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運命の出会い

2018/11/30

リメイク


タイトル詐欺しててごめんなさい。

ここが本当の物語の始まりです。


 ラーライル城下町に着いた時には、既に十五時を回っていた。

 メープルさんでの移動を当たり前と思ってしまっていた為、三世は色々と想定外の事態に陥った。

 と言っても、その辺りはあらかじめコルネが考慮に入れており、宿の手配から食事まで準備は完全に用意されていた。


 唯一の例外は、朝食を抜いてきた事だ。

 城下町で昼食を食べたら良いかと考えていた為、馬車の中でも腹が自己主張を続ける程度には、三世の空腹は限界を迎えていた。

 コルネが馬車を門番らしき人に預け、三世の方に駆け寄ってきた。

「さて、どこか行きたいところありますかね?」

 そんなコルネの質問に、三世は弱弱しく笑って答えた。

「何でもいいので、どこか食べるところ行きましょう」

 三世は腹を押さえながらそう答えた。

「ですよね」

 そう言ってコルネも頷いた。

 良く見ると彼女も顔は笑っているが目は笑っておらず、三世と同じように腹に手を当てていた。




 食事を待つ時間すらも辛い。

 そう二人が考えた為、露店で歩きながら食べられる物を買う事に決まった。

 コルネに連れられ、三世はとことこと美味しい匂いが強くなる方向に歩いて行く。

 近づく度に強くなる様々なソースや肉の焼けこげる香り。

 極度の空腹と化している現状では、地獄と呼ぶ他ないほど暴力的な香りだった。


 露店市に着いた二人は、手あたり次第に注文していった。

 中に何か具を挟んだパンや大きな串に刺さっている何かわからない肉。

 詳しく味や中身を確認するよりも先に、とにかく口の中に突っ込み続けている為何を食べているのか三世にはわからない。


 食感こそ違えど味自体は元の世界と大差ない。

 露店は地球……というよりも日本の影響がとても強いように思えた。

 露店の中にはたこ焼きの屋台すらみかけるほどである。

 ただし、たこ焼きの中身は海老だった。

 どうしてそうなったのか、三世には理解出来ない。


 食べ終わった後冷静になると、とんでもない量を食べたような気がする三世。

 食べたのは二人だが、買った量は四、五人分くらいはあるのではないだろうか。

 それだけ食べたのに、一人頭銀貨二枚で収まったのだからありがたい話である。

 どうやらこの世界は食関係の値段が安く抑えられているらしい。


「ところで単純な疑問なのですが」

 食休みも兼ねて三世はコルネに尋ねた。

「んー?」

「コルネさんはいつ寝てるのですか?」

 今回の馬、トウバは優秀な馬だがそれでも片道に五時間はかかる。

 こっちに来た時間は早朝、つまり夜中から移動したという事だ。

 仕事をしている事も考えると、遊びに来る為に徹夜で馬に乗って来た、というのだったら余りに申し訳ない。

「あー。言いたい事はわかった。……んー、まあ隠してるわけでもないしいっか。魔道具ってのがあってね」

「ああ。トイレとか洗濯機とかシャワーとかのアレですね」

「いや、アレはちょっち違うのよね。私も良くわからないけどアレは量産できるし。わかりやすく言えば、アレらの量産出来ない高価なのが魔道具。んでんで。その中にこんなものがありまして」

