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少年の朝は…

プロローグよりも短いですが投稿します。






「うーん…朝か…」


月曜日朝六時。

朝倉 綴也は目を覚ました。

洗面所で顔を洗いほのかな眠気をスッキリさせて包丁の音がする方へ足を向か

わせる。


「おはよう、綴也」

「おはよう、父さん」

「おはよう、綴也」

「あはよう、マリアさん」


居間に向うと綴也の父と妻であるマリアが隣の台所二人で朝ごはんを作ってい

た。

父が妻と一緒に仲良くご飯を作るのは朝倉家の朝の風景である。

その風景が綴也は少し羨ましそうに見ていた。


「朝ごはんはもうじき出来るから待っててね…」

「あれ?他の皆は…?」

「まだ寝てるわ。昨日はこれからのお客様へのメニューを考えて遅かったか

ら」

「お疲れ様です…」


綴也は父の妻であるマリアを名前で呼んでいる。

しかし仲が悪い訳ではない。

寧ろ昔から彼女を含めた同居人達には良くして貰っている。

綴也はテレビをつけてニュース番組を見て朝ごはんを待つ事にした。


『これは、先週の火曜日に撮影された映像です。夜の福岡の旧天神駅近くで

何とも不思議な青い光と赤い光が撮影されました。光はそのまま落ちて消え

てしまったそうですがこの不思議な光は何なのか?…気になりますよね』


地元の朝のニュース番組は最近起ったとされる不可思議現象の映像を写して

いた。


『これってUFOってやつじゃないですかね?』

『ネットでも盛り上がっているらしいですがこれといった答は出ないそうで

す』


先週火曜日と言えば綴也はその旧天神の駅にいた。

まさか自分の近くでそんな事が起っていたのは思いもしなかった。

自分がいた時にはそんな現象は見ていない。

寧ろ公園で居眠りしてしまいそれ所ではなかった。

そんな現象を間近で見れなかった事に少し好奇心が湧き少し残念だと思いな

がらテレビを見ていると父の呼ぶ声がした。

綴也は食事の準備をする為にテレビの電源を切り台所に向かい準備を手伝い

食事が始まる。


「「…」」

「ん?どうしたの二人供?」

「ん、ああ…ごめんごめんちょっとね…」

「?」

「綴也が土曜日にアイディアルの勝負で負けたらアイディアルを辞めるって

言って結果負けちゃって今日でアイディアルを辞めるって聞いてそれでも何

時も通りだからそれで少し心配になったのよこの人は…」

「?何時も通りなら問題無いんじゃ…」

「それでも心配するのが親と言うものよ…ねえ、あなた?」

「うん、そういうものだよ…きっと」

「そっか…ありがとう。でも今は大丈夫だから…」


言われて綴也は自分でも不思議だった。

アイディアルは結果は何であれ自分の人生を使ってやってきたことだった。

そんなアイディアルを辞めると約束し勝負をして負けた。

アイディアルはもう辞めると約束した筈なのに綴也の心は何時通りだった。

翌日にイリュシオンでまたもやあんな体験をしたために心がついていかない

のかそれとも今は別の問題が発生してしまったのでそれ所ではないのかもし

れないと綴也は思った。


「そう、でも自分の好きな事を辞めるってとっても大変なことだから何かあ

ったら私達も話くらいなら聞いてあげられるからバンバン言いなさい」

「僕が言うのもなんか違う気がするけど何か凄く心配され過ぎてる気がする

だけど…」

「だってこの人の子だし…ね」

「ブッ!ゲホッ!ゲホッ!ちょっとマリアさん!?」

「ああ…成程」

「綴也も何で納得してるのさ!?」

「だって…」

「ねえ…」

「僕家長だよ!お父さんなんだよ!綴也じゃなくて僕の心配になってないか

い!?」

「だって…母さんから色々聞いてると…ねえ、マリアさん?」

「そうよ…この人ったらね…昔」

「ストップ!僕の事は良いから!とにかく綴也の事。アイディアル辞めるっ

て言ってたけど…良いの?」


いつの間にか息子の心配が父親の方を心配する話になっているがそこはどん

な家庭にもあるであろうご家庭の事情というものである。

ただしこの家の事情と同じ様な事情を持っている家があるかどうかは別の話

である。


「会長と約束してるし未練はいっぱいあるけど…だけど」

「…そっか、じゃあ綴也アイディアルを辞める代わりといっては何だけど今

度の土曜と日曜に遊びに行かないか?」

「遊びに?」

「うん、たまには親子水入らずで遊ぶのも良いかもと思ってね…」

「別に良いけど…店の仕事は大丈夫?」

「そんなに考えなくても大丈夫よ。二日間くらいはこの人がいなくても切り

盛りするわよ。と言うかそれを理由にして久しぶりに遊びたいだけよこの人

も」

「そんな事は無いよ。良いじゃないか家族サービスなんだから」

「私達も家族サービスして欲しいわね…」

「そ、それは…」

「ウフフ、冗談よ。たまには妻だけでなく一人息子にサービスしてきなさい

「ありがとう。マリアさん」

「解った。会長に相談してみるけど…父さん」

「うん?」

「マリアさん達に家族サービスはしてるの?」

「うッ!」

「ウフフ、大丈夫よ綴也。私達にとっては毎日が私達への家族サービスよ」

「ま、マリアさん!?」


そんな家族の会話に花咲かせながら朝食は終わり綴也は学校に向かうのだっ

た。




Mル… さて綴也さんの朝の風景ですが…綴也さん?


T也… ?何ですミフさん。


Mル… 今朝の献立は何だったんですか?


T也… 昨日のメニューだったカレーの残りとサラダとチーズだよ。


Mさん… それって…作者の家がカレーだった時の献立です。


T也… そうなの?でも朝からカレーは良いって聞くし…


Mル… 作者はカレーがお袋の味だそうでこの時に即カレーが浮かんだそう

    ですので他に他意はございません。

    繰り返しますが他に他意はございません。

    きっと大切な事ですので二回言わせていただきますと言うか言って

    見たかったそうです。


T也… たい??(鯛のこと?) 



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