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予定変更・Ⅱ 出現!! 







「俺が終わらせてやらぁ!!」


大柄な男が自分よりも大きな剣を手に大剣とは思えない速さ縦横無尽に振

るう。

大剣から放たれて飛ぶ斬撃は綴也だけでなく周囲を大剣から放たれたとは

思えない速さで斬り刻んでいきながら綴也に迫りそのまま斬り刻むハズだ

った。


「な、何!?」


しかし綴也は男が放ったの斬撃を受け止め躱していく。


「てめぇ!?」


信じられないものを見た男はさらに斬撃を放った。

その速さは最初の時よりも倍速かったがその前に綴也が大柄な男に迫り男

の大剣が斬り刻まれていた。


「な!?」


とても信じられない事が起こり続け驚きを通り越して呆然とする男の腹に綴

也の綴也の拳が突き刺さりそこから顔に蹴りを叩き込まれて男はまるで球技

のボールの様に吹っ飛んだ。


「そんな!!」

「アイツを囲むんだ!!そしてありったけの攻撃を撃つんだ!!」

「ええ!!」

「ああ!!」


一部始終を見て周囲の住人達が綴也を囲み各々が綴也に向けて連続攻撃を放

つ。

それは綴也の周囲だけが豪雨と呼べるものを何千倍も激しくしたものと呼べ

るほどだった。

その攻撃は綴也に向かい爆発を起こす。

だが攻撃は緩められることなく攻撃は続行された。

激しい攻撃は激しい爆発と煙を巻き起こす。

彼等にこんな攻撃の中綴也が無傷で生きられる筈は無いという確信もあった。


「…え?」


攻撃していた住人の一人が思わずそう呟いてしまった。

何故なら攻撃の標的が無傷で自分の目の前にいて自分に向かっているのが見

えたからだ。


「な!?何で!?」


目の前に起きている事に驚きと混乱しながらも先程よりも速く連続で攻撃を

放つ。

その攻撃だけでも綴也が躱せる数ではないと多くの住人達は思う数だった。

だが綴也はその攻撃の全てを躱しその手にある玩具の光剣で弾き飛ばしてい

た。


「そんな…そんな…そんなぁばぁ!?」


その光景に驚愕していた一瞬に彼は綴也に顔面を蹴り飛ばされた。


「な!?きさまぁ…ばぁ!?」


それが切っ掛けになったかの様に男の近くににいた住人の男も異変に気づき

綴也を攻撃するも同じく攻撃を弾かれて避けられて気を取られそのまままた

一人また一人と最初の男と同様に攻撃を躱し弾き飛ばされ顔面を殴られるか

蹴り飛ばされて包囲網は崩れた。


「何で…何でばぁ!?」

「貴様!!」


包囲網を突破した先に突如として巨大になった住人達がその拳や足を綴也目

掛けて振り下ろして来た。

それはその巨体から放たれる速さではないと言っていい速さだった。

巨人一人の一撃それだけで街に大きな破壊がもたらされる。

一撃でもまともに受ければそれだけで綴也は一巻の終わりだった。


「…」

「おのれ!!」


だがその全てを綴也は躱していた。


「バカな!?あ!!?」

「我々の攻撃をかわすなどぃぃいんい!?」


大きな住人達の顎に拳を股間に蹴りを見舞い意識を刈り取られる様に或いは

悲鳴を上げて崩れていく。


「…」

「嫌あ!!来ないで!!」


と綴也が近くにいるいるのを見た女性達がこれ以上にない悲鳴を上げながら

も攻撃する。

女性の悲鳴に近くにいた女性たちも加わっていく。


「「「「「「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」」」」


とても悲鳴を上げながらの攻撃ではないが綴也はそれを玩具の光剣で弾いて

振るった玩具の光剣から放たれた斬撃の波濤は彼女達を吹き飛ばした。


「お前!!舐めるのもいい加減にしろ!!」

「…?」

「何故その剣で直接攻撃しない!?」

「…」

「不正なアイテムを使っている上にその上舐めプか!?」

「ふざけるな!!」

「イリュシオンから出ていけ!!」

「イリュシオンを穢すな!!」

「…」


糾弾の声が周囲に伝播していく。

自分を糾弾する声と共に次々と迫る攻撃ににさらされている中綴也は…。


(ああ…しまった…カッとなって喧嘩しちゃった…どうしよう…)


相対する幻想住人達は信じてくれない程に冷静になっていた。

今彼は自分の行動の結果を心の中で嘆いていた。

ゲームの筈なのに攻撃されても死ぬ筈もないのについやってしまった。

そんな綴也に幻想住人達の綴也への敵意が跳ね上がっていく。


(何なんですか一体!!みんな無茶苦茶な攻撃ばっかりじゃないですか!!