 そう言いながら、コルネは懐から二つの道具を取り出した。

 一つは木彫りの小さな馬の模型で、もう一つは恐ろしいほど丁寧な作りの革のペンダントである。

「ほぅ……」

 コルネの持っているペンダントが素晴らしい物だった為、三世の口から驚嘆の声が漏れた。

 初歩とは言え革関連にかかわっている自分だからこそわかる。

 この革のペンダントが相当丁寧かつ精巧に作られていた。

 それこそ、機械でも実現できないレベルの丁寧さでかつ造形美を持っている。

 嫉妬することすらないほどの技量の差を三世は感じていた。


「馬の方は馬が自動で目的地に行ってくれるようになるやつで、ペンダントは馬に乗ったままや直立時に安全に睡眠出来るようになるやつだね」

「ほー。それは便利ですね。お値段はいかほどに?」

「値段は……付きません! これらはオンリーワンの貴重品でして。だから内緒ですよ? 仕事以外には使うなって言われてますので」

 そう言ってコルネは人差し指を口元に当てウィンクして見せた。


「了解しました。ですが、危なくないのですが? 落馬や襲われたり……」

「ぶっちゃけないね。危険状態を察知したら自動で解除されて起こされるし、そもそも騎士団員で不意討ちを食らう気の抜けた人はいないよ。たぶん……」

「なるほど。やはり御強いのですね、騎士団の方々って」

「まね」

 そうコルネは誇らしそうに呟いた。




 食事の後コルネに連れてこられた場所はギルドの裏門だった。

「何か用事でも?」

 三世の質問にコルネは頷いた。

「るーちゃ……じゃなくてギルド長が『稀人様が来たらこっちに顔出すようにしろ』との事ですので」

「わかりました。ではちょっと行ってきますね」

 そう言って三世は頷き、ギルド長であるルーザーの部屋の前に移動して丁寧にノックをした。

「どうぞ」

 声を聴いた後、三世はドアを開けて深く頭を下げた。

「失礼します」

「ああ君か。確かヤツヒサと言ったね。どうだ? 生活は慣れたか?」

「はい、おかげ様で」

「そうか。とりあえず座りたまえ」

 ルーザーの言葉に頷き、三世はソファに腰を下ろした。


 三世はその後これまでの事を話した。

 革職人に弟子入りし師匠が出来た事。

 それがとても楽しい事。

 そして、今着ている物が師匠特製のライダースジャケットである事。

 そんな事を楽しそうに話す三世に、ルーザーは険しい表情で問いかけてきた。

「一つ尋ねて良いだろうか?」

「は、はい。どうぞ」

 空気に圧倒されながら三世にそっと首を縦に動かした。

「ああ。そのジャケット。どうすれば手に入る?」


 …………。


 三世は小さく微笑んだ。

「すいません。これは師匠お手製ですのでまだこれしかないんですよ。量産の目途が立てば連絡しましょうか? ただ、べらぼうに高くなると思いますよ?」

「是非頼む。金に糸目はつけん。金貨三十……いや五十枚なら即金で出せるしそれ以上でも時間さえあれば用意してみせる」

「――わかりました。確かにギルド長は黒い髪に黒い瞳。黒のジャケットを羽織れば黒に染まり、そうとう渋い見た目になるでしょうね」

 三世の言葉にルーザーはニヒルに笑って見せた。


 その後二人は握手をし、ジャケットを見ながらかっけーかっけーと言いあった。

 このジャケットは、男にしかわからない浪漫のようなものを秘めていた。

 本音を言えば女性にもわかって欲しいが、それは難しいらしい。

 



「さて、良い事ではあるのだが、ちょっと気になることがある。スキルとか能力とかその辺りを見せてもらっても良いか?」

「ああはい。お願いします。少しは上がってないかなとちょっと期待していました」

 たった一週間しか経過していない。

 それでも、それなりに鍛錬をして成長も時間出来ている。

 もしかしたら何か変わったのではないかと期待せざるをえなかった。


「じゃあ、失礼する」

 そう言ってルーザーは三世の顔をじっと見つめだした。

 黒く綺麗だった瞳はどろっと濁りを帯び、不気味で不快な眼差しに変質した。

 まるで死病を抱えた病人のような瞳に三世は怯えつつも、ルーザーの方をじっと見つめ返した。


「……うっわ」

 ルーザーは三世を、信じられないものを見るような目をして呟いた。

「あの、どうかしました?」

「いや、なんでもない」

 ルーザーは平然を装った。

「いや、気になるのですが……」

「まあまて、すぐに話す」


 ルーザーはじっくりと話し始めた。

「まずスキルには位階というものがある。異世界人風に言えばレベルだな。最初は目覚めたての初期状態。次にスキルが馴染んだ状態、これを『名付き』という。そこから成熟し完成に至るのだが、それはまた今度の話だ」

「はぁ。つまり、どういうことでしょうか?」

「どうやら位階が一つあがっているようだ。今自分のスキルに語り掛けたら何か返ってくるかもしれんぞ?」

「語り掛ける……ですか?」

「内側の自分に話しかけるみたいな感じでやってみろ。実際に経験した方が早い」

 三世はルーザーの言葉に頷き、目を閉じて自分の内側を探ってみた。


 確かに、良くわからない『何か』が体内にあるような気配を感じた。

「器用の補正。それと、何かを製作する場合成功率と耐久性を上昇させる……で合ってますかね?」

「そうだ。本来スキルというのは自分で理解できるものだ。異世界人の場合は埋め込まれたり無理やり覚醒されたりで理解し辛い状況になっているが、それでも時間を掛けたら理解出来る。いや一週間で位階があがるのは少々異常に特殊な例だが」

