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君の寿命が見えるようになった話

作者:折色 雨
 大学三年生の文月懐は、昨年発症した体調不良によって人の寿命を可視する能力を得る。その際に同級生の新太の頭上に1という数字を視認し、その一年後に新太が自殺を図ったことから人の頭上に浮かび上がる数字はその人の寿命なのだと理解する。
 寿命を見ることのできる能力を得て最初に確認した恋人の涼音と自分の寿命が現在にかけて変化していることに気づいた懐は、その原因を探っていく・・・
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