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後片付け

2018/12/17

リメイク


依頼を報告して報酬貰うまでが冒険です。

 

 意識が覚醒した三世が最初に感じたのは、強い不快感だった。

 体全体を揺らすような定期的な振動と、突然起こる大きな縦揺れ。

 どうやら、まだ馬車の中のようだ。


 膝を貸しているルゥは三世が目を覚ました事に気がつき、心配そうな表情で三世の方を見た。

「大丈夫?ヤツヒサ……」

 普段では想像できないようなしおらしい声。

「あ、あ……」

 大丈夫だと答えようとする三世だが、うまく口が動かない。

 口の中に若干ぴりっとする感触があるどろっとした液体が溜まっている。

 おそらく血だろう。


 気づいてしまったらその不快感に我慢が出来ず、三世は口からぺっと液体を吐き出した。

 自分が思っていた以上に溜まっていた液体は多かったらしく、びしゃっと音を立てながら粘度のある赤い液体が馬車の床に広がる。

 それはまるで赤いアートのような模様を描いた。


 馬車に申し訳ないと思ったが……正直な話いまさらだった。

 既に馬車内は天井以外、血や泥で汚れ切っていた。


 自分の体……特にわき腹付近から流れる血が一番酷く、完全に流血沙汰となり馬車も大惨事となっている。

 応急処置のおかげか今出血は止まり白い綺麗な包帯が巻かれていた。

 更に左腕にも包帯が巻き直され、更に添え木が付けられている。

 どうやら左腕は骨もやられていたらしい。


 一番活躍してないのに、一番怪我してしまった。

 正直、パーティーメンバーに申し訳なかった。


 少しずつ、三世の意識が覚醒していく。

 意識が目覚めると、自分の体の調子を実感できる。

 左腕が痛い。わき腹が熱い。

 ただ、思ったよりも痛みは強くない。

 それは傷が軽いという事ではなく、痛みを感じるほど体に余裕がないからだと理解出来た。

 出血の所為か、体が凍えそうなほど寒く、強い睡魔に常に襲われる。

 このまま寝てしまうと、意識が深く落ちそうに感じ、とても怖かった。




 馬車が停止し、田中と田所が先に降りてドアを開ける。

「ルゥ。すまないですが……運んで……。早く……ギルドに言ったほうがいい事態なんですよね?」

 三世が空ろな目でそう呟いた。

「そうですね。緊急事態だと思います。でも全員である必要は無いから三世さんは休んでいても」

 田中は心配、というよりは不安からそう提案した。

 田中だけでなく、田所も含め馬車の中でずっと恐ろしい気持ちになっていた。

 このまま目が覚めないのではないか……そう思える程度には三世の傷は酷いものだった。


「そうですね。ですが、せっかくの冒険です。最後までつき合わせて下さい」

 三世の言葉に断らないといけないのは誰もがわかっていた。

 それでも、その言葉を誰も無下に出来なかった。


 馬車を降りた瞬間、誰かが三世の元に駆け寄ってきた。

 それはコルネだった。

 コルネは三世の傍まで笑顔で駆け寄り、そしてその様子を見た瞬間、笑顔を失った

「大丈夫。なわけないわね。どうする? 病院に運ぶ?」

 眉を潜め、心配そうな表情でそう呟くコルネ。

 ――わざわざ待っていてくれたのでしょうね。何だか申し訳ない気持ちになってきます……。

 三世は苦笑いを浮かべながらそう思った。


「至急報告する案件があるのですぐにギルドに連絡を」

 田中の言葉にコルネがぴくっと反応し、頷いた。

「わかった。ギルド長に緊急案件として連絡通しておくから、行って」

 コルネがはそう答えて即座に走り出しこの場を立ち去った。


「ここで同情や優しさをかけず正しい優先順位で行動するのあたり、騎士団の練度の高さがわかりますね」

 田中が笑いながらそう呟いた。

 そんな田中も、田所に肩を借りてやっと歩けるくらいの状態だった。

 一番被害が少なかった田中だが、最初から最後まで仲間の命を抱えるポジションにつき、最後までカバーリングを取り続け、その上なれない魔法の連発である。

 肉体的にはもちろん、精神的疲労は誰よりも大きかっただろう。


 次に傷が軽いのはルゥだった。

 全身至るところに付けられた切り傷が目立つものの、他に怪我らしい怪我はなく切り傷も軽い。


 田所は一人で戦っていたときに傷を負ったらしく、数か所包帯を巻き、その包帯もうっすらと血でにじんでいる。


 最後に重症の三世。

 左腕に大きな切り傷と骨折。

 わき腹は内臓に届いている可能性すら感じるほどの深い刺し傷。

 この二点は縫わないと治らないほど傷が深く、またそれ以外の箇所も打撲や切り傷だらけである。

