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プロローグ
俺は深月 鏡。21歳でアニメ制作に関わる仕事に就いている。そして今日も仕事が終わり家に帰って来た。風呂入って、飯食って、趣味の異世界系の小説やらアニメやらを鑑賞して。その中で買った覚えの無い小説が混じっていて、タイトルは『異世界転生~君次第で広がる無限の可能性』。気になり読もうとすると中身は全部白紙だった。最後のページには『転生』の文字、それを見た瞬間俺は意識を失った。
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意識を失った鏡の傍らにある小説とは言えぬ白紙の小説。その表紙の裏側に作者の名前が書いていた。『作者 神』と。そして小説は強い光を放って消えた。鏡と共に。
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