 六日連続勤務夜間修行付きは意味があったらしい。


「もう少し、深く詳しく語り合えないか?」

 ルーザーの言葉に三世は頷いてみせた。

 ――おーい。お話しませんかー。大丈夫ですよー怖くないですよー。

 自分の中に子犬がいるような気持ちで、また猫なで声をしているつもりで三世は語り掛けてみた。

 深く、より奥に見るように心掛けてみると、確かに明確な『ソレ』を三世は見る事が出来た。

「【クラフター】そういう名前のスキルが見えました」

「そうだ。名は位階が上がった瞬間に生まれる。ずっと『レザークラフト』をしていたヤツヒサに、クラフターという名前のスキルが生まれたのだろう」

「なるほど……これでギルド長はうわっと声を出したのか……」

 そう三世が呟くとルーザーは乾いた笑いを見せた。

「いや、そっちも凄いが別に引くほどではない」

 ――あ、引いてたんですね

 三世は苦笑いを浮かべた。


「じゃあ、何かまだあるんですか?」

「とりあえず、クラフターとなった事によりスキルが成長した。今まで器用補正は大体一だったが、今回ので三の補正となった」

 ルーザーは三世の方を見て、能力を言い始めた。

「筋力素早さ賢さ魔力耐久精神体力は変化なしだ」

「なるほど、器用は以前五で、スキル補正が二上昇したので七ですか。三が平均だとしたら相当高いですね」

 その言葉にルーザーは鼻で笑った。

「現在のヤツヒサの器用は十二だ」

「うん……うん?」

「ちなみに、一流の職人は大体十五くらいの器用さがある。良かったな。もうすぐ並ぶぞ」

「えっ」

「更に付け足すと、スキルがあって適正があったとしても、普通はこんな一度に成長しない。一気に伸びる奴は大体同じ理由だ。お前、文字通りずっと革の加工だけし続けただろう?」