 そんな様子でギルドに牛歩のごとく移動する四人。

 城下町の人達も、冒険者も、あまりに怪しい見た目の為誰一人近寄ろうとはしなかった。


 そんな異質とも言える雰囲気を醸し出した三世達に近づく男が一人いた。

「おい!お前らどうしたんだよ!」

 三世の方を見ながら、その男は悲鳴に近い声をあげた。


 ガタイが良いスキンヘッドで少々酒臭い、ガラの悪いゴロツキのような男。

 その人物が誰なのか、三世達は思い出した。

 といっても知り合いというわけではない。

 以前依頼を受けた時、ギルドに入ることが出来ず困っていたところを嘲笑した奴だった。


「通してください。ギルドに報告しないといけないことが」

 三世は振り絞るように声を発する。

 邪魔はしないでくれ。

 関わらないでくれと。

 そういう強い気持ちをこめて。


 だが、その男の取った行動は三世達にとって予想外の行動だった。

 スキンヘッドの男は木製のドアを蹴飛ばして開け、怒鳴り散らした。

「おめぇら。道開けろ。急用だ! 散れ散れ!」

 そのまま男は先に入り、人を除け一直線に受付まで道を開けた。


「とっとと行って来い! それで早く治療受けろ! 本当に死ぬぞ!」

 多少性根は悪くても、悪人ではなかったらしい。

 ぺこりと頭を下げ、四人は足を引きずりながら受付に進んだ。


「討伐以来にて魔物と遭遇しました」

 田中が受付に着いた瞬間、そう答えた。

「ハグレ魔物の遭遇ですね? 証拠は残っていますか?」

 田中が声を上げる。

「魔物一匹と遭遇! 撃退後魔物から瘴気が発生するのを確認。のちに魔物が二匹こちらに敵対しました!」

 周囲の冒険者から、あざ笑うような声聞こえる。

 受付の女性が冷たい声で言葉を出す。

「はい。では証拠はございますか?」

 周囲も受付も、信じていないらしい。

 つまり、それほど珍しい事態という事なのだろう。

 または、新入り冒険者だから法螺を吹いていると思われているのだろうか。


 田中は、そっと保存していた魔物の爪を取り出した。

 小さい爪からはうっすらと瘴気が洩れている。

「ヒッ」

 受付の女性が怯えた声を上げ後ずさった。

「あとコレも」

 三世は自分の槍を受付の方に、投げた。

 その槍には同じ形をした黒い羽が二枚刺さっていた。

 そして、こちらもうっすらと靄のような瘴気が出ている。


「もうそこいいからこっち!」

 コルネがギルド奥から叫び、三世達を手招きする。

 それに頷き、ずりずりと足を引きずりながらギルド長の部屋に向かった。

 後ろから、怯えたような冒険者のざわめきが耳に響いた。







 三世の意識は途切れ、覚醒するを繰り返していた。

 おそらく、長時間目を開けておくような体力が残っていないからだろう。

 そしてまた、意識を失っていたらしくはっと我に返り、気づいたらベッドで横になっていた。

 気のせいかもしれないが、体が少しだけ楽になっていた。


「起きたかね」

 ギルド長が椅子に座ったまま、こちらを見ていた。

「ここは?」

 三世が周囲を見渡す。

「まずここは病院。ギルド管轄のな。そして今は真夜中でメンバーは別室にいる。ただし、一名だけ、そこにいるがね」

 横を見ると自分のベッドに肘をかけ、地面に座ったまま寝ているルゥがいた。


「治療ありがとうございます。大分楽になりました」

「そりゃ痛み止め打ったら楽になるだろう。よく異世界人が誤解しているから言っておくが、簡単に傷が治るとは思うなよ」

 ルーザーが注意する口調で話し出した。

「そりゃあ腕を生やしたり骨折を治したりは出来る。しかしその術式に耐える体力が必要な上、術式自体も無理に体を活性化させて治しているのだからそうとう体力も必要だし障害が残る可能性もある。しかも骨折なんかは骨が間違ってつくこともあるぞ。だから今の君が受けられた治療は左腕の骨の破片を取り除いて縫い、わき腹を縫って痛み止めと栄養剤を投与しだだけだ」

「それでも十分です。助かりました」

 その声を聴き、ルーザーは大きく溜息を吐いた。

「一応明日治療が出来る人間をここに連れてくる。それまでゆっくり休んでろ」

「あ。ちょっと待ってください」

 三世の言葉に出て行こうとしていたルーザーが足を止める。


「急にこんなこと出来るようになりましたが問題になります?」

 三世はルゥの傷を人差し指で撫でた。その部分の傷が見える速度で修復して治っていった。

「……もしそれが獣人限定でなければ君は世界一の名医になれる。見る限り時間促進でも治癒強化でもない。傷を何かで埋めているように見える。それでいて完全に体と一体化しているな。それは一体何だ?」

