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3.ハーメルンの笛吹き男

 流石に部屋で戦う訳にはいかないので、裏庭まで移動した。

 伯爵の息子ボルドは、執事から剣を受け取り素振りをしている。剣術でも習っているのか、剣に慣れている様子だ。


 拳で良いと大口を叩いたが、自信が無くなって来た。

 負ける気はしないけど、剣を目の前にして怖気付いた。しかし、ここで逃げ出せば異世界転生生活1日目にして、恥をかく事になる。それは嫌だな。カッコよくない。

 やると決めたらやる!それが俺だ。


 余り考えても頭が良い訳じゃないから、良い案は浮かばない。考えるより行動してみる。それで良い。


「始めるか!お前をズタズタにしてやるよ」


 ここまで真っ黒な笑みを見たのは初めてだ。下心ありありなのがよく分かる。

 しかも、俺スカートじゃん。中、見えない様に気を付けて戦わないと。

 ハンデあげすぎじゃね、俺?勝てるのか。


「来なよ!」

「クソが!お前の目は生意気なんだ!俺が調教してやる!」


 叫び声と共に剣を大きく真上に振り上げた渾身の一撃。

 だが、そんな見え見えの攻撃など当たらない。大振りで来られても逆に困ってしまう。

 俺の動体視力と反射神経は、普通の人間のそれを遥かに凌駕している。だから問題なく避けられるのだ。


 ボルドは困惑と共に怒りを露わにして、更に荒さを増した。

 何故こんな女に私の攻撃が当たらないのかと。

 ボルドの傲慢で、愚かな心には、自分が他人より劣っているなどという考えは無い。

 全ての人間は私の下に存在している。そう考えているのだ。

 しかし、その考えは的外れも甚だしく、たかが貴族の息子程度のこの男には大した権力も人望も無い。

 現実的な考え方が出来ないこの男は狂っている。そして間違いなく貴族の恥晒しなのだ。


 その恥晒しの男は自分を過信している余りにこの状況を受け止め切れていない。


「なんでだ!なんで当たらないんだ!」

「弱いからだよ!私には勝てないよ?いや、私どころかスライムにすら勝てないよ!」

「はぁ!?スライムに?お前の様な貧民が調子に乗るなよ!」


 ボルドは顔を歪める程に狂人の如く叫び、それから笑い始めた。

 面白くて笑っている訳ではない。この男は完全に壊れているのだ。心から何か大切な物が欠落している。

 それ故に自分の過ちを認める事は出来ず、ただ汚れた欲望のままに行動する。

 自分の欲望に飲み込まれたこの男は、もはや悪魔と呼んでもいいだろう。

 ボルドの目付きは虚ろになり口元に笑みを浮かべていた。

 真っ黒に濁った心から汚い魔力が外に流れ出て来るのが、目も見える。黒い魔力が周囲に蔓延して満ちていく。


 それを見たバルザード伯爵は混乱して、唖然と口を開いていた。


「何が起きている?あの禍々しいのはなんなのだ!?」

「あれは魔力です。伯爵は下がっていてください!」


 そう。あれは魔力だ。普段は目に見えない筈の魔力が、目に見える程大きくなり黒く濁っている。

 魔力を初めて見たが、初めてがこんなに汚い魔力なのは、どうかと思う。

 だが何の問題も無い。勝てる相手であるという事は確認済みである。

 ただボルドの命を考える程の余裕は無いかも知れない。

 これ以上ボルドを好き勝手にさせたら町の方にも被害が出る可能性もある。

 何が起きるか判らないこの状況で、ボルドの命を考えている余裕などは無いのだ。


 バルザード伯爵も、それを理解したのか俺に指示を出す。


「お主に任せていいか?命を救えとは言わん。どうか己の欲から救ってやってくれ」

「わかりました」


 バルザード伯爵とは話がついた。申し訳ないが容赦はしない!

 黒い魔力は蛇の様な形になって俺に襲いかかる。

 ボルドはその魔力の中心にいるが、白目を剥いていて意識が朦朧としている様だ。


 どういう原理でこの蛇が動いているのか判らないが、これは思ったより厄介だ?

