料理人ギルド-食休み編
今回後書き長いです。
作者に興味無い方は飛ばしてください。
ぶっちゃけ言いたいことは
『次から前書きと後書きあまり書きません』
ということだけです。
料理人ギルドを去り宿泊施設に戻った三人。時刻は夕飯頃だが正直食欲は無い。あれだけ食べたら当然だ。
三世は翌日の胃もたれが心配になる。この世界で自分の年齢を思い知る数少ない一つだ。
現実と違い年齢による体調不良があまり無い。理由はわからないが早寝早起きに加えてストレスが少ないからだろうか。
精々これから年を重ねるとこれからつらくなるだろうなという予感くらいだ。
「というわけで反省会をします」
三世の言葉にルゥとシャルトは小首をかしげる。
「るー。一体何の反省?私何かしちゃった?」
ルゥの言葉に三世は首を振る。今回ルゥだけは問題無かった。
「いえ。ルゥは大丈夫です。料理もとても美味しかったですよ」
三世はそう言いながらルゥを撫でる。ルゥをそれを嬉しそうに受け入れ喉を鳴らす。
「私とご主人の反省会ですね」
シャルトの言葉に三世は頷く。シャルトにも思い当たる所があったようだ。
「ええ。私がもっと上手く見つからないようにあの痴れ者を抹殺出来たら」
シャルトは悔しそうに唇を噛む。違うそうじゃない。
「違います。反省点は怒りで我を忘れた部分と相手を傷つけようとした所です」
三世の言葉にシャルトがまた小首をかしげる。
「敵は全員蹴散らしたらいいのでは?私は良いとしてもルゥ姉やご主人を馬鹿にされたら怒るのは当たり前ですし」
シャルトの言葉は確かにその通りだった。三世自身も今回娘二人を下卑た目で見た彼らに憎しみを持ったからだ。
間違ってないからこそ、言わないといけなかった。
「そうですね。間違ってはいません。それでも我慢しないといけないんです」
確かに戦わないといけない時はある。何かを守る時に戦う必要は必ずある。それでも、敵を増やさないに越したことはない。
「私のいた世界にこういう言葉があります。真の無敗とは敵を作らないことである」
三世は日本にいた時の言葉を思い出す。誰が言ったかもわからないが確かに真理の一つだろう。
「そりゃあ戦わないなら負けないですね」
シャルトは納得しない顔で呟く。
「戦わないのでは無く、戦う回数を減らすことが大切だと思います。本当に大切な人を守る為なら、怒りに負けたらいけません」
三世の言葉にシャルトとルゥが頷く。守るという言葉に強く反応し、少しは理解してくれたようだ。
「それならわかります。敵を減らすことも、怒りに身を任せたらいけないことも確かにその通りです」
実際シャルトは何もしていない。ただそれでもシャルトにも言っておかないといけないことだった。
ルゥとシャルトは似たような過去があるにも関わらず逆方向の思考を持っている。
ルゥは憎しみを捨てる方向に。だからルゥは怒ることはあっても憎むことはほとんど無い。
逆にシャルトは人に対する憎しみが強い。大切な者が増えてからなおその傾向が強い。三世が止めなければ既に誰か殺していたかもしれない。
だからこそ三世は今のうちにシャルトに知っておいて欲しかった。もちろん自分も出来ないから一緒に反省しようと。
「るー。それなら私も反省しないとね」
ルゥの言葉に三世が否定する。
「ルゥは今回誰も憎まなかったし恨まなかったじゃないですか。そんな相手にすら素晴らしい料理を作ったその精神はとても立派でしたよ」
三世の言葉にルゥは照れて喜ぶ。ルゥにとっては当たり前なことだが、それでも褒められるのはいつだって嬉しかった。
「えへへへへ。それでも私も反省しないといけないよ。ヤツヒサがまえ怪我したときのこと覚えてるから。私も気をつけないと」
以前三世が怪我をした時にルゥは激怒し暴走した。それはルゥにとって生涯忘れられない汚点であり、そして呪いだった。
自分の行動一つで救えた。それを怒りに身を任せてそのチャンスを捨てた。今回は三世を失わなかったが次はわからない。
「そうだね。みんなで気をつけていこう。それでもすぐに変わるものじゃあない。じっくりと自分を見つめていこう」