 ルーザーが露骨に引いている事が三世は理解出来た。

「いや、あはは」

 三世は愛想笑いで誤魔化す事しか出来なかった。


「異世界から来た奴の中には偶にいるんだよ。仕事をしていないと生きていけない奴。もう少し人生を楽しめ。そんなに生き急ぐ理由はないだろ?」

「いやはやお恥ずかしい。つい楽しくなって」

「――まあ説教しても良い事ないしこの辺りで辞めておこう。無理せずゆっくりでいいんだ。色々と楽しまないと後悔が残るような人生になるぞ」

 ルーザーはいかにも経験してきたのかのようにそう語った。

 見た目こそ若いルーザーだが、その立ち振る舞いは年齢相当とはとても思えない。

 貫禄も感じる年期も全く違う。

 間違いなく自分より上だと三世は感づいた。 


「金言痛みいります。まあ、今日は休暇ですしこの後趣味に手を出すつもりですのでご安心下さい」

「ほぅ。趣味があり、しかも即実行できるものなのか。なんだ? 酒か? 女か?」

「馬です」

「そうか馬か。――うま?」

「はい馬です。馬を撫でると精神がリラックスし安定していきます。また馬は可愛いです」

 ルーザーは頭を抱えた後紙を取り出しそこにサラサラと何かを書き始めた。

「異世界人の考える事は良くわからん……が、精神の安定というのなら聞き逃すわけにはいかんな。今度テストをしてみよう」

「実際に効果がありますよ。私の世界では馬によるヒーリングセラピーというのがあったくらいでして、子供から大人まで皆に愛されていました。あと馬カッコいいですし」

「そうか。効果があったのか……。まあいい。こんな老人と話す時間も惜しいだろう。行ってこい」

「はい。では失礼します」

 そう言って頭を下げ、部屋を出ようとした三世をルーザーは呼び止めた。

「ちょっと待った。ハシマユマとはまだ連絡が取れてない。次取れているかもしれないからまた近いうちに顔を出しにこい」

「了解しました。また近いうちに。今度はお土産でも持ってこれるといいんですが」

「そのジャケットの量産化なら心待ちにしてるぞ」

「全力を尽くしましょう」

 二人で笑いあった後、三世はドアを開けて退出した。




「もう訓練も終わってるでしょうし、まずはメープルさんとこに行きましょうか?」

 合流したコルネの言葉に三世は頷いた。

「ですね。一週間分撫でないと」

「メープル関連はあまり与えないでくださいね。太りすぎると後で本人が苦しむので」

 そんな話を二人は楽しそうにしている時、どこからか騒ぎ声が聞こえた。

 誰か有名な人が来たとか吟遊詩人が謡っているというような好意的なものでは決してない。

 それは侮蔑や軽蔑が混じった怒鳴り声だった。


 三世がその方角を見ると、全身フルプレートの男が首輪をつけた小さな女の子を無理やり引っ張っていた。

 当然その女の子は嫌がり抵抗をして見せていた。


「あれは?」

 三世がコルネに尋ねるとコルネは難しい顔をして見せた。

「ヤツヒサさんって奴隷とかどう思います?」

「抵抗はありますし忌避していますが、理解してますし否定は出来ません」

 奴隷なんていけない。

 そんな事当たり前である。

 だが、その当たり前を当たり前と言えるのは、何百、何千年という時間に加え、文化、知識、道徳の成熟が必要である。

 つまり、この世界にはまだ早いのだ。

「なら良いです。奴隷商の部下だと思いますが……ちょっと問題がありそうですね。行ってみましょう」 

 その言葉に三世が頷くと、コルネは人をかきわけフルプレートの男の元に向かった。

「はーい失礼しまーす。騎士団ですよー。何かありましたか?」

 そうコルネが尋ねると、フルプレートの男はガシャンガシャン音を立てながらぺこぺこして見せた。

「ああすいやせんタイチョーさん。往来の邪魔をしてしまって。こいつずっと抵抗してて……」

 そう言って男は奴隷の方を向いた。

 小さな子供の奴隷はキッと男を睨みながら首輪で繋がれた鎖を引っ張っていた。

「あー。しょうがないですよね……一応聞くけど違法なものじゃないんでしょうね?」

「もちろんです。こんな見た目ですが歳もそれなり――らしいしきっちり法に乗っ取った条件での入手で間違いありませんぜ」

「うーん。女で小さい子で……まあ獣人ですからしょうがないですか」

 そう言ってコルネは溜息を吐いた。


 そう、奴隷と化した小さい少女の耳は動物のソレだった。

 犬の耳が生えた赤い髪の小さな女の子。

 見た目だけならギリギリ一桁に見える。

 ギラリと睨みながら抵抗するのだが、大した力は入っておらず、また暴れ回る事もない。

 どうやら首輪に何かしかけがあるようだ。


「力は弱いし見た目も幼く醜い。そんなわけでもう一年も売れずにいてね、どっかに移動させようって話になったんですけどねぇ」

 その獣人を三世は醜いとは思わなかった。

 ただ、全身に真っ赤な体毛が生えて、しかも顔も一部体毛に覆われている。

 その程度である。


「もう少し見た目が良ければ色々と売れたんでしょうけどね、っとすいません。あんまり良い話題じゃなかったっすね」

「気にしないで良いよ。仕事なので正直に話してくれた方がありがたいくらいだよ」

 そう言ってコルネは小さく笑った。


 三世は目の前の少女をずっと見つめた。


 獣人――人という文字が付いているが、三世はソレが獣にしか見えない。


 獣――というよりも、一匹の子犬である。


「これください」

 三世の口から自然と言葉が漏れた。

「これください」

 今度は自分の意志で、はっきりとそう言った。

「稀人って奴隷の保有権ありますよね? 何か問題あるなら教えてください」

 そう言いながら三世は、フルプレートの男に迫り寄った。