 近寄るにしても蛇が邪魔をする。避けるのは容易なのだが、ボルドに近寄るにつれて蛇の動きが俊敏になり、決定打を繰り出せない。


 《絵本の世界(ザ・ワールド)》を使ってこの状況を打開するしか方法は無いが、アンは戦闘向きではない。

 例えアンのマッチで武器を召喚したとしても、その武器で、魔力の蛇を捌き切れるとは思えない。

 もっと今の状況に適した物語は無いだろうか。


 今まで読んできた本を思い出す。


 ・・・!そうだ。ハーメルンの笛吹き男とかどうだろう。

 確かあの物語の主人公、笛を吹く男はネズミや人を楽しくさせる笛を吹くはずだ。

 それは言わば、感情の書き換えの様な能力だと言える。

 マッチ売りの少女の様に、その物語が誇張された能力を持っているのなら、この不毛な戦いを打破出来るかも知れない。


 さっきまで余裕をこいていた俺だが、いつの間にかその余裕は消え失せていた。

 俺自身も自分を過信していたのだと、気が付いた。

 それでも過信している事に気が付いた俺は、ボルドより優秀だと言える。


 あっ、これも過信か。まあ良い。取り敢えずここからは全力だ。


 黒い魔力を避けながら詠唱を唱える。


「《絵本の世界(ザ・ワールド)》。ハーメルンの笛吹き男!」


 俺の声に応じて楽しげな笛の音と共にその男は現れた。

 大きな笛を吹きながら楽しげに笑う愉快な男だ。


「袋一杯の金貨をくれるなら、どんな事でもしてやるよ!例えあの時の様にネズミを追い払えという依頼でさえな!」


 袋一杯の金貨は少し難しいな。だけど、この状況を打開するにはこの男に任せるしかない。

 金貨の事は後だ後。もしかしたら、バルザード伯爵に頼めば貰えるかもしれない。


「あそこにいる奴をどうにかしてくれないか?」

「ほほう、アイツかなり黒いな。楽しいって気持ちを失ってる様に見える。よっしゃ!任せな。この俺が楽しませてやる!」


 そう言って大きな笛を軽快に吹き始めた。その音につられて自然と体が動き気分が良くなっていく。

 笛吹き男は楽しげに演奏しているが、ハーメルンの笛吹き男の物語のラストは気持ちの良いものでは無かった筈まだ。

 確か、町長が約束を破った腹いせに町の子供たちを笛吹き男が誘拐するというバッドエンド。

 だからこそ笛吹き男は、人の闇を良く知っているのだろう。

 そう考えると今回呼んだのが、笛吹き男で正解だった筈だ。

 光の部分をよく知っている上に闇の部分も熟知している。この男ならボルドを正気に戻す事が可能だろう。


 笛吹き男は戸惑っていた。笛を吹く事で他人の心に触れられるこの男は、酷く濁ったボルドの心に触れてしまい、中身を垣間見てしまった。


 ボルドは一見、闇に染まった愚者に見えるが、この男は笛吹き男と同じなのだ。

 笛吹き男と同じ様に裏切りに心を壊してしまった。ボルドが狂った原因は過去の裏切りによるものであったのだ。

 伯爵の家に生まれ何不自由無く生きてきたボルドは、その生活に満足していなかった。

 金があっても、心が無い。家族との会話など殆どなく。優秀であれという父の言葉だけが脳内で幾度と無く再生される。

 唯一の心の支えである母親は何も言わずに家から姿を消した。

 恐らく父に愛想を尽かして家を出て行ってしまったのだろう。

 ずっと一緒にいてあげるという母親の無償の愛(やくそく)は、いつのまにか何処かへと消えてしまっていた。

 ボルドにとって、それが最大の裏切りだった。その時から心の崩壊が始まっていたのである。

 その心に触れた笛吹き男は愉快に笑い。愉快に笛を吹いた。

 次第にボルドの攻撃のテンポが緩くなっていき、厄介な黒い魔力はボルドから離れて物語のネズミの様に笛吹き男に集まって行く。

 その黒い魔力を笛吹き男は、吸い取って、飲み込んでしまった。


「はぁ、お前の思いは伝わったぜ」


 笛吹き男はボルドに向かってそう言った。


 さっきまで意識が朦朧としていたボルドは、しっかりと意識を取り戻して、目には色が戻っていた。


「あんたの笛、楽しかったよ。私の心に響いた・・・。それと本当にすまなかった。お嬢さん、私は悪魔に心を売ってしまったのだ」


 落ち着いたボルドに話を聞いてみると、裏がありそうな話だった。

 その話を纏めると母親が出て行って落ち込んでいたボルドの前に謎のローブを纏った男が現れたらしい。

 その男は力が欲しいなら俺に従えと古びた本を手渡して、何処かへ消えて行ったのだと言う。

 その本を読んでから人が変わった様に自信過剰になり、今の様な横暴な態度になったらしいのだ。


 因みにその古びた本というのは"悪魔の書"と呼ばれる悪魔が封じ込められた魔道書らしく、悪魔の書は読み終わった後に自然に消滅したとの事だ。

 ボルドの話が終わるとバルザード伯爵が俺たちに感謝すると共にボルドに謝る。


「有難う。お主らのおかげで、町も私の息子も助かった。ボルドすまなかった。お前の母親の事は、私が全て悪いのだ。お前の母親ヒルデは死んでしまったのだ。死因は不明。体から血液を全て抜かれた状態で発見された。その事を言えずにいた。母が死んだと知ったら、幼かったお前は受け止め切れないと思ったのだ。本当にすまなかった。あの時伝えていれば・・・」