三世の言葉にルゥとシャルトは頷いた。大切な者を守る為に成長しないといけないと知ったからこそ、彼女達は変わる努力をする。
「反省会じゃないけど気になることがあります!」
珍しくシャルトが大声を上げる。そのまま三世の傍に近寄って三世に問いかける。
「あのご主人の考えが読めるようになってご主人とルゥ姉がいつでも近くにいるような感覚になったアレ何です?」
ずずいっと三世の傍に寄りシャルトがまくし立てる。大変興奮している様子だった。
「うーん。なんだったんでしょうね。私も良くわかりません。確かに二人のことが手に取るようにわかりましたしどんな指示も簡単に出せましたね」
あれがあればハンドサインなど一つもいらない。指を弾く二種類だけで全ての行動が取れる。
その上知識すら共有出来るのだから反則にもほどがある。
「あれ凄かったね。とっても幸せな気持ちでいっぱいだった。あの時ほどの料理は当分出来ないよ」
ルゥの言葉にシャルトが深く頷く。妙に高揚した顔で。
「ご主人が自分の中にいてご主人の中に自分がいる感覚。その上でルゥ姉もすぐ傍にいてしかもご主人が自分をどれだけ思っているかもわかりました。そして自分がどのくらいご主人のことを思っているかもご主人にも伝わり、そして自分の嫌な部分も全部ご主人に伝わる。それでもご主人は受け入れるどころかもっと好きに生きろ全部支えてやると熱く私を見つめて下さっていてそして私の愛より更に深く、重い愛を私に、そしてルゥ姉に向けておられてそれに尽くすことの出来る自分がどれだけ幸せでどれだけ報われているかをそしてそれを思うとそれもご主人に伝わり……」
シャルトが延々とあの時どれだけ嬉しかったかを語る。三世自身あの時のことはあまり覚えていない。
ただ、少なくても今のシャルトが凄いことになっているのはわかる。
頬は高揚に目は爛々と息は荒い。まるで肉食獣のようだった。いや肉食獣ではあるが。
それだけ衝撃的だったのだろう。
三世も繋がってる時にシャルトの考えが一部見えた。恨みや妬みと抱え、それを人に見せないように隠す。嫌われたくないという新しい感情が生まれた為だ。
そのくらいで嫌うわけないと三世とルゥは思っているが本人には言葉だけじゃあ伝わらない。だからこそ今回はそこすら受け入れられるとシャルトはわかった。
隠していた部分が見つかり、それも受け入れられたシャルトは感情が暴走した。嫌われるどころかそれでも愛されていると二人を通じてわかったからだ。
むしろ興奮した状態を今まで我慢しただけ大したものだろう。
他の人に見せたく無かったのも理由かもしれないが。
本当の自分を知っているのは大切な二人だけ。その考えがシャルトをより幸せな気分にさせる。
「確かに凄かったね。なんていうか安心感があった。自分を見てくれてるんだなーっていうほんわかした感じの」
ルゥの言葉に反応し、ようやく言葉を止めてシャルトはそれにも頷く。
「あともう一つ。言葉がいつもと違って何だがご主人がちょっと格好良かったです」
シャルトが照れながら言葉を発する。ただし三世にはそれが良くわからなかった。
「言葉が普段と違いました?」
三世の言葉に二人が同時に頷く。
「丁寧な感じじゃなくって、ちょっと強そうな感じ?」
ルゥの言葉に三世は自分の敬語が無くなっていたと気づいた。
「そうですね。淡々とした言葉遣いでちょっとクール感じでした。普段も悪くないですがあの時も良かったです」
シャルトは頷きながら答える。それほど違ったらしい。
三世自身意識して敬語をしゃべっているわけでは無い。
そもそも三世の敬語は学んだものでなく、なんちゃって敬語だ。ただ獣医だった頃に相手に不快にさせないような話し方を心がけただけの簡易な物。そしてあちらの生活ではそれがほとんどだった為身に染み付いている。
「うーん。無意識で話しているので私には良くわかりませんね」
三世は頬を軽くかいて困りながら答える。自分の意識していない部分はどうしようもない。
「じゃあちょっと話し方前みたいにしてみて?」
ルゥの言葉にシャルトが驚き、そしてこちらを期待の眼差しで向ける。