 三世は動物が好きなのではない――大好きなのだ。

 一時期は動物こそ全てという時期もあったくらいだ。

 子供の頃動物園に行くと何時までも居座って、閉園時間が来るといつも泣きながら帰っていた。

 もふもふ成分が足りていない今だからこそ、三世にはわかったことがある。

 目の前の獣人の中身は、犬そのものであると。

 見た目も犬に近く、中身も犬に近い。

 ならば犬という事でいいはずだ。


「とりあえず……主に聞いてみます」

 奴隷商人の部下にすぎない男は、そう言う事しか出来なかった。




 三世は元の世界では獣医だった。

 小さい頃からずっと動物が好きでしょうがなかった。


 何時から獣医を目指したのか覚えていない。

 だが、おそらくあの時だろう。

 自分の飼っていた猫が亡くなった。

 病気だった。どうしようもなかった。

 だから獣医を目指したのだろう。

 それも――もう良く覚えていない。


 夢は成し遂げられた。

 大きな獣医の病院にも入れた。

 同期の中でも実力はある方だった。

 失敗もなく、仕事もうまくいっていた。

 だが、現実は幸せなものではなかった。


 悲しい別れが異常な程多く、労働環境は最悪の更にその下。

 休む事は出来た。

 だが、三世が一日休めばその分動物が死んでいく。

 そういう環境だった。

 無理をして、無理をして、無理をして、無理をして――。


 そしてとうとう全てが壊れた。

 気づいたら自分の場所はなくなっていた。

 残されたのは、治療が間に合わなかった動物の冷たくなった体と飼い主達の罵声と怨嗟の声だけだった。


 その後も三世は別の場所で獣医の仕事は続けた。

 前の病院のような悲惨な場所ではなく、もっとゆったりとした時間で。

 だから辛い事はほとんどなかった。

 その代わり、惰性で続けているような気がし続けていた。


 そんな人生だった為、三世は元の世界に一切の未練はなかった。

 むしろ、過去を捨てるにはちょうど良いとさえ思えていた。

『今度は獣医にならないでおこう』

 そう、心に決めていた。




「それで、アレを買いたいと?」

 いかにもな成金趣味の店の中で、いかにもな見た目の太った醜い男がねちっこい笑みを浮かべて三世にそう問いかけてきた。

 周囲の調度品は豪勢だと一目でわかる金まみれのもので、商人本人も金のネックレスに金のブレスレット、指輪、更には金歯と贅沢の限りを尽くしていた。

「はい。出来るだけ火急に――いますぐ」

「まあまあ売るのは歓迎ですともよ。商売の基本とはお互い得をすることですからねぇ。私の一番の趣味です」

 そう言いながら商人は下卑た笑いを見せた。


「ただし! 売るにはいくつか約束して頂かなれけばならない事がございますよ」

 そう言いながら商人は三世に書類を投げ渡した。

「ちなみに、それは契約書にもなっておりますので、嘘を付いたり破ったりしたら大変な事になりますよぉ?」

 商人は笑いを堪えるような表情でそう問いかけてきた。

 おそらく、法的な契約ではなく魔法的な契約という意味だろう。

 契約書にはうっすらと魔法陣が描かれていた。


 首輪を外す事を禁じる。

 責任は全て、所有者に起因する。

 破損、破壊目的の使用を禁じる。

 人間並かそれ以上の知性がない場合、人間的な労働を禁じる。

 大体そんな内容が書かれていた。


「これの最後の意味は?」

 三世の質問に奴隷商はにんまりと笑った。

「良い質問ですね。例えば騎士団や冒険者の登録。または女性ならではのそういうのですねぇ――まあそんな酔狂な人見た事ありませんが。わかりました?」

 何となくだが、言いたい事は理解出来た。

 三世は、迷わず契約書に名前を書き記した。

 一枚だった契約書は二枚になり、突然光りだした。

「では、片方はそちらが保管しておいてください。なくしてもかまいませんが、何かあっても当店は一切の責任を取る事ができません」

 その言葉に、三世は頷いて見せた。

「結構。これであの奴隷はあなたの物です。たとえ本人が理解していなくても、首輪の強制力には逆らえません。好きに命令してあげてください」

 そう言って奴隷商は笑いながら去っていった。


 それと入れ替わりに部下が現れ、笑顔で三世に一言告げた。

「金貨五枚になりやす」

 ――わすれてた。

 三世はコルネの方を見つめた。

「三枚貸してください。家にありますのですぐに返しますから」

 コルネは溜息を吐いて、苦笑いを浮かべながら金貨を三枚手渡した。




 店の前にいる赤毛のわんちゃ――女の子は三世の方をうなり声をあげながら睨んでいた。

 誰が主なのか首輪にインプットされているらしい。

「すいません。ちょっと持っていてもらえますか?」

 そう言って三世はジャケットを脱いでコルネに手渡し、かばんに入っていた革を適当に腕に巻きつけた。

「なんで革なんて持ってるの?」

「簡単な修理ならその場で出来ますのでリペアキット代わりに端材をバックに入れるようにしてるんですよ」

 そう言いながら、三世は革を巻いた手を少女の前に差し出した。

 噛もうとして大きく口を開く少女だが、そこで動きがぴたっと止まった。

 おそらく首輪の強制力のせいだろう。

「噛んで良いですよ」

 三世が少女の頭を撫でながらそう呟いた。

 その言葉を聞き、少女は怒りに身を任せ三世の革で巻かれた腕に思いっきり噛みついた。

 三世は身じろぎ一つせず、撫でながら噛まれ続けていた。


 今、三世の頭の中にあるのはたった一つである。

 少しでも長く、もふもふを楽しむ事。

 それだけに、全神経を集中させていた。


