叉僂(さる)こと、猿渡 黎子(さるわたり れいこ)の家族について。
主人公の少女、猿渡 黎子の家族の紹介をします。
~叉僂一族の紹介です~
・猿渡 翔一郎
→36歳。
猿渡 黎子の父親。
猿渡 邇子の夫。
猿渡一族の長で、守護者。
人間としては、自警団団長。
叉僂一族のトップを務めている人。
体術、武術、剣術、忍術など、ありとあらゆる術の知識を身に付けている。
黎嗣、黎駕、黎子は、幼い頃から父親(猿渡 翔一郎)が暇を見つけては、黎嗣や黎駕や黎子に教えていることから、彼らもだんだんと強くなっていった。
現在も自分の息子たちや娘に手習いをしている。
体が細く見えるが、鍛えられているため、引き締まっている。
性格は、父親としては、優しい人が、仕事をしている時は、厳しい人ではある。
それでも優しい心の持ち主で、度量がよい人である。
趣味は、楽器を弾くことで、三味線や琴を弾いたり、尺八を吹くことが好き。
別名で、『薔薇の君』または『牡丹の君』と呼ばれている。
・猿渡 邇子
→36歳。
猿渡 黎子の母親。
猿渡一族の長の猿渡 翔一郎の妻。
猿渡一族の長、猿渡 翔一郎の補佐役。
一族の中ではトップ2の人である。
人間としては、医者として活動している。
薬学や漢方学や、西洋医学、東洋医学に詳しい。
動物の医者でもある。
性格は、天真爛漫で、包容力のある大らかのある人。大雑把なところがある。
別名で、『向日葵の君』または、『桐の君』と呼ばれている。
・猿渡 黎嗣
→20歳。
猿渡 黎子の一番目の兄。
猿渡 翔一郎と猿渡 邇子の息子で、長男。
叉僂一族の猿渡 翔一郎の次期、跡取りになる者。
動物兼人間たちのための学校の、
『落輪学園』の大学部のに通っていて、大学二年生の中で、成績はほぼ一番。
性格は静かで、柔和な人。
幼い頃から、“舞踊”を習っていたこともあることから、動きが常に滑らかで、無駄がない物腰なので、“優雅”という言葉は、この男のために、ある言葉であるような程、優雅な人である。
妹の黎子は、とても甘やかしているが、
でも、時にはいけないことをしたら、厳しく諭すところもある、とても頼もしい黎子の一番目の兄である。
別名で、『花菖蒲の君』または、『藤の君』と呼ばれている。
・猿渡 黎駕
→17歳。
猿渡 黎子の二番目の兄。
猿渡 翔一郎と、猿渡 邇子の二番目の子で次男。
母親の猿渡 邇子の影響もあり、
将来は、医者を志している。
黎駕は、幼い頃から、兄の猿渡 黎嗣と同じく、“舞踊”を習っていて、現在も続けている。
性格は、性格は、温かで情が厚く、誠実な人。
物事に驚き恐れたりせず、気持ちがふだんと変わらず平静としている。
けど、思い付いたら即行動するところもある。
大胆不敵で、不思議な魅了を持った、黎子の二番目の兄。
趣味は、走ることと、絵を描くことが好き。
落輪学園 高等部二年。
高校では、部活動もしており、剣道部に所属していて、エース的な存在。
妹の黎子とも仲が良く、彼女の散歩に付き添うことがとても多い二番目の兄である。
別名で、『菖蒲の君』または『桜の君』と呼ばれている。
・猿渡 黎子
→15歳。
本作品の主人公で、ヒロイン。
猿渡 翔一郎と、猿渡 邇子の三番目の子の一女の長女。末っ子。
猿渡 黎嗣と、猿渡 黎駕の妹。
性格は凛としていて、自由気ままな女の子。
おっちょこちょいなところがあるので、ドジを踏むことも多々(たた)ある。
趣味は、散歩、植物を育てること、野菜を作ること、歌うこと、作曲を作ること。
小さい頃から歌を習っていることから、即興で歌うことも、曲も作ることが出来る。何故かピアノも弾ける(独学)。
彼女は、二人の兄の影響を受けて、同じく“舞踊”を現在も習っている。
落輪学園 中等部三年。
中学では、部活動もしており、弓道部主将。
時々、剣道部にも顔を出して、身体を動かすために、剣道部の練習に付き合うこともある。
将来の夢は、生物学と植物学の博士になること。
別名で、『百合の君』または、『雛菊の君』と呼ばれている。
こんな感じになります。