「どうしてもです?」
三世は困惑する。照れや困るのもそうだがここまで食いつくシャルトに。
「どうしてもお願いします!」
シャルトの言葉に諦めて三世はため息一つついて頷く。
「わかりま……わかったよ。難しいけどがんばってみる」
三世ががんばって敬語を外してみる。それだけだが三世は妙に違和感を覚え困惑する。ルゥとシャルトが普段と違う感じにおーと関心し歓声を上げる。
「なんだか新鮮!あの時とはちょっと違うけど」
ルゥの言葉にシャルトが楽しそうに反応する。
「ですね。不思議な感じです。ちょっと面白いですね」
きゃっきゃっと三世で遊ぶ二人。三世は困っているが楽しそうな二人を見ると何も言えなかった。
「このくらいで喜んでもらえるならちょっとがんばってみるよ、シャルト」
そう言いながら頭を撫でるとさきほどまで騒いでいたシャルトが俯いて静かになって。気づいたら分かりやすいほど真っ赤になっている。
「これは破壊力高いです。なんでこんなに恥ずかしいんだろう」
ぷるぷるしながら頭を撫でられるシャルト。普段と一緒のつもりだが何か違うらしい。あまりに辛そうだから撫でるのをやめようとしたら子猫のような瞳で悲しそうにこちらを見るシャルト。そのままぷるぷるシャルトを撫で続ける。
「何何?そんなに違うの?私も私も!」
ぴょんこぴょんこと飛び跳ねておねだりするルゥ。それを見てどうぞと譲るシャルト。しっかり名前を言いながら撫でてあげてくださいと三世にシャルトがアドバイスする。
「うーん。ルゥ。こんな感じで良い?して欲しいことあったら言ってごらん」
三世はそう言いながらルゥを撫でる。ルゥはおーといいながら嬉しそうにしている。普段とあまり変わらないがちょっとだけ頬が赤くなっていた。
「恥ずかしいね!でも悪い気分じゃないな」
ルゥも嬉しそうに撫でられる。その姿は遊んでもらっている子犬そのものだ。
ルゥとシャルトは嬉しそうに、そして恥ずかしそうにもじもじする。
それでも撫でさせるのは止めなかった。
最終的には二人同時に抱きながら撫でることになっていた。
「はいここまで」
二人を撫でるのを止め離れる三世。それに対してブーイングする二人。
「もう駄目です。キリが無いのでここまでにしましょう」
膨れる二人を無視して切り上げる三世。三世自信恥ずかしさに耐えられなくなってきたことが理由なのは二人には秘密だった。
その後色々と試すがあの時のようなことは起きなかった。
ただ指パッチンでの指示がいつもより意図が読みやすくなっていた。
それでも多少意図が見える程度でそこまで便利なものではないが。
「きっとスキル関連ですのでスキル成長でいつか出来ると思います。なのでスキル育てましょう」
真面目な顔でシャルトが欲深いことを言う。それだけ愛されているという実感が嬉しかったのだと三世は思った。
「大丈夫ですよ。スキルが無くても、私は二人のこととても大切に思っていますから」
三世は笑顔で優しく二人に話しかける。
ルゥは嬉しそうにえへへと顔を三世にこすりつける。
シャルトは顔を赤くしながら、それでもルゥの真似をして顔をこすり付ける。
「今照れやすくなってるのであんまりそういうこと言うのは卑怯だと思います」
シャルトが口を尖らせながら呟く。そのシャルトの様子を見た三世は、少しだけ好きな子に意地悪する人の気持ちがわかってしまった。
就寝の準備が終わって寝る前になった。
三人にとっては恒例の本を読む時間だ。特に今日は新しい本を買った為二人はとても楽しみにしていた。
ルゥとシャルト一冊ずつ買った為今日はどっちの本を読むか話し合う。
といってもどっちもお互いに譲り合う微笑ましい言い合いだが。
今日はシャルトの本を読むことになった。
シャルトは三世に本を渡して座っているルゥの膝の上に座る。それをルゥはしっかり抱きしめ、二人は期待に満ちた瞳でこちらを見る。
「えーっとタイトルは。一匹のぶたさんのお話ですね」
三世の言葉に二人は拍手をした待ちわびた。シャルトは動物の話が見たいといってこれを買ってもらった。シャルトも中身はまだ読んでいない。