 三世は、この獣人との出会いは運命であると思っていた。

 理由は二つある。

 一つは、もふもふ枯渇症(自己診察)にかかった自分の前に現れた事。

 もう一つは、彼女の特異性である。

 触れて診てわかった。

 彼女は青年期に近い年齢である。

 そのはずなのに、見た目は異常なほど幼い。

 食事があまりもらえなかったとしてもここまで酷い結果にはならないだろう。

 それに加えて、異常なほど悪い毛並みに加え、どろっと濁った瞳。

 それは若い頃見逃してしまった、まだ大丈夫だろうと思って手遅れになってしまった、絶対忘れられない記憶の一つである。


「コルネさん。最速で、大至急、家に帰れますか?」

「――事情は?」

「この子、病気です。しかもかなり重い――」

「詳しくは聞かないでおきましょう。すぐに馬を出すから門の前に待機して」

「わがまま代わりにもう一つ。切れ味の良い小さな刃物と度数の高いお酒を用意して頂けたら」

「大丈夫。手術道具と薬品を用意しておくわ」

 そう言ってコルネは走り去っていった。


 少女は三世の手を噛みついたまま眠りについていた。

 そりゃあそうだ。

 死病を抱えて、栄養不足で、体力が枯渇しかかってる中で全力で噛みついたら眠るに決まっている。

 三世はその少女を抱えて揺らさないように、早足で移動した。




「早く乗って」

 コルネはそう言って三世をメープルさんの牽く馬車に誘導していた。

 そんな期待をしていた。 

 困ったら助けてくれる。

 何故かわからないが、メープルさんに頼って良いと三世は思えていた。


「メープルさん。お願いします。この子を助けたいんです。だから――お願いします」

 三世の声に対し、メープルさんは大きく嘶いた。

 その声は『任せろ』と言っているようだった。


「中身確認して」

 馬車を走らせながらコルネは三世にそう呟いた。

 三世は馬車の中に置かれている道具類の点検をしていく。

 メスが数本と針。縫合用の糸と鋸にアルコールとビニールっぽいシート。

「十分すぎます。ありがとうございました」

 三世の言葉にコルネは振り向かず、頷いて答えた。


「本当はね、もっと速い馬がいるのよ」

 コルネがメープルさんの上でそんな失礼な事を言い出した。

「だけど、今は絶対この子の方が良いわ。見てわかるもの。ヤツヒサさんにラブコール送ってるって」

 そう。コルネが馬小屋に行った時には、メープルさんは既に出かける準備を終えて待機をしていたのだ。

 偶然なのか、遊びたいと思ったのか理由はわからない。

 もしかしたら、三世の助けを呼ぶ声を聴いたんじゃないかな――そんなロマンチックな考えをコルネは否定できなかった。


「メープルさんには何かお返ししないといけませんね」

「あら? お金も貸して手術道具も用意した私には何もないのかな?」

 コルネはそう意地悪そうに呟いた。

 顔を見なくても笑っていると三世は理解出来た。

「お詫びとお礼を今度させていただきます」

「んじゃお礼とかお詫びの前にこれだけ尋ねたいんだけど、手術出来るの?」

「わかりません。でも、たぶん大丈夫です」

「人間と違うのよ?」

「むしろ人間と違う方が大丈夫です。私は獣医ですので」

「ジューイ? 呪医の事?」

「いえ。動物のお医者さんです」

「まあ素敵。これが上手くいったら騎士団の馬も見てもらおうかしら」

「それは素晴らしい提案ですね」

「んじゃそれが私に対するお詫びとお礼という事で――あと早く止血しなさいな」

 そう言ってコルネは苦笑した。

 気づいたら三世の左腕から血がだくだくと流れていた。

 思ったよりも少女の噛む力は強かったらしい。

 三世は寝ている少女を起こさないように、少女の牙を診てみた。

 悪質な細菌はいなさそうである。

 三世は『診て』何となくそうだとわかった。

 三世は適当な紐で腕を縛り止血し始めた。




「これはコースレコード間違いなしね」

 村に着いたコルネは驚きながらそう呟いた。

「一時間五十分……を切ってますね」

 三世は腕時計を見てそう呟いた。


「メープルさん。助かりました。本当にありがとう」

 三世の言葉にメープルさんは首をひょいと動かした。

 今のは三世でも意思が伝わってきた。

『早くいけ』である。

「本当に賢いですねぇメープルさんは」

「あなたにだけはね」

 三世の言葉にコルネは苦笑いを浮かべながらそう答え、コルネは道具を、三世は少女を抱えたまま早足で移動した。


 二人がいなくなってから、メープルさんはそっと横になり倒れ込んだ。

 良く見ると体中傷だらけで、白い体は茶色い泥だけでなく所々赤く染まっていた。

 速度を出すだけならそんなに難しくない。

 ただ、速度を出すほどに危険度は増していく。

 跳ねる小石、刃物のようになる草。

 それでもメープルさんは足を止めなかった。

 馬車の安全を最優先にして自分の体を後回しにしたまま、メープルさんは走り続けた。

 限界を通り越したメープルさんは優しい瞳を三世に向けた後、そっと瞳を閉じた。




 自宅に戻った三世はベッドに少女を寝かせ、金貨を三枚コルネに返して手術の準備を始めた。

「何か手伝う事ない?」

 どうやらコルネはまだ付き合ってくれるらしい。

 本当にありがたい。

「出来るだけ清潔な桶を複数。それと――師匠を。マリウスさんを呼んできてください。緊急事態と言えばきっときてくれますので」

「わかった!」

 そう言ってコルネは走り去っていった。

 使える物は全て使おう。

 たとえその結果、マリウスに見切りを付けられ破門されたとしても――。

 三世は、もう二度と、助けられる命が助からないのを受け入れたくなかった。