()()()()()()()()()()()()()()()()()()大柄な男の大剣の攻撃はあの黒いドラゴン程凄くはなくとも斬り刻まれて死

ぬと思ったからとにかく死ぬ気で躱して躱せないならはじいて光剣で攻撃す

る余裕がなかったから殴って蹴り飛ばした。

その後の集団の包囲攻撃はどうすれば良いのか考える余裕など無く無我夢中

で一人ずつ倒して行くという方法しかなかった。

先の二つで消耗していたのに今度はドラゴン程に無いにせよ巨大な人間の相

手などもう自棄で攻撃をかわして顎を殴ったり今思えば申し訳ないが当たっ

たら絶対に痛いであろう箇所を攻撃するしかなかった。

その挙句に悲鳴を上げる女性達の攻撃はもう自棄でなくとも一番考える余裕

が無かったのでとにかく追い払っただけである。

なのに何で自分に姫神殺しという悪評があるとはいえこんなに敵意向けられ

るのかと思いたくなった。

住人達の言葉に沈黙していたのはとにかく必死だったので言葉を出す余裕が

無かっただけである。


(それに舐めプって何!?全く分からない!!)


そして住人達には綴也が舐めプしている様に見られたがそもそもその言葉す

ら今までゲームをしてこなかった綴也はその言葉も意味も知る由はない。

ちなみに舐めプとは舐めプレイの略語で対戦ゲームにおいて使われる余り良

くないプレイの事を指す。


(ど、どうしたら…)


住人達の糾弾の声も攻撃も最初の頃よりも激しくなり追い詰められていく綴

也の耳に大きな爆発音が乱入する。


「え!?何!?」

「何だ!?何が!?」

「大変だ!!」

「どうした!?」

「この近くで魔法使い達と超能力者達の戦い…と同士討ちが!!」

「え!?」

「どこの馬鹿どもだ!?こんな時に!?」

「同士討ち交じりの戦いなんてあいつ等以外ないでしょう!!」


綴也達が戦いを繰り広げている近くで別の戦いが発生していた。

このタイミングですぐ近くでそんな戦いが起こっている等何故と思いたかっ

た。


「お前!!何で近くに居るんだよ!!」

「うるさい!!お前が近くに来てたんだ!!邪魔するな!!」


同士討ちに対する文句や罵りの声が聞こえてくる。

それはかつて綴也も老紳士の少女と共に見た事があった戦いだった。

それは綴也達の戦いの等比べ物にならない程に爆発と同士討ちの文句や罵倒

が飛び交っていて綴也達の戦いが強風ならば向こうは台風の様だった。


「こんな時に…は!!貴様…コレを待っていたのか!?」

「え!?」

「この混乱に乗じていやこの戦いもお前が仕組んだのか!!」


何でそんな戦いが起こっているのかも分からないのにそれも綴也の所為にさ

れてしまった。


(ああ…もうどうしたら…)


戦いに必死になり旧友達ともはぐれてしまい無事なのかも分からない。

もうどうしたらいいのか分からず正しく天を仰ぐしか思いつかなった。


(ああ…空がきれいだ…)


綴也の目には綺麗な青い空が写る。

空は奇麗なのに何で今自分はこんな事になってしまったのかと自分自身に問

うていた。

でも答えは出ない。

いっその事抵抗も止めて殺されてしまえば良いのかとも思いそうだった。


(それでみんなが無事なら…ん?)


その時綴也の目に蒼い炎の様な何かが揺らめいたのが見えた気がした。


(あれ?)