これは昔の話じゃあありません。
そこに一匹のぶたさんがいました。
そのぶたさんの夢はおいしく食べられることでした。
少しでも美味しく食べて欲しいぶたさんはこう考えました。
そうだ。美味しい料理にして食べてもらおう。よし料理について勉強しよう。
美味しく食べられる方法を調べるためにぶたさんは自分で料理の練習をすることにしました。
でもぶたさんは調理器具どころか豚肉を買うお金すらありません。ぶたですから。
「ちょっと突っ込みどころ多い不思議な作品ですね」
三世は困惑した。漢字が多いのはいいが内容が独特すぎる。
絵柄はデフォルメされたぶたさんがとことこ可愛く歩いている。
まだーと続きをねだる二人の為に三世は絵本に集中した。
ぶたさんはお金を稼ぐことにしました。
それでも最初はどこも雇ってくれません。豚ですから。
それでもぶたさんはめげませんでした。毎日必死にアピールしました。
そしてその効果もあり大工や工事など重労働の場所で雇ってもらえました。
毎日大変な力仕事です。ぶたさんではあまり役に立てません。
二足歩行を覚えただけの豚だからです。それでもぶたさんは努力を続けました。
気づいたらぶたさんは誰よりも力強くなっていました。
そうしてお金と稼いだぶたさんは旅に出ました。自分に料理を教えてくれる人を探しに。
途中で熊に襲われました。
ですが強くなったぶたさんは返り討ちにしました。
途中で獣人に襲われました。
返り討ちにしました。
途中で魔族に襲われました。
ぶたさんは逃げ延びることが出来ました。
誰もがぶたさんのあまりの強さに驚き恐れました。
ぶたさんの傍による人がほとんどいなくなりました。
ある時ぶたさんは盗賊に襲われている人を見つけました。
ぶたさんは盗賊を追い返してその人を助けました。
「助けてくれてありがとうぶたさん。お礼をしたいのであなたの願いを教えて下さい」
助けた人は女の人で、そしてお金持ちでした。きっと彼の願いを叶えられると女の人は思いました。
「私の願いは誰かに美味しく食べてもらうことです。その為に私は字が読めるようになって料理を覚えたいです」
女の人は驚き、そして少し悲しい気持ちになりました。
それでもぶたさんの本望を叶えるためにお手伝いします。
自分の豪華な屋敷につれていき、空いた時間でぶたさんに字を教えました。
そうしてぶたさんは文字を理解し、知恵を手に入れました。
そしてお金と力と知恵を使ってぶたさんは料理をしますが失敗します。
ひづめで不器用なぶたさんに料理は難しかったからです。
それでもぶたさんは諦めませんでした。
今度は日々腕や足を使ったトレーニングをします。
毎日毎日体を動かす大変なトレーニング。それを支え続けたのは女の人でした。
女の人はぶたさんに恋をしていたのです。
過酷な訓練の成果も出て、ぶたさんは曲芸すら軽がると出来るほど器用になりました。
それは大道芸人が見たら自信をなくすほどの器用さです。
こうしてぶたさんは料理が出来るようになりました。
そうしてぶたさんは様々な料理を作り、そして理解しました。
「そうだ。ベーコンこそ一番美味しく皆に食べてもらえる豚料理だ。私はベーコンになろう」
ぶたさんの喜ぶ声に女の人は一言言いました。
「でもベーコン作るのって三ヶ月くらいの豚ですよ?」
それを聞いてぶたさんは崩れ落ち、大変落ち込みました。
気づいたらぶたさんは強くなっていました。
軍人でも騎士団でもぶたさんより強い人はあまりいません。
気づいたらぶたさんは賢くなっていました。
国の知恵者ですらぶたさんを認めます。
気づいたらぶたさんはとても器用になっていました。
大道芸人になったら確実に大成したでしょう。
その代わりに彼は一番美味しい時期がとうに過ぎてしまいました。
こうして彼の本当の望みは叶わなくなりました。
美味しく食べられたいという願いは自分の出荷時期という壁に阻まれました。
ぶたさんは何歳かわかりません。それでも数年生きているのは確実です。
「私はこれからどうやって生きていこう」
落ち込んだぶたさんの言葉に女の人は応えました。
