ちくわ。
実は、ちくわより生ハムとか焼き鳥が大好物ですが、先日おばあちゃんに、ちくわを沢山貰って、おやつ代わりにしてました。最後の一つを食べ終えて、冷蔵庫も寂しくなりました。ふと、食べたい時に、食べたい物が無い。結構悲しい事だなってしみじみ感じました。
ちくわがあるよ。
ちくわがあるよ。
冷蔵庫にちくわがあるよ。
目覚めて起きたら、
冷蔵庫にちくわがあるよ。
嬉しいなぁ。
些細な事だけど、ほんのちょっとだけ
重要だったりするんだ。
例えば今日、とても憂鬱な日だとして
明日も憂鬱を引きずるんだろうと、
落ち込んでいても、
明日の冷蔵庫の中に
ちくわがある。
それだけで、
憂鬱な明日も少しは
楽しみになったりするんだ。
何も
ちくわじゃなくてもいいんだけども。
好きな食べ物、人の数だけ何でも。
好きな食べ物が
冷蔵庫に入ってる事を、
憂鬱な今日に知っておけば、
明日もきっと憂鬱だけど、
冷蔵庫にちくわが入ってるから、
昨日より少しだけ憂鬱じゃないなって。
憂鬱な朝に開ける冷蔵庫は、
少しの希望かもしれない。
大げさかもしれないけれど、
食べ物で一喜一憂出来るのも人間の感情。
冷蔵庫にちくわが
入ってるだけで、
憂鬱な今日の
活力になるかもしれないから、
明日の冷蔵庫の中身は侮れないわけです。
最悪なのは、
明日の冷蔵庫に
ダイヤモンドが入ってた時。
売ればお金になるけども、
そういうことじゃない。
明日の冷蔵庫に
好きな食べ物が入っているって事が
一番価値のある事なんだ。
ダイヤモンドも価値がある物だけど、
食べられないし、
憂鬱な朝、冷蔵庫を開けた時、
ダイヤモンドが入ってるより、
ちくわが入っていた方が
明日の私は幸せだと思うな。
食べ物もそうですが、好きな洋服やアクセサリー等々、
気分が落ち込んでても、そんな時にこそ購入した品々は、
モチベーションを上げてくれますよね。
冷蔵庫の中身も大好物が入ってたら、
すごくテンション上がります。
そんな事を考えながら文章にしてみました。