その蒼い揺らめきに何か言われている気がした。

もしかしたら現実逃避で何か見えただけなのかも知れない。

ましてや全てそんな気がしただけで今のこの現実が変わるわけではない。

でも何か言われた。

そんな気がしたのだ。


「ああ…何だか駄目だな…」

「?何を言っている…貴様?」

「皆凄すぎて何でこの剣を振るったのか忘れかけた…」

「何だと?何を言っている!!」


綴也の言葉に間近にいた住人はさらに警戒を強めた。


「信じてもらえなくとも…解ってもらえなくても…僕は友達が攻撃されたの

が腹が立ったんだ!!」


綴也は玩具の光剣を構える。

空見上げて何かが変わったわけではないし気のせい位の出来事があった。

だけど綴也の中で蟠っていた後悔や焦りや危うい答えはあの揺らめきに燃や

された様に無くなっていた。


「貴方達には悪いけどここでやられるわけにはいかない…」


やっぱり旧友達を放っておけないしここで諦めたらどうなっているのかも分

からない。


「だから此処からはさっきよりももっと必死にやらせてもらう!!」


例え彼らが凄くても自分より強くても何が何でも彼らを突破しもう一度旧友

達を探さなければと光剣を強く握り構えた。


「貴様…ん?」

「ん?…あれ?」


突然空を見上げた相手につられて空を見ると綴也の目の前に青い空が見える

中に黒い点が現れた。


「おい…あれって…」


黒い点は不思議な模様がその周囲を不規則に動きながら巨大になっていく。

幻想住人達の表情に綴也への義憤ではなく上に出現した物に対する明らかな

恐怖が広がっていった。

何故なら住人達はそれが何かを良く知っているからだ。


「え?あれって…」


周囲が恐怖で包まれる中で綴也だけが黒い点に恐怖を抱かなかった。

今までの成り行きの所為だった。

一人を除いて恐怖が支配する中黒い何かは巨大な卵となった。


「あーはっはっはっは!!さあ…物理的評論会の時間だ!!」


その黒く巨大な卵から黒い殻よりも黒い色のドラゴンが産まれたかの様に高

笑いと共に現れた。


「界塵竜!?」

「ドラゴンさん!?」

「に、逃げろ!!」


誰もがその瞬間に言った一言が切っ掛けになったのかその瞬間にあれだけ綴

也を周囲を囲んでいた幻想住人達が逃げていく。


「おい!!どうする!?」

「仕方ない!!ここは引くぞ!!」


綴也に武器を構えていた住人達もすぐさま去っていく。


「くそ、戦闘中止だ!!」

「撤退だ!!撤退するぞ!!」

「待て!!さっきの仕返しさせろ!!」

「そんな事してる場合か!?」


綴也は確かめられていないが直ぐ近くに起きていた戦いも中断され逃げてい

た。

黒いドラゴンが出現しただけで綴也の周りにあった強風と台風が逃げている

様だった。


「綴也!!」

「綴也君!!」

「良かった!見つかった…」

「え?カイル!?皆無事…」

「今はそれ所じゃねえ!!とにかく逃げるぞ!!」

「え?」

「あれはこのゲームで関わっちゃいけない奴のトップ10に入ってる奴だ!