「死んでた・・・!?そうか、毎年父上が私を連れ訪れるあの墓は、母上のものだったんですね?」

「そうだ・・・。すまない。私は愚かだ。ヒルデを失って、お前まで失う所だった。本当にすまなかった」

「いや、いいんです。俺はもう救ってもらった。そこのお嬢さんと笛を吹くお方に。謝るべきは私の方です。勝手な妄想で父上を恨み悪魔の書に手を出した私が全て悪いのです」


 2人はお互いに非を認めあっている。長きに渡るボルトの勘違いはどうやら解けたらしく、まともな人間に戻っている。

 これならもうボルドは大丈夫だろう。


「まあ二人で話したい事もあるだろうから、私は一旦どっかへ行ってます。」

「すまない」


 ここは二人にしてあげよう。募る話もあるだろうしね。


 俺は執事に案内してもらい客室で休憩する事になった。

 一応クエストはこれからなのだが、多分クエストの内容より今の状況の方が重い気がする。

 まあ休憩という事だし、しっかり休ませてもらう。まだ笛吹き男がいるのだ。話し相手にでもなってもらおうかな。


「名前はあるの?」

「無いな。強いて言うなら笛吹き男だ。」

「それじゃまんまじゃん。なら私が付けてもいい?」

「嬢ちゃんが付けてくれるのか?いやぁ!いいね。可愛い子からのプレゼントは嬉しいぜ!」


 なんか軽いなこの男。物語の中ではもっとシリアスなイメージだったが、実際は空気より軽いノリなのか。

 名前も軽そうな名前が良いかな。あっ!軽シファーとかどうだ?うんダメだ。色々とダメだ。真面目に考えよう。

 ふわっとした感覚でそれなりに良さそうな名前か。

 フレートってのはどうだろうか。かなり軽そうな感じじゃないか?

 俺は気に入った。この名前でいいだろう。

 ゴホンっと咳払いをして、俺は自信満々に発表する。もし断られたら泣こう。


「フレートでどうだ?」

「ほほう。うーん。いいじゃねえか!俺は気に入ったぜ!」


 フレートはその名前を吟味してから受け入れてくれた。


「おっ!気に入ってくれた?」

「ああ。おっ、いい笑顔だねえ。可愛いぜ!」

「知ってるよ!」


 可愛いって事は自分が一番良く知っている。だって初めてこの顔を見た時に、一目惚れしたくらいだぜ?


