覚醒の気配 母。
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私たちは、急いで実家に向かうことにしました。
「たまきさん、母さんに何があったの?」
(それが 私も分からないの カノンが直接見た方がいいとおもう。)
できるかぎり 急いで 急いで
「かあさん!?」
「あっ お帰りカノンちゃん。」
「ねぇちゃん慌てすぎて空間魔法忘れてたでしょ。」
そこにはなんと私より後ろにいたはずのリュアムと若返った母がお茶してました。
「はぁ?」
「突然母さんが光ったのに焦ってねぇちゃんのところに 駆け込んでしまったけど 帰ってきたら 若返ってるぐらいだったから安心しちゃってさ。」
どこから ツッコミ入れよっかな。
リュアムにカラかいブーメランされてしまったのは スルーしといて (チッ)
突然光って若返っただけなわけあるか⁉
私は、最近、人に任せきりにして我が家の現状の把握を怠っていたのだと気がついてしまった。
結果、母が進化してしまいましたとさ。
常識は? 節度のある生活は? 手綱を離したのは・・・・私か?
「そういえば 最近、うちの植物たちの心がなんとなく伝わってくる気がしていたの。母とも会話が結構続くようにもなったわ。」
最後のセリフには、引っ掛かりを感じるが 大方進化の前触れだったのだろう。
「リュイカさん 父はどうしたんですか あれ?」
最近、このもじ男もどき見たような。
「若くてきれいな奥さんが 素敵すぎててれてるだけよ(笑)」
「リュアム 同じ。」
「・・・・ぐっ。」
リュアムと父は、やはりにている。(けしてさっきの仕返しではない(ニヤ))
母のドライアドの血が、ここにきて活性化したようで髪も緑色になったり若返って美人化が起こったようだ。もともとノイラさんがハーフというのもあるが早い展開にビックリした。
リュアムが先だと思っていたので 計算ミスだー。
「母さんは、どうしたいの?」
「なってしまうなら仕方ないし その方がみんなと長く生きられるならうれしいわ。」
色々考えてくれていたんだ。リュアムやノイラさん、リュイカさんは、確実に長寿なのは、間違いないのだから。私と父は、どうなるかは分からないけど 父は母のために頑張ってエルフの血呼び起こすだろうな。
「カノンちゃん 折角来てくれたのだから、お母さんとあっちゃんで便利な子ができたの。この子たちを紹介させて。」
「いいよどんな子?」
どこまで行ってもうちの母は、変わらないことがわかってほっとしている。
「………!?」
それとこれでは、話が違うので叫ばせてほしい。
「なんというものを生み出してしまったんだ!?あっちゃんさまがついていながら なんですかこの事態は?」
(そう怒らないでよ。品種改良が面白くなって気が付いたら的なやつよ。でも 欲しかった物に近いものではないかしら? カノン)
確かに、欲しかったよ。いつまでもたまきさんに負担かけられないから。でも こうも簡単にできていいものではない。魔道具ならまだしも植物で出来るなど この世界おかしーよーー!!
母とあっちゃんさま作
名称:カラーホーン草 効果同じ株から採取された葉っぱ同士で通話が可能。魔力を流すと鮮度が保てるので日持ちOK。
何これ 携帯電話の初期モデルか!? というくらいビックリする物ができていた。
ちなみに、この品種改良成功に際して 母は進化あっちゃん様は木の大精霊の仲間入りをはたしましたとさ。
ほんと ちょっと目をはなしたすきにだよ。
もう 私の手を離れたので自己責任でお願いします。
『この草面白いですね。』
はじめて玩具をもらった子のようにランランと目を輝かしてカラーホーンを観察する知の神さまが満足するまで意見交換をすることになりました。




