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神様に異世界を押し付けられるみたいです。  作者: NUKESAKU
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はじめての料理

閲覧ありがとうございます。

 翌日。

 朝から台所や畑で鑑定祭りです!!

 あと 父がよく狩りに山に行く周辺の地理ととれるものの確認に費やした。


 そのおかげで結構いいものがあることが発覚した。


 父が綺麗だったからと母に洞窟で拾ってきた薄ピンクの石(←岩塩)

 (後日、拾ったところへ連れてってもらう予定。)

 母が商人に珍しい野菜の残骸(育てかたと食べ方がわからなかった野菜たち)

 これがすごかった!?

 熟れたトマト(腐ったと判断され畑の隅行き。)

 じゃがいも(食べるとかなりの確率で腹が痛くなり毒草と判断畑の隅行き。)

 色々あったが 今日の晩御飯には十分なのでとりあえず後日に繰り越します。


 さすが 神様が選んでくれた人と場所だ。

(アリガタヤーありがたや)

 では、おいしいご飯食べるぞ⤴



 ちなみに 昨日のご飯メニューは

 豆ときのこの水煮

(出汁なし、香辛料なし、うま味薄い)


 肉の姿焼き

(表面黒焦げで食べられるところが少ない。)

 まずくはないが素材がもったいない!!



【本日のメニュー】

 豆とトマトのスープ

(鶏の骨で出汁を取ったものに豆とトマトを入れて岩塩で調整しました。)

 鶏肉のソテー

(解体したもも肉を岩塩を揉みこみじっくり焼いたもの。)

 蒸しじゃがいも

(芽の処理さえすれば問題ない。)


 なので母の助けを借りて私は、おいしいもの食べるんだ。

(ちなみに母へのプレゼント(岩塩)をゴリゴリ削られるたび父が泣きそうな顔してました。ありがとうごさいました。)


 おいしいもののためには、犠牲はつきもの?


 では、昨日の仕切り直しのごはんです。


  「「おいしい!?」」

 「でしょ!!」


 「これって、おなか痛くならない?」

 「じゃがいもは芽に毒性があるのキチンと取り除けば大丈夫。」


 「なら 大丈夫ね。」

 「カノンは、物知りだな。」


 「大抵のものは手間をかければおいしくできるよ。」

 「じゃあ カノンちゃん色々おしえてね。」


 「いいよ。・・・・あの」


 私を受け入れてくれた両親にもう一度問うことにした。

 前世の記憶があり色々な知識をもっていること。


 現代日本風にカスタマイズしたいこと。

 (幸い住んでいるところは辺境の村でお隣さんは丘を越えた向こうという近所迷惑にはならない環境のためと建て前を考えつつ。)

 楽しく スローライフがしたいので全力でこの世界にとって未知の変なことをするつもりだと


 だから

 私が今からすることについてくるか 

 ある程度体が出来上がり一人で生活がある程度できれば離れ暮らすか縁を切るか

の選択を答えてもらいました。


 両親 私についていくと 「カノンが結婚するまでは離れて暮らさない。」といってくれた(笑)


 体の年齢に精神が引っ張られていることを言い訳に 両親にしがみつきながら


「あ り が と う 。」

と疲れて寝るまで 泣きじゃくった。






そんな私を暖かく包み込む両親に感謝した。









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