病気だけじゃなく貧困による餓死とか自殺とか、やけになった人の犯罪で、被害者加害者とかあ。いやですねえ、年末年始もっと明るい話題が欲しいですねえ”
「ニ、ニホン国の未来は明るいんだー」
と、実は後ろからのセリフをすべて聞いているキジダダ総理をみつつ、ため息をつく地獄の書記官であった。
どこぞのウイルスの新型が出現との報告をうけて、外国人入国禁止とかいっておきながら、すでにもう入られてしまったようですね。ナンタラキャンペーンとかクーポンとかなんたらポイントとかいわずに、現金配布して、外出制限をお願いするなり、検査を片っ端からやればいいと思うんですが、また利権だ、なんたら研究所とかの権威がーとかでやらないんでしょうかねえ。