「面白え嬢ちゃんだ!あんたの名前はなんだ?」

「私はエレン」

「エレンか。なんか男っぽいな!てか、喋り方が完全に男だろ!貴族の出かと思ったが、実はかなりの田舎っ子か?」

「さあ、どうかな?」

「間違いねえよ!あんたの様なじゃじゃ馬娘が貴族だったら笑えるからな!」


 偏見にも程がある様な気がするけど、フレートの言う通り俺は貴族では無いからな。フレートの予想は大体あっている。

 前世でも俺は良い家を出ている訳では無いし、住んでいる所は田舎だった。


 そんな事よりも俺が聞きたいのは、スキルで呼び出した人達はどのくらい滞在出来るのかという事だ。

 アンの時は特に意識していなかったが、よくよく考えてみたら気になる。

 しかも、その答えによっては今後の冒険が大きく変わる。もし永続的に召喚していられるなら、仲間を増やす必要性が無いのだ。


「フレートっていつまでこの世界に入れるんだ?」

「特に時間制限は無いと思うぜ!」


 それならと思ったが、フレートが話を続ける。


「嬢ちゃんの考えは分かるぜ。それならずっと居てくれって事だろ?だがな、それは無理だ!」


 俺の考えている事を的確に言い当て無理だと首を振った。


「なんで?滞在時間に制限はないんだろ?」

「あぁ、制限は無いが限界がある。俺たちは嬢ちゃんの魔力を使ってここに来てるんだ。しかも、その魔力は俺たちがここに滞在し続ける限り持続的に消費される」


 フレートの言ってる事は理解できた。俺はこのスキルで、他の世界の住人を呼び寄せているものだと思っていたがそうじゃない。

 俺のスキルは、物語の登場人物の面影を持った人なるものを魔力によって作り出して召喚しているのだ。


 う〜ん。奥が深いスキルだ。自由度が高いと思いきや意外と制限が多そうだな。

 言われてみて気づいたが、体から体力が逃げて行く感覚がある。これが魔力の消費なのか。

 話を一通り終えると、フレートは帰ると言い出した。俺の事を心配してくれているのだろう。

 その心配は有難い。俺はまだ自分の魔力量を把握していない為、使い過ぎとかが心配なのだ。


「んじゃ!俺は帰るぜ!」

「ありがとう!」

「礼は良いぜ!嬢ちゃんみたいな可愛い子に頼られるのは気持ちがいいからな。名前までくれたしな!」

「報酬はまた今度渡すよ!」

「あんま無理しなくていいぜ!今も言ったが、報酬はしっかり受け取った。それに金貨を貰った所で使えないからな!」

「そうなのか?」

「そうだぜ!じゃ!またな」

「あぁ。また呼ぶよ」


 フレートは静かに消えたいった。

 伯爵達は落ち着いただろうか。募る話があると言っても、もう30分は経つ。

 恩着せがましい気がするが、一応恩人の俺をこんなに待たせるのはどうかと思うなー!

 恩人を暇という凶器で殺すつもりだろうか。ちょうどフレートも帰ってしまってボッチなのだ。

 暇を潰すことも出来ずに待たされるのは、苦痛以外の何者でもない。


「冒険者様!」


 おっ!やっと来たか。

 この声はさっきの執事で間違いない。あの執事が俺を呼びに来たと言う事は、バルザード伯爵の話が終わったのだろう。


 俺は伯爵の部屋に戻った。


 まず目に入った光景がパンパンに何かが詰まった大きな袋だ。


 凄く中身が気になる。けど、ここで露骨な態度に出たら威厳を失う。

 威厳なんて何処にあるの?と聞かれても、答えられないが、多分伯爵からは多少は威厳のある娘程度には見られてると思う。

 俺はソワソワしながらも、堂々と伯爵の前に立つ。

 ボルドは恐縮気味にドアの近くに立っていた。まあ立つ瀬が無いという事だ。察してやってくれ。


 伯爵は口を開く。


「冒険者の娘よ!いやまずは名前を教えてもらえないだろうか?」


 そういえば名前を言ってなかったな。というか、俺を蔑んでいた伯爵に対して名乗っても覚えて貰えなかった筈だ。

 そう考えると俺に名前を聞いてくれる程度には、俺を認めてくれたと言う事だ。

 それだけでも戦った甲斐があったってものだ。喜んで名乗らせてもらおう。


「エレンと言います。」

「ほう、逞しい名前だ。エレンよ!改めて礼を言わせてもらいたい。お主のおかげで、息子を失わずに済んだ。微々たる物だが、これを受け取ってもらいたい。」


 そう言って袋を俺の方に寄せた。


「それは何ですか?」


 中身は大体想像はつくよ?でもね!餌に釣られる魚みたいに直ぐに食いつくのは不味いよ!安い女だと思われちゃうじゃん。

 ここは敢えて慎重にね。興味が無いフリをして意地汚い所を隠すんだ。ここ重要ね!


「私からのお礼だ。何も言わずに受け取ってくれないか?」

「いえ、受け取れませんよ」


 本当は物凄く欲しい。受け取りたい。


「そうか」


 え?えっ!?もっと押してよ!なんなら命令形で言ってくれよ!

 ここで引くのは早すぎじゃないか、伯爵よ!


「はい・・・。・・・。」


 やった。率直に欲しいと言っておけば良かった・・・。威厳とかクソ喰らえだ!


「では、これならどうだ?」


 伯爵はそう切り返して話を続ける。


「今回のクエストを遂行した報酬として、これを受け取るというのはどうだろうか?」


 確かにそれなら俺も気兼ねなく、且つ仕方なく受け取ることが可能だ。

 妙案だ!ナイスアイデアだ!


「そうですね。それでしたら私も貰いやすいです!」

「そうかそうか!じゃあ、早速で悪いのだが、クエストの内容を話しても良いだろうか?」


 みんな忘れていただろうが俺はクエストを受けてここに来たのだ。

 こっからが本番って訳だが、急展開があって、その事を俺もうっかり忘れていた。

 俺にとっては記念すべき初クエストなのだ。忘れられては困る。忘れてたのは俺自身なのだが・・・。


 クエスト内容はボルドの護衛との事だ。どんな敵からボルドを護衛するのかをまだ話されてなかった。

 なんだかんだ色々と有ったが、初クエストという事で心は踊っている。






ハーメルンの笛吹き男という有名な童話をモチーフにしました。

良かったら童話の方も読んでみてください。

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