「わかりません。小さな傷なら治るかなと思ってたら出来ました」

 ルーザーは苦笑いを浮かべる事しか出来なかった。


「常識を覆すほど獣人が好きなのはわかったから今日の所は休め。また暇な時にその話はしよう」

 ルーザーは再度溜息を一つ吐き、あきれ果てた顔でこちらを見ていた。

「はは。すいません」

 ルーザーは苦い顔のまま、部屋を退出していった。


 ルーザーがいなくなったのを確認して、三世は小さく呟いた。

「ルゥ。起きてますね?」

 ルゥがびくっと体を揺らす。

 やはり、寝たフリだったようだ。

 話途中で目を覚ましたのだろう。

 ルゥが目を開けてこちらを見る。その目には涙が溜まっていた。


「ごめんなさい。私が守らないといけないのに」

 ルゥは下を向きながら呟いた。

 ぽたっぽたっと雫が落ちるような音が聞こえる。


「十分守ってくれましたよ」

「ううん。守れなかった。それに……それだけじゃなくて……なんか怖い感じになった。ヤツヒサ守ること忘れて相手を殺さなきゃって」

 獣人の本能だったのだろう。

 激昂したら爪が伸びる生態だという事を、三世は始めて知った。


「いえいえ。でも次は怒らないように気をつけましょう。冷静なのが一番だから」

「うん。次は冷静になる。そして、次は必ず守るから」

 下を向いたまま、ルゥは決意を込めるようにはっきりと断言した。

「はい。その時はお願いします」

 そう言いながら、三世はルゥの頭を優しく撫でた。

『大丈夫だよ』

 そう語るように。




「というわけで、今日は私横で寝るね」

 涙も引いて落ち着いたと思われた矢先に、よくわからないことをルゥは口にした。

「……えっ」

 言葉を失う三世にきょとんとした顔でルゥは見つめていた。

「いえ。別に一人で寝られますから大丈夫です」

 無難な感じに言葉を返す三世。

 しかし、ルゥには効かなかった。

「私が守るからそばにいなきゃ。それに……ヤツヒサ凄い冷たくなってる。暖めないと」

 三世の手をルゥは握った。

 ルゥの手が温かいを通り過ぎて熱く感じる。

 血が足りなくなったことで体温が下がっているのかもしれない。


 三世は諦め、小さく微笑んだ。

「そうですね。ではお願いします」

 体温が下がった為でなく、守ってもらう為でも無く、ただルゥのまっすぐ心配する視線に三世は耐えられなかったからだ。


 ルゥは何も言わず笑顔のままベッドに入り、三世に抱きついた。

 温かいからか、それとも傷のせいか。

 三世はわずか数分で安らかな寝息を立て始めた。




 朝、三世が起きた時には既にルゥは目を覚ましていた。

 毛布にくるまったままのルゥは三世に微笑む。

「おはよ。ヤツヒサ」

「はい。おはようございます」

 三世があいさつをしながらルゥの頭を撫でた。

 そして、そのついでに『診る』


 体調不良に疲労に加え、睡眠不足が見える。

 どうやらルゥは寝てなかったようだ。

 寝れなかったか、そう聞こうと思って……止めた。

 間違いなく自分が原因である。

 それなのにそんな事を尋ねるのは失礼だと思った。


 コンコンとノックの音が聞こえる。

「はい、少々お待ちください……。どうぞ!」

 慌ててルゥを横のイスに座らせ、三世はノックに返事をする。

 中に入ってきたのは、金色の髪をした白衣姿の女性だった。


「はーい。始めまして。この病院に勤めている転生者のキャロルお姉さんだよー」

 その女性は笑顔で入ってきて、歌のお姉さんみたいな子供を相手にするような明るい話し方でそう言った。


 年は二十台半ばくらいだろうか。

 ブロンドヘアーに白い肌。

 そして凹凸の目立つ顔付き。

 生まれた国は違うが、その外見は確かに同郷の世界であると思えた。

 なにより、その白衣は三世の見知ったものと一緒だった。


「始めまして。日本出身の八久と申します」

 三世が丁寧にそう挨拶をした。

「はい始めましてキャロルです。私は今から五年くらいかなーそのころにこちらに飛ばされてねーいやー大変だった」

 笑いながらキャロルと名乗った女性は頭を掻く。

「まあ今ではそれなりの生き方をしてるから問題無いんだけどね。さて治療を始めようか」

 そのままキャロルは手をこちらに向けて呪文を唱える。


 キャロルが何か聞き取れない言葉で呪文を呟き、それが終わった瞬間三世の体は輝き出し痛みが完全に消滅した。