!」

「え!?…」

「全く此処の住人は…ん?…おお我が友よ…なぜ此処にいる?」

「あ!!こ、こんにちは…ドラゴンさん…」

「あいつらも逃げたからだから今の内に駅まで逃げ…て…てっ…え?」

「ん?」

「綴也君…今なんて…?」

「何だ我が友の知り合いか?貴様ら…」

「「「は?」」」


友人たちの無事を知り突如逃げると言われて恐怖を抱かなかったためにピン

っと来なかったが気づいた瞬間に頭上の巨大な黒いドラゴンの挨拶に旧友達

の視線が挨拶を返した綴也に集中した。


「あはは…」

「綴也…」

「はい…」

「説明を頼む。今度はイリュシオンで何があったのかもうちょっと詳しく…

このドラゴンと何で親しそうなんだ?」

「あの…逃げなくて…」

「我がいるから安心して説明するが良い…」

「だ、そうだ…」

「じゃ、じゃあ…」


黒いドラゴンから不思議な安心保障を得た綴也はこの約一か月イリュシオン

で体験した事を説明する事にした。


「という訳なんです…」

「「おバカ!!」」

「何で!?」

「友達でもそう言いたいんだよ!!話聞いたら突っ込み所が多すぎだ!!」

「それにしてもあの界塵竜が友達って…」

「いやあ…僕達もこのゲームは初心者だけど…」

「初心者の僕らでも綴也君のは普通のゲームプレイじゃないよ…これは僕も

ちょっと…引く」

「確かに明らかに我が友のイリュシオンへの誘われ方は普通ではない悪徳企

業の様なやり口だったからな…それが切っ掛けなのだろう…」

「原因の一端が他人事みたいに言うな!!」

「そこは否定できないが文句はこ奴の学校の生徒会長に言うが良い…」

「ねえ?やっぱりこれって普通の…」

「「「じゃないぞ!!(よ)!!(ね…)」」」


一か月の説明を終え旧友達に突っ込まれて我ながらこの一か月実は凄い事を

していたのではないかと段々思えて来た。

イリュシオンに関して言えば楽しいと思えた事があったかどうかわからない

綴也だが不思議な事にこの黒いドラゴンに出会えた事はまだ一か月しか経っ

ていないし会えば街を破壊して回っているし人柄(?)よく解っていないが

悪い事や嫌な事には思えなかった。


「まあ無事ならとにかく外に出るぞ!!思った以上にお前さんの悪名が広が

って独り歩きしてる…何にせよここは一度外に出るぞ!!」

「それが良いだろうね…」

「まあ…午後からは外で決めようよ…」

「そうか…予定があるのか…」

「そうだ…ドラゴンさん…」

「ん?何だ?」

「僕たちと一緒に外で遊びませんか?」

「「「ええ!?」」」

「え?」


誘った綴也に特に理由は無くその一言は本当に思い付きだった。


「何故我を…?」

()()()()()()()()()()()()()()()()()()…」

「そ、そうか…」


ドラゴンに問われば答えは自身が述べた言葉通りの理由しか無かった。

友達に誘われるというのは旧友達くらいで他にはミフルや知り合いしかしか

ないし綴也自身も自分から何かに誘うというのも多くはなかった。

ただ高校に入ってゲームの中で出来た友達に一緒に遊ぶのを誘うのはおかし

な事ではないと思っていた。


「お前こんな時に…」

「綴也君」

「この手のゲームの友達に今のタイミングでリアルで遊ぼうと誘うのはちょ

っと良くないかな…」

「え!?そうなの!?」

「まあ…そうだな」

「ご、ごめんなさい…」

「悪気はないのだから気にするな…ただすまないが…我は…」

「「「「「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」」」

「今度は何だよ!?」

「あれは…?」


突然の複数の悲鳴が上がっていた。

悲鳴がどこから聞こえたのか周囲を見回すと綴也達の前に走って来る者達が

見えた。

それはついさっき綴也を囲んでいた幻想住人達の中にいた者達だった。


「あの人達何が…」

「あがぁ!?」

「「「「!?」」」」


綴也達の目の前で彼等が何かに潰された。

それは一般的にぬいぐるみと呼ばれるものだった。

しかしそのサイズが普及されている物よりも彼らを潰してしまう程大きかっ

た。

尚そのぬいぐるみの下でつぶされた幻想住人達がどうなっているかは考える

事はお勧めしない。

何せ死ぬ瞬間までリアリティが追及され再現されているのでその痛みも想像

を絶するからだ。


「な!?」

「ん?あ痛たっ!!」

「ドラゴンさん!?」


衝撃的な光景の中黒いドラゴンの額にあたった。

それは広告等でよく見るデフォルメされた星マークと呼ばれるものだった。

しかしその大きさは巨大な黒いドラゴンの顔より少し小さい位で綴也達から

すれば十二分に大きくそれが何度もドラゴンの顔面に殺到した。

星が止んだ時黒いドラゴンの巨大な顔には星が突き刺さっていた。


