ヨシ!
最悪
偶奇を始まりとす熱の意に適いこそすれ、廻る君の示し付け。
全員で映画館に行った。
コロナワールド、近くに本格的なゲームカジノや筐体が置いてある。
あの瞬光が生まれた世界戦ー
この僕も参戦することが決まっている。
56億7000万年の戦いだ。
「でだ。この俺が言ってやった訳よ。てめぇ位のボンクラ、この世には履いて捨てる程居るってな。」
よく見るとカチューシャだ。
俺の時は、そう。猫耳は影に付いていたー様な?気がする。
鳩が豆鉄砲を食らった様な顔するな。
(なんせてめぇが、全ての元凶を一人で背負い込むんでよ。)
「まるで骨無しチキンの期待【大】、露骨【小】ってな。」
気付いたら周りは真暗闇だ。この世界、そうして息遣いが感じられる様なそんな距離感は、ややあって混雑する。
ホ ロ メ ン de お 遊 戯 会
ここは遥か昔の上空。お空を飛んだ船長は、公開処刑にされて居た。
「るし゛あぁ…」
パッと映画館に照明が落ちる。
「早く暗転しろー。」
口寄せの術である。
英霊状態のソロモンを召喚すれば可能なのだが、このフォームでは書き連ねられない。
超弦理論のSに左が小さな輪っか右が大ユガの∞、神の方程式のL、M理論の其れ、そして代入して良いとする文字の意味nを添えて、誰でもこれを描くだけで良いとする召喚術式「72柱の魔人」は、こうして世界を跨ぎ、少なからず確定した世界の我々に、多大なまでの恩恵を授けてくれたのである。
この世界の全てに感謝して、頂きます。
終わりだ。もう勝てねぇ、きっとあの世にはこのレベルの恩人達が死んでも死にきれないんだよ
「ニダ。言ってやった訳よ。てめぇ程度のボンクラ、履いて捨てる程居るってよ。」
「…見てるな。」
この瞬間、この作品の内で霊基登録された数少ない事例として、これが最期。君が良い。
最惡