「はい終わり。といっても傷が完全に塞がったわけじゃないから一週間は安静にしてね。急ぐと傷が開くし、最悪傷が開く癖がついちゃうよ」

 その言葉に三世はこくんと頷いた。


「わかりました。ところで先ほどのは何語でしょうか?」

 キャロルの唱えた呪文の言語は、全く聞き覚えがなくほとんど聞き取れなかった。

 日本語はもちろん英語ドイツ語あたりでもなかった。

「えへへ。内緒ですよー。ああ。後今日中は食事絶対禁止です。胃を圧迫しちゃうとお腹の傷が開いちゃうので」

「わかりました。治療、ありがとうございました」

 三世が丁寧に頭を下げるとつられてルゥも頭を下げ、キャロルはにっこりと微笑み頷いた。


 ドアの向こうから「エメラルド先生」と誰かを呼ぶ声が聞こえた。

「はいはーい。今いきまーす。それじゃ失礼します。何かあったら早めに連絡してね」

 キャロルは急いでドアから出て行った。


 それと入れ替わりに、田中と田所が部屋に入ってくる。

「失礼します。大丈夫ですか?」

 三世は頷きながら二人の様子をうかがった。

 どちらも昨日とは違い顔色が良い。

 特に田所は全身の傷がもう見えなくなっていた。

「ありがとうございます。安静にしてないといけませんが、もう大丈夫ですよ」

 三世はそう笑顔で答えた。


「良かった良かった。それじゃ後はルゥちゃんを治してもらったら退院してギルドに行かないとな」

 田所の言葉にルゥが拒絶する。

「やー。ヤツヒサに治してもらうからいい」

 そんなルゥの言葉に田所は困り顔を浮かべ、田中は笑顔で頷いた。


「じゃあこのままギルドに行きましょう。確かにヤツヒサさんなら獣系治療何でも出来そうですし……何より喜んでやりそうですし」

 自分の印象、何か変じゃないかなと三世は思ったが、それを否定することは出来そうになかった。


 三世はベッドから降りて自分の足で立とうとする……が、足がふらつきうまく立てずにいた。

 ルゥは三世に肩を貸して三世を立ち上がらせた。


「とりあえずギルドの受付にいきましょう。報酬貰ってないので」

 田中の言葉に一同は頷いた。

 おそらくだが、結構な額がもらえるのだろう。

 田中と田所の顔は非常に良い笑顔となっていた。




 ギルドに向かった一同は受付の元に向かった。

 偶然かどうかわからないが、その受付の女性は昨日帰りに会った人と同じである。

 ただし、顔が緊張で強張っているが。


 何かあったのか、受付の人は涙目になっていた。

「それでは報酬をお渡しします。まずは狩猟報酬として兎二羽で銀貨四枚。イノシシ一匹銀貨六枚。下級の魔物二匹で金貨一枚になります」

 淡々とした口調、ただし表情はおどおどして涙目になったままである。

「続いて今回はこちらの調査用に魔物の素材を全て買い取るという形を取らせていただきますので通常の売却価格の倍の値段ということで全部合わせて金貨三枚で買い取らせていただきます」

 そう言いながら、重そうな布袋をとんとカウンターの上に提示した。

「なのでこちらが合計金額となります。お確かめ下さい」

 受付は涙目になりながら仕事をきっちりやり終えた。

 さすがはプロである。


 田中が金額を確認し、少しだけ表情を曇らせた。

「こういうのは全員で確認したほうがいいですね。見てみてください」

 田中の言葉に頷き、三世が金額を確認する為布袋の中身を見ると、一枚の紙が入っていた。


『瘴気の発生した場所。魔物の発生した場所等魔物の情報を話すことを禁止します。代わりに口止め料を追加し、また今回破損、消失した武具を完全に補償させていただきます』

 紙にはそう書かれていた。

「金額は大丈夫でしょうか?」

 受付の女性が涙目で尋ねてきた。


 政治とかそういった事に疎い三世でも、今の言葉の意味は理解出来た。

『これで納得して頂けますか?』

 そういった意味だろう。

 全員で顔を見合わせ頷いた。

「大丈夫です」

 田中の言葉にほっと安堵の息を漏らし、布袋を直接田中に手渡した。

「ではこちらが合計の報酬です。どうぞお受け取り下さい」

 その安っぽい革の袋の中には、金貨が十枚入っていた。


「何というか、疲れましたね」

 三世は一人、愚痴るように呟いた。


ありがとうございました。

とりあえず最初の区切りが近くなってきました。

区切りが出来たら話の構成を考えつつ番外編を何作か挟みたいと思います。

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