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咲いた履いたよ見えぬ花

稲荷と一悶着。ややあって妹に流れ着いた範竹刀。ホロのメンツは関係者以外立ち入り禁止地区。剣士は其れを持って死空いて、納められた竹刀はその動作の中、床に押し付けられてしまう。続く第二撃は止める突き、離れては突いて五十十文字を皆中。危うくパイプ椅子の車輪付属ケースが功を奏した。全員纏まって帰る前、刹那の出来事。打突を目瞑り交わす小手面、移動を考慮出来ぬ五連赤火砲は溜過ぎた竹刀を都牟刈に。納めたのは黒棺。黒葬の中、持てる二本の竹刀は、己の突きに。


遥か2000を悠に超える只今と言わんばかりに振り下ろされる大上段。

都牟刈。

そう呼ばれた六節ある長過ぎる竹槍....と言うには愚か、先端の潰れたこの範竹刀は、私の手と手を真逆に取った。

持ち方はこう。竹槍を構える際にできる左手の自由な位置を右手の後ろに。


肩が駄目なら、脇に構える。


フブキが声を掛ける。いや、フブキと言っても、説教で有名なあのフブキングである。


さて、掛かり稽古だ。

左の面を見るからに、右の小手、面を虎徹に狙う。そして、抑えられる。相小手面、だが、短く避けられた切先は僕の頭上にある。

よろける様に右手、心臓、肝臓、左足の順番に構える。右足を浮かせて、二連面胴袈裟斬りそんなんやっちょるからマスターなんだよと、出小手、相面の順に膨れ上がっていく期待と焦燥(胴を打たれ悶絶_)、振り被られるフブキの最上段に、僕は、肩から動けば早いと振り回しを慣行、ステップで避けられ、駄目元と振り下ろしては、振り払われた_てぃっと、諸手牙突、一瞬視界が開ける刹那、両手巻き小手納刀突き、これも躱すか、面を打たれ、忘失する白亜の大損害の中、左右真逆の小手面胴突き、日本剣道そのもの。

更には、今になって首がもげている事に気付いた。既に面と向かった際には、首を刎ねられていた訳だが、生憎順序が違う。俺は、一撃で決める為、全身を剛体し、踏み出す容量で両手牙突、右手を後ろに引いて左手を前に鍔竹刀に添えるまま、弓造りの腕前にカウンター、袈裟斬り十五連撃_はいやめ、さっきやった素振りの感想はどうかって、お前、そうやって首だけ跳ねに来ただろ。待って、今面を脱ぐから、ああそうそう、忘れないで、僕が勝った事、良いや忘れないね。お前が負ける姿を楽しみにしてるよ。さっさと三本決めてりゃ総隊長にでもなれたかもしれないのに。

あ、首が繋がってる。首の皮一枚繋がったなじゃ無いんだよ。危うく死ぬところだったなマジで。


勝つ処を妄想した。其れを夢想した。


ナニがとは言わんが、アレを見た。その時には諸共切り裂かれていた。

きっと其れは天翔ける龍が人。


これは最期まで続く物語。

物語なのだから、現実とも言える。

多くは鬼道とする剣の徒手空拳。其れが生まれた時の物語。

これは私の過ち。そうして、私は、心の樹に登った。

その樹は折れていた。私は死に仏。

死にて曰う我等が九十九破道護王天滅、其れは未だ決して相容れぬ道筋の違い。

黄金律最たる高嶺は、虚空の宇宙を掻き切り、この世界を数多ある一つとしたのだった。


其れを何度見た事か。その二つが何度現れた事か。白と黒は、決して交わらぬ黒猫耳カチューシャになった…


兄上は黒上フブキだったー。


お前もアイドル、俺が社長。


どれ程抱いた事か。あんな事やこんな事をどれ程要らぬ存ぜぬと、勝てるのなら、女であろうとも斬ろうとした。 随分と遅かったね

切手 その夜、都牟刈の女王が生まれた。女王は英霊・真古裸を取り乱した。亀寿祝賀。

その夜私は耳を踏み千切られ、剣に込められた。そうして、私は助けられた。


俺は黒上フブキ。しがない田舎家の店長だ。


瞬光。

其の物語はいつでもこいつの光景。そいつがただ、剣の神だったから有り得ただけの噺。ふざけんな


お前はいつだって、最惡の呪術師だ。祈りを呪うなど、呪い呪イ。黒点

これは全てを一つに変えるかんな。


問おう。汝が私のマスターか。惡誕

で〜ちゅ!このままだと斬り殺されるでーちゅ。

成て、有難う。

そうして、おめでとう。


剣の神の闘いはこれからも続く。主に書けないのは、そいつが記憶を操れる降霊術の達人だという事。そう俺にとっては玉竜旗。其の漢にとっては、ただの白秋如実_





「こんな事をやって何の意味がある。」

大きく張り上げた声は黄金の不文律を書き留めさせた。

上段1000本。開祖は黄金にも留まる範竹刀三本分の長さをこれで飲ったのだという。それがこの様、切っt。こうしてまた大喧嘩。

「姉弟子ィ…これは何?」

「えっと、コンクリート?」

石灰岩層と言いたげな猫耳が留まる。アスファルトだって何回言わせんだよと嘆きがデカい。

「お邪魔しま〜す。」

忘失していた。そうである。姉弟子は直ぐに動ける癖に動かないから、まさか今まで道場にいたなんて考えるより人を切ったと思っておこうかなっと、滲み出す混濁の紋章、不遜なる狂気の器。痺れ瞬き眠りを妨げる。因みに、スターウォーズの世界観は、編集部の日常的な動作を創作した物だよ。爬行する鉄の王女。絶えず自壊する泥の人形。結合せよ。反発せよ。地に満ち、己の無力を知れ。ー羽生結弦の創作物より


ふぅ…公園のベンチ、墜落して落ちて来るとしたらこの角度。…今日も航空力学ガンダムの事ばかり考えた。


ー瞬光。


「兄上ー」

程なくして外れる面、太刀を持って来いやと猫耳は無事。そういや、俺が立ち会いに来たんだ。外れる利き腕の骨二本は、あの人が振るった赤樫の刀剣。この前から大分動きが変わられましたねと、世辞も述べれぬ無愛想な体躯は、何という事でしょう。あの剣の神は大事な場面では模擬戦で勝てないとされた。稲荷、お前が月謝を取れ。

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