王都ギルドにて。
閲覧していただきありがとうございます。
父の言い分。
ティム君と堂々と狩りができるのがうれしくなった。
ティム君はティム君でいつでも父のそばで相棒としていられることが楽しく。
多く狩るのではなく、作戦や連携を駆使して一匹を狩ることに重きを置いた。すると段々と熟練度が上がっていき 小物では、物足りなくなるのに時間はかからなかった。今は、狩る獲物の難易度を上げているそうです。
結果
報告書類が必要な獲物が毎日一人の冒険者から持ち込まれるとああなるわけか。
「カリュム あんたって子は。」
「父さん。」
リュアムとリュイカさんが飽きれてる。
「ティム君、すごいわね。」
母とノイラさんは 別の空間にいるようにふわふわしてる。
・・・・・ギルディオさんに丸投げできないかなぁ。
という事で、商業ギルドにやって来たのだが
「はぁ!? 管轄が違うから無理だ。お前で処理しろ。」
なんですと、頼みの綱のギルディオさんに拒否られた。
「分かりたくないですが了解です。でも何とかなりませんか。」
野となれ山となれ精神でなんとか後処理をしなくてはならない。
(カノン、後処理を適当にしてしまうとのちのち大変なことになる率が高いから気をつけてね。)
たまきさんから的を得た励ましのエールをいただきました。
気乗りしませんが いっそのこと燃やして消し炭に・・・・。
何かを察したのかギルディオさんがいう。
「くれぐれも、素材が台無しになるような事はするなよ!!」
チェッばれたか。
この展開になるのが私の予想より早かっただけだったし、まだ大事にはなっていないようだし、早めに対処しておけば・・・大丈夫・・なはず。
「はーい。そういえば ギルディオさん ボーネさんの件どうなった?」
「あーそれな」
ギルディオさんが調べたところ。やはり 雑務に書類仕事を押し付けまくっていたらしい。
初めは、いやがらせ程度のもので嫌がるような辛そうな顔が見れたらやめるつもりだったらしいがボーネさんが淡々と仕事をこなすので段々、いじめクラスのパワハラになっていったそうだ。
「うわ怖いよ。なにその加害者のあるある言い訳みたいなの。」
「向こうの出方次第では、上の総入れ替えもありうることになっている。」
かなり 大事になったなこれ。うちの父のせいでもあるんで申し訳ない!
後処理は、ギルディオさんが請け負ってくれるだろう。
私は、この職場環境を放って置けなかっただけ。ボーネさんさえ目を覚ませばすむ話だと。安直にことを荒立ててしまったみたいだ。
この世界には、まだきちんと労働基準法など存在しないのだから。
あったとしても 監視する機関なんて無いだろう。
「肝心のボーネさんは どうなっているの?」
「ボーネは、青い顔を白くする勢いで、大丈夫です。大丈夫です。と繰り返していたな。」
限界超えて病んでそうで怖い。
ボーネさんはこのまま仕事を続けられないだろうなぁ。
5日後、冒険者ギルドのパワハラの件は片付いた。ギルディオさんスゲーできる男は やっぱり違う。
しかし、ボーネさんは
「謝ってももらえましたので許します。あと この仕事しかしてこなかったのでよければここで働きたいです。」
私の職業勧誘は見事に振られました。完全に片思いでした。
ボーネさんにはリフレッシュ休暇を1ヵ月取らせてから職場復帰らしいです。
数日後、話があると呼び出された私は、
「カノン こないだギルマスの会合で お前のところに専属顧問を付けるということで意見が一致してな。」
唐突にギルディオさんがこんな話をもってきた。
有難いことではある。我が家のチートはもう私ではどうにもできないので監督できるなら助かる。
担当者と話し合い次第では、制限も限定解除してのびのび生活してほしいからね。
私は、ついに今後にも役立つ欲しかったものを
「ついに・・・・完成した!!」
やりました。 ついに念願のマジックバック作成に成功しました。
家族の支えのおかげで脱荷物持ち。みんなに時間経過無しのマジックバックが支給できる。
あと 私のカモフラージュ分と我が家の分と 今度会う我が家の専属担当者の分 色々制限を付けるから 持ち逃げ不可の優れもの。
「がーははーー!!」
4徹・・・・。正常って・・・・・美味しいの?。
「ねぇちゃん バグってないでさすがに寝ろよ。」
最近可愛くないよね弟よ。
「起きたらまずお風呂入ってこいよ。ここに軽食置いとくからと母ちゃんからの伝言な。」
母に 家族に感謝!!
そうこうしているうちに 早一か月半たちました。
ただいま、ギルディオさんから呼び出しがあり王都に来ています。
「ご無沙汰してます。元気になられたのですね。ボーネさん。」
「その節は、お世話になりました。」
なんとこの場にボーネさんがいたのだ。
「カノン お前のところの専属部署が正式にできた。それに伴い責任者にボーネの名があがっている。本人にはOKをもらっていて正式には、10日後からだがよろしく頼む。」
「・・・・・・。ギルディオさんよ。うちの専属って多分 精神的に疲れるよ。ボーネさんはまずくないかと思われますがどうぞ。」
「カノンさんよろしくお願いします。」
「ボーネさん ほんとにいいんですか?」
「大丈夫です。部署の統括がメインで部下もいますので大丈夫です。一人では抱え込みません。カノンさんの取引次第では、増員も視野に入ってます。」
なんと 王都の各ギルドと連携して我が家の持ち込み物の対処に当たってくれるそうだ。
各ギルドを巻き込んで置いた方が スムーズに事が運ぶのでこのポジションの方が恩返しできると考えてくれたそうだ。
ボーネさん、貴方神ですか。仏さまですか。崇めていいですか?
その日 私は、些細な不幸が寝るまで続きました。(道の段差に躓く。上から水が降ってくる。家具に足の指をぶつけるなどなど・・・・。)
『私を差し置いて・・・・・・。』(← 気のせいだよね?)
こんな些細なことで神さまが嫌がらせなんてしないよね。
『・・・・・。』
ついてない日は、ありましたが王都での生活が楽しみです。




