表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神様に異世界を押し付けられるみたいです。  作者: NUKESAKU
26/54

学び舎への招待。

閲覧していただきありがとうございます。

 「現状、既存の職人に難しいのであれば 一から職人を育成すればよいのではないでしょうか。ある程度習得したものの中から講師もしてもらえれば カノンさんがずっと講師を続けなくても大丈夫になるはずです。そして、私たちに新たな刺激(知識)をください。」 

 第一印象ヤバイ奴が 現れた。

 言っていることは 私にとってかなり利点の多い申し出ではあるが 最後の方本音と建て前が逆になってなかったか?


 「講師の件は、前向きに検討させていただきます。まずは、弟の学校見学をしてからのお答えでかまいませんか?」


 「ええそれでかまいません。いつでも、いいえ早めにお越しください。」

 リュアムの学校生活が不安になってきたかも。

 「もし 当学園での教育をお望みでしたら 弟さんの学費生活費は、私にプレゼントさせてください。あと、カノンさんには講師としてのお給料をだしす。」


 これくらいと金額提示もありました。


 「早めにお返事させていただきますが 見学は絶対必要です。あと、引継ぎと家族会議がありますのでお時間をください。」


 「大変結構です。ではお待ちしております。」

 この人 油断できない。


 数日後、リュイカさんと母が引率して、学園見学をすることになりました。何事も早めが良いかと思います。 

 ……けして手厚い待遇に踊らされてはいない。・・・・たぶん。


 「お待ちしてましたよ。カノンさん、リュアムくんと保護者の方々。」


 初対面でやべー奴かと思われたペルフさんは かなり細かく丁寧に学園について教えてくれながらの見学ツアーが始まった。 


 「これでひととおり学園の案内が終わりました。リュアムの入学はいつからになりますか?」


 「すごくいいところね。」

 「ここならリュアムも気にいるわね。」

 「あんなデカい書庫棟があるのは、魅力的だ。」


 「準備ができ次第登校していただいて結構です。初級や基礎を教えるクラは、西棟の一階にありますので近くの人に尋ねてください。」


 「・・・・えっ。」


 「・・・?。 自由な学びを推進してますので学びたいものがあれば案内掲示板をみて参加してください。」

 「すいません質問ですが。学年ってあります。」

 「学・・ねん・・・? なんですかそれ学部のことですか?」


 あっ。これダメなやつだ。

 環境や講師は、すごくいいのに カリキュラムという概念が全くないや。むしろこれで 勉強ができている環境がすごいのか?


 「1年間を基礎と研修などを学園側でスケジュールを組んで生徒が社会生活する上でのルールや物の考え方、将来の可能性を見出してあげる期間を数年設けてから 各々の進路に合わせた専門クラスで勉強をさせ、一定の習得レベルを満たしたもののみ卒業させるやり方の中に学年での区切りがあるのですが。」


 「なんですか!?その考え方は!!カノンさんは やはり面白い考え方をする方だ。もっと話を聞かせてほしい、いや いっそのことこのやり方を採用しよう。」


 これは 巻き込まれ決定。自爆?でも可愛い弟の為ならねぇちゃんがんばる。 しかし、なぜ面倒ごとがやって来て引き受けてしまうのか?(強制手伝いパート2)


 ここまでくると……なにかの呪いか!?。


 『クッシュン・・・・。』


 カノンの華麗なる自爆による自業他得案件(弟の為なら え~んヤコら。)


 改革のための準備。

各講師に何が教えられるのかのリサーチ。自己申告書の提出。この講師は、ここがすごいアンケートを配布回収を10日以内に 回収&収集。

 解析、今後の学園運用に関する 具体案の作成。

 改革のための講師と学園関係者等の合同説明会。

 学園の料金設定の見直し。

 各クラスへのてこ入れ(ペルフ同行)。

 新制学園運営が決定、上層部との最後の打ち合わせ完。

(ちなみに ここまで 2ヶ月を要しました。)


 学園の内部と外部にこれからの学園の方針と改革により変更される箇所の説明会の開催(ペルフさんが仕切ってくれました。)

 意見書・質問書などの仕分け、話し合いの結果当たり障りのない秋から始動することとなった。


 (おねえちゃん頑張ったよ。)

 新制学園は こんな感じで始まることとなりました。

 1年 基礎鍛錬・一般常識・一通りの職業体験

 2年 鍛錬・応用・一般常識・選択授業

 3年 専攻授業・職業の現場研修(就活)

 4年 専攻授業・卒業選考テスト

 研究生 講師見習い・専門分野の研究員など 


 一応細かな修正は必要な都度行う事として大きな問題が出ないようにしましょうとなりました。

 風の噂では、入学希望者がいつもの100倍来たそうで、選考・面接がかなり大変だったそうです。


 (ペルフさんの目が虚ろになっていました。)



 「ねぇちゃん、学園はどんな感じに始まるの?」

 「最初は、退屈かもしれないけど1年生から初めてもらうよ。」

 「えー今更、基礎からスタート!?」

 「リュアムに合わせた基礎じゃないから新鮮なこともあると思うけど。私が担任で初めの授業は、午前中だけだから午後から専門講義受けられるようなってるから頑張ってね。」

 

 「はーい。でも、結局講師になったんだね姉ちゃん。」

 リュアムには 簡単でつまらないと思うが 同年代の友達も作ってほしいので1年からスタートしてもらう。

 学園では、在校生は、希望者以外は今までに近い環境で学んでもらい能力に合わせて研究生・講師見習い・専門分野の研究員・講師などそれぞれの道に進んでもらう予定だ。

 本当のまっさらな1年生は 来年度からになるだろう。

良くもまあ学園が崩壊せずに保てていたのが不思議なくらいハチャメチャな環境だった。(頑張った私。かんばったわたし。)

 さぁ再来月から学園がはじまるから、 いまからアルバイトの引継ぎをしなくてはならない。


 ・・・・・最近、私ってオーバーワーク気味なのでは!?(今になって気がついた?)





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