「次にしたいことをして生きましょう。もし無いのでしたらいつまでもこの屋敷で私と一緒にいてください」
女の人の精一杯の告白です。ですがそれは通じません。ぶたですから。
ぶたさんは悩んで、そして決めました。
「それなら私は世界を見て回ります。私の見たこと無い物を沢山見たいと思います。長い時間、お世話になりました」
女の人はついていこうとしましたがぶたさんが止めました。
危ないたびに女の人を、しかも身分の高い方をつれてなどいけませんと。
女の人は初めて自分の身分を呪いました。
そしてぶたさんはそっと去っていきました。
最後の別れに振った手……前足はとても寂しそうでした。
「なんだこれ?」
「なんだこれ?」
三世とシャルトは同じ感想を残した。
絵本は不思議な世界観の物もあるがこれはその中でも特別不思議だった。不可思議といってもいい。
「悲しいお話だったねぇ」
ルゥは何か通じ合ったようで感動した顔をしていた。三世には理解出来なかった。
「ああ。でも続きが少しありますね。ちょっとお待ち下さい」
三世は残ったページを開いて続きを読む。
追伸
これは実話です。もし立って歩いて妙に丸っこい可愛いぶたさんを見かけたら連絡下さい。
私はその女の人です。
そう書かれていてその後に住所が載っていた。
日付は大体半年ほど前だ。
「これ……実話なのか」
三世は呟く。間違いなく創作だと思っていたからだ。
「ご主人。歩いて話す豚って見覚えあります?」
シャルトの言葉に三世は首を横に振る。
「恐るべしガニアの国。豚も歩くのか」
三世の言葉にシャルトが住所を指さす。
住所はラーライル王国内だった。
「世界は……広いですね」
三世の言葉にシャルトが頷く。
三世は何となく予感があった。
こういった不思議な何かとどうせそう遠くないうちに会うんじゃないという予感が。
ありがとうございました。
気づいたら一月過ぎていました。
長いような短いような。
飽き性の私ですが毎日更新成し遂げられるとは思いませんでした。
むしろ飽きること無く時間の方が足りなくなるとは予想外です。
しかも一月も続けているのに物語があまり動いていません。
最後は一応ぼんやり構想できてますがそこまで行くのにどのくらいかかることになるかわかりません。
またキャラが勝手に動いたらその段階でプロットも変わっていきます。
少なくてもまだまだ先があるのは確かです。
お付き合い頂けたら幸いです。
それと作者の自分語りとか物語に関係ない部分を書くのもアレなのでまえがきあとがきをこれ以降省略していきます。
たまには書きますが基本一言で終わらせます。
それでも一言では言い表せないほど感謝しています。
ここまで読んでくださった皆様本当にありがとうございます。
楽しんで読んでくれてる人もいると思います。
つらないけど惰性で読んでくださった方もいると思います。
動物が好きで見てくださっている方もいると思います。
皆様からストーリー側は割と高い評価いただけています。
本当にありがとうございます。
気楽に読めて偶にドキドキ出来る。
そんな皆様に愛される作品に出来たらいいなと思います。
反面文章は厳し意見も多くいただいています。
一朝一夕で良くなるものではありません。それでも読みやすいように、楽しめるように努力していきたいと思います。作品のキャラクターを皆様に愛していただけるようにしたいので。
スランプというほどでは無いですがなかなか筆が進まないときや嫌になった時もありました。
皆様が読んでくれているということが次に繋がり今でもずっと書き進められています。
これだけ色々なことを思いながら本当に感謝して書かせていただいています。
偶に辛いですが、普段本当に楽しく書けています。
逆にいきなり頭の中に何かが入ってきて一気に話が良くなったり進んだりということもありました。
ケモミミスキーの神様がお手伝いでもしてくれたんでしょうかね。
楽しくこれだけ長く沢山書けているのは皆様のおかげです。
再度本当にありがとうございました。
いつもこういった気持ちでいると知っていただけたら幸いです。