「誰じゃ!?こんなファンタジーなもので攻撃しているのは!?」


ドラゴンが睨むその空に一人の女性が立っていた。

それは魔法使いと呼ばれる様な服装を纏い右手には杖を持っていた。

だがどこか魔法使いとは違う雰囲気があった。

衣装も杖も魔法使いと呼ぶには何処か違うデザインだった。

綴也は知らないが言葉にするとその女性は魔法少女と呼ばれるジャンルの格

好をしていた。


「貴様か?何者だ?」

「私は魔法少女ヴェル…じゃなかった魔法少女コルデリカ・ヴェルデリアス

よ!!」


そして何よりもそれを纏うのは少女と言うよりも明らかに十代ではなく二十

代の女性が着ていたのでここで女性を見ていた綴也以外全員が優し目に翻訳

すると珍妙な格好をしていると思った。


「ほう…貴様が最近噂の魔法少女?か…我に挑む勇気ある者とは興味深いが

…」

「私貴女に興味なんてないんだけど…」

「何?」

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

「「「え?」」」

「は?いきなり何の事だ?」

「その足元にいる格好良くて素敵な男の子の事よ!!」


魔法少女と名乗る女性はカイルを指差した。


「もしかして…」

「知り合いか?」

「「ええっと…」」

「う~ん…」


問われて綴也と雅人と瑛生そして黒いドラゴンの視線もカイルの方を向く。


「カイル…」

「もしかしなくても…」

「彼女は…」

「ハハ、だろうな…アハハハ…」


旧友三人の問いかけにカイルは力なく答えた。

彼女は新天神で別れた旧友カイルの恋人であり新天神まで追いかけられて置

いてきぼりにしてしまった女性だった。

Mル…あらあら…どっかの誰かさんの恋人が魔法少女のコスプレ

   をして出てきてしまいましたね。


E香…どう考えても貴様が仕組んだんだろうが!!


Mル…何でもかんでも私の所為にしないでください。

   今回は完全に彼女の恋人が悪いのです。

   捕まったらご両親にご挨拶をさせらせに行かされるからっ

   て態々新天神まで転送装置まで使って東京まで逃げるから

   …流石に私も放って置く訳には…


E香…今日は友達と予定があるのだからまた今度…って話せば彼

   女も解ってくれ…


Mル…世間にはお義父さんのお嫁さんになるという夢を叶える為

   に駄々をこねたて純真な少年に風評被害をもたらしても結

   婚した女子高生がいるとかいないとか言いますけど…それ

   でも彼女の様な純心で一途な乙女は止められないでしょう

   …


E香…そうだな…世間には純真な少年を虐める為だけに自分の身

   体の性別をいじくる真性の変態電子製命体もいるらしいか

   らな…彼女の気持ちも解らなくはない。


二人…フッ!!(ほとばしる稲妻)


E香…まあそれはそれで後で決着するとして綴也君意外に冷静だ

   ったな…。


Mル…まああの黒いDさんの時ほどキレていないですからね。

   住人達のスゴ技を目の当たりにして必死になってた位です

   から…。


E香…なあ、これは単純な言葉の確認だがこれはキレているので

   はなく怒っていたのが正しいのでは?


Mル…それに関しては私も同感です。

   作者からすれば今回どの辺りが怒りでどの辺りがキレてい

   るの違いが分からなくなるそうです。


E香…黒いドラゴンの時は?


Mル…疑いようなくブチギレです。

   鬱憤一七年ものですけど…


E香…じゃあ今回は?


Mル…作者の実力不足です!!(これ以上に無い答え)


???…すみません。

    一応怒りとキレたのが半々ですが戦い始めた瞬間それが

    吹っ飛び必死になってます。


E香…実際は内心パニックだったという事か…でも相手からした

   ら舐めプレイしている様に見えると…


Mル…本当は大事な事も忘れて本当に必死だった綴也さんも気の

   毒に…


E香…そう言っているが何処か嬉しそうだぞ貴様…

   それに友人達の事は忘れないだろう…


Mル…ウフフ(意味深な笑み)

   そっちではありませんよ…


E香…ふと思ったんだが…


Mル…何ですか?


E香…黒いドラゴンにキレた時が十七年分の鬱憤だったそうだな

   …


Mル…ええ…貴女のも含めてね…


E香…チッ!!もしこのタイミングでその鬱憤を爆発させていた

   ら…


Mル…貴女…何て残酷な事考えるんですか…うわぁ…


E香…ふと思い浮かんだだけで何でそんなに批判されなければな

   らん!!


Mル…貴女だって想像できてるでしょう…全く…


E香…チッ!!

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