 三世とマリウス、コルネの三人は白い清潔な布の服に着替えた。

 マリウスがさっと用意してくれたものだ。

 三世はそのまま獣人少女の触診を開始した。

 触っても大した事がわかるわけがない。

 聴診器すらないのだ。

 そのはずなのに、何故か心臓付近に何かがあるのを三世は『診る』事が出来た。

 おそらく、これが使えずにいたもう一つのスキルだろう。


 切開の開始――の前に体毛を処理しなければならない。

 どうしたものかと思考を巡らせている時に、マリウスはそっと三世に毛刈り鋏を手渡した。

 何の説明もなく無理やり連れてきたのにもかかわらずこの手際の良さ。

 もう流石としか言いようがない。

 三世はマリウスに軽く頭を下げてから心臓付近の体毛を刈り、そっとメスを肌に入れ進めた。

 メスの切れ味が思ったよりも悪いがそれは仕方がない事だろう。


 そのまま胸部を開き、三世は心臓付近を覗き見た。

 最初ソレを見た事は、癌細胞かと思った。

 だが、どうやら違うようだ。

 転移する心配はなさそうだが、癌細胞よりも性質たちは悪そうだ。

 その不穏な塊は心臓の傍に張り付き、黒く蠢きながら紫色に発光し、大きくゆっくりと脈動していた。

「これに心当たりありませんか?」

 三世の質問にマリウスは首を横に振った。


「にたような物なら知ってるわ。巨大生物に取りつく寄生体の一種ね。本来ならこんなに小さくないんだけど……」

「特徴は?」

「宿主が死ぬまで魔力と体力を吸い続け巨大化していく。宿主が死んでから、自分の分身を増やして体内で増殖していくわ。偶に毒持ちの奴もいたりするわね」

 コルネの答えに三世はしかめっ面をして見せた。

 あまりに知っている常識と違いすぎるからだ。


 とりあえず、その寄生体を正しく観察する為に、三世は肋骨を一本鋸で切断した。

 寄生体からは六本ほど、触手のような物が伸ばされ、少女の体のいたるところに癒着していた。

 これで栄養を吸い取っているのだろう。


 三世は試しに触手を一本、切断してみた。

 妙に硬く時間はかかったが切断することに成功した。

 ぴちっ。

 とても不快な音で切断される触手。

 が、別の部位から触手が伸ばされ元と同じように接続した。

 一本切っても何の意味もないらしい。


「もっと早く切れたら――師匠」

「すまんが俺には無理だ」

 マリウスが首を横に振る。

 三世の額から、汗が流れ落ちた。


 


 三世は獣医になりたてだった頃に看取った子犬の事を思い出した。

 その犬は末期だった。

「もうどうしようもありません。残された時間は静かに愛する家族の元で過ごさせてあげてください」

 そう三世は飼い主や家族に伝えた。

 だが、飼い主は多額のお金を渡し、その犬をこちらに丸投げしてきた。

 表向きは少しでも苦痛を少なくして欲しい。

 実際は、面倒な事はしたくなかったのだろう。

 現に、彼らは一度たりとも見舞いに来なかった。

 意識がなくなる瀬戸際に、三世は飼い主に電話をかけた。

「最後に顔を合わせてあげてください」

 だが、飼い主の言葉は冷ややかなものだった。

「もう新しいわんちゃん買ったから……」

 そう言って、その犬の飼い主は電話を切った。

 寂しそうな顔をする子犬に何もしてやれず、最後の瞬間まで、三世は泣きながらその子を抱きしめ続けた。




 その子犬と違い、この少女は体力があるからか時間はあるのだ。

 だが、その時間もどこまで保つかわからない。

 麻酔もまだ大丈夫。

 問題は、寄生体の除去方法と……出血による体力の消耗にこの子が持ちこたえられるかだ。

 それがわかっていても手段がなく、ただ時間だけが過ぎていく――。


 三世はふと、ルーザーの言葉を思い出した。

『スキルに語り掛ける』

 そうすれば教えてくれるらしい。

 自分の二つ目のスキルは間違いなく獣医関係だ。

 だからこそ、今まで目覚めずにいたのだろう。

 そうであるなら、何か手段があるはずである。


 三世は自分の内側に、脅すように語り掛けた。

『何かあるのなら、寄越せ。今すぐに』

 だが、答えはない。

『お前はまた見殺しにするつもりか?』

 くじけそうになるのを堪えつつ、三世は自分自身に問いかけた。

 確かにあるのだ。

 クラフターの他にもう一つ、何かスキルらしきものが……。

『寄越せ!』

 そう吼える三世に、朧気に浮き漂う何かが、言葉を返してくれた気がした。


『何が欲しい?』

 三世は願った。

『助ける力だ。今は何よりも、何でも切れる物――メスを!』

 三世は朧気な何かが緑色に光ったような気がした。

 それと同時に、三世の体も緑色に発光した。

 その光が終わった時には、三世の右手人差し指に白い光の刃が生まれていた。

 刃渡り二センチ程度の半透明な光のメスが。


 コルネとマリウスはポカーンとした表情を浮かべていた。

 三世はそのメスをそっと動かし、触手を切断した。

 音もなく触手が切れると同時にメスも姿を消した。

 耐久力は恐ろしく低いようだ。

「いや、まだです!」

 三世は叫び、指先に力を入れた。

 それと同時に、再度光のメスが人差し指に出現した。

 一回一回切断しては消える光のメスの生成を繰り返し、三世は全ての触手を切断した。

 切られた事に気づいていないのか寄生体は新しい触手を生み出していなかった。

「切断出来たか?」

 マリウスの質問に三世は頷いた。


 その瞬間、マリウスはグローブを身に着けたまま寄生体をつかみ取り、部屋の隅に投げ捨てる。

 それを見たコルネは剣を抜き、寄生体が地面に落下する前に四分割にしてみせた。

 

 三世はそっと切開した箇所を縫い合わせ、術後処置を完了させた。

 顔色を見ても問題なさそうである。

 三世はそっとその少女に触れて診た。

 問題なさそうである。

 つまり、手術は無事に成功したと言って良いだろう。


 獣人を残したまま、三人は部屋を退出した。

 コルネはばらした寄生体を革に包んで持ち、どこからか火を取り出し外で燃やし始めた。

「まあ念には念をと思いまして」

 そう呟いたコルネの気持ちは良く理解出来る。


「終わったのか?」

 マリウスの言葉に三世は頷いた。

「はい。師匠にはお世話になりました」

 その言葉を聞いた瞬間、マリウスは地面に突っ伏し倒れた。

 顔色を見ると真っ青である。

 そう言えば……マリウスは臆病だった。

 血が苦手であり、虫が苦手であり、怖いものは何でも苦手である。

 つまり、今回の手術は全てに当てはまる。

 相当無理をさせてしまったようだ。


「私も気苦労か倒れたいくらい疲れたわー」

 そう言ってコルネも地べたに腰を下ろした。

「すいません。お世話になりました」

「良いのよ。人助け出来たなら問題ないわ」

 コルネはそう言って優しく微笑んだ。

「ああでも、お詫びとお礼はしっかり受け取るわ。馬の診察よろしく! 少なくとも千頭はいるからね!」

「ははははは喜んで」

 本気で言っている三世に、コルネは若干引いていた。




 マリウスはリアカーに乗せて家に帰した。

 ルカも桶やらお湯やらの準備を裏でしてもらっていた為、この親子には相当迷惑をかけてしまった。

 その事を三世は謝罪したが、ルカは謝罪を拒否した。

『そんな事はどうでも良いよ。助かって良かったね。今度ご飯食べに連れておいでよ』

 そうルカは言って微笑んだ。

 人間としての出来という意味でも、懐の広さという意味でも勝てそうにないと思い三世は苦笑いを浮かべる事しか出来なかった。


 コルネとメープルさんも疲労困憊である。

 特にメープルさんは傷だらけの上に体力も限界である。

 少なくとも明日までは帰れないだろう。

 三世は村長に事情を話し、コルネとメープルさんを休ませる為に隣の家と牛小屋を貸してもらった。

 その代わり、鶏の調子が悪くなったら診て欲しいと村長は笑顔で言った。

 当然、喜んで約束を受けた。





 三世は一人で家に戻った。

 今三世の家にある部屋は二つである。

 一つは、食卓も兼ねたテーブルの部屋。

 だが、現在足の踏み場もないほどぐちゃぐちゃになり手がつけられない。

 もう一つは寝室である。

 だが、周囲はビニールっぽい何かが敷かれており、唯一のベッドは血まみれな上に先客がいた。

 三世はちらっとその少女の様子を見た。

 

 赤毛の獣人少女。

 幼い顔つきで安らかな顔で寝入っていた。

 顔色も大分マシになっているように見える。

 三世は軽く触って『診て』みた。

 増血が始まっている。

 獣人とは想像以上の生命力を持っているらしい。

 これなら大丈夫だろう。

 三世は安堵の息を漏らしたと同時に、強烈な睡魔に襲われた。

 単純に疲労の限界である。

 三世は少女を抱きかかえてからビニールのような何かをベッドの上に敷き直した。

 起きた時に血の上で寝ているというのはあまり嬉しい光景ではないだろう。

「さて、私はどこで寝ましょうかね」

 そう呟きながらきょろきょろと周囲を見渡すと、ぴょこぴょこしている犬の耳が三世の目に入った。

 三世はその頭を丁寧に優しく撫でながら、ベットの傍で意識を失い、倒れ込んだ。

 それでも、手は頭から離れていなかった。 

見てくださりありがとうございました。

もふもふ!もふもふ!

良いですよね。自分は犬派でして。

でも猫も好きです。

というか動物いいですよね。

ビーバーとかあの間抜け面が他人とは思えなくて本当に可愛くて。

もちろん馬も好きです。


そういえば話作るのヘタなので複線らしい伏線はあまり無いですねなんかごめんなさい。

一応それっぽい複線はメープルさんにありますが話と関わり無い部分ですので語らない可能性もありますね。


何にしても見ていただいてありがとうございます。

これからも楽しめるような作品にしたいと努力していきます。

感想ももらえました。ブックマークも増えました。

やる気も十分貰えました。

再度ありがとうございます。

どうか長いお付き合いお願いします。

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