大和ノ国ノ少女ノ話Ⅴ
過去と現在の表現がメチャクチャなのは許して…。
あと投稿詐欺も許して…。
それに、短めで…。
ごめんなさい( ノ;_ _)ノ
それは、奴隷屋が昼食を終えた音がした後だったから、多分昼過ぎの事だったと思う。
「おぅい!!大事件だ!!」
いつも奴隷屋に世間の出来事などを教えに来る、奴隷屋の友人?的な人の声が入ってきた。
「んぁ?ど~したよ?」
奴隷屋が立ち上がる音が聞こえた。
「どうしたって、やっぱり知らねぇのか…。里美ちゃん、死んだってよ。」
………は?
…別人、…同姓同名……だよね…?
「あ~…流石は菅平様って言いたいとこだが…流石に早すぎないか?…それに、それの何が事件なんだ?」
奴隷屋は溜め息をつくように聞く。
「だから事件なんだよ…里美ちゃん、どうやら病気が治ってなかったらしくてさ~、菅平様が大層気に入ってずっと使ってたのもあってか、保たなかったみたいだな~。」
病気……違う、絶対に違うから!!
「な~るほど~…で、虚偽罪で死刑、と。」
「そ、んであそこの旦那が連れてかれた。」
「例え里美ちゃんが嘘ついてたとしても結局家主の責任になるってのは…男は辛いな~…。」
「うんうん。」
男の呟きに奴隷屋も頷く。
私には、この会話の一切を理解出来なかった。
お姉ちゃんが死んだ?
…別人?
菅平ってやつのとこに病弱な里美って人が二人いた?
……そんなわけ無いって事はわかってる。
…お姉ちゃんはどうにかして逃げ出して、『そういうこと』になってる、…なんて……お姉ちゃんは魔法を使えないらしいけど、何とかして…。
…考えてたって埒が明かない。
今日、ここを出る。
そして、真実を確かめる。
ずっとお姉ちゃんの事を考えてたから、どれくらい経ったかわからないが、恐らく夕方くらい。
奴隷屋が水を飲ませていると、一人の奴隷が噎せて水を吹き出した。
「きったねぇなぁ!!」
奴隷屋が奴隷を殴打した音が聞こえる。
「う~ん、そろそろ躾もした方が良いかな~?」
奴隷屋は独りでにそう呟いて、その奴隷を連れていった。
暫くすると、血の匂いと共に奴隷屋が戻ってくる。
「さぁて、皆、久し振りの肉だぞ~?存分に食え!吐いたら…肉だぞ?」
今の私には、どんな言葉も入って来ない。
私はなにかの生肉を食べさせられたが、どうでもよかった。
「おぉ~哀里ちゃん、完食~!!」
奴隷屋は嬉しそうに声をあげる。
隣で啜り泣きしながら必死で生肉を食べている少女の事すら、私には気にならなかった。
只々、お姉ちゃんの事だけを考えてたいた。
「…で、だ。ここからが本番!!」
奴隷屋は店仕舞いしながら言う。
「明日俺が店に来るまでに漏らしてたやつ、肉な?一人でもいたら、明日もこのゲームは続くぜぇ?」
そういうと、奴隷屋は笑いながら出ていった。
そして同時に、私の時間が始まった。
どうやったら、抜けられる?拘束具を外せる?
身体を霧にする?
…てか、出来ない。
魔法には属性があった筈だ。
私の属性は何だ?
全身に力を込める。
ブワっと何かが出た気がする。
あ、全身から。
その…屁とか便とかじゃないよ?
何かが出た。
火ではない。
水でもない。
風…かな?
光…じゃないと思う。
……闇?
風か、闇?
もう一度、手首に当てる感じで…。
…風じゃない。
闇だ!
……闇。
お姉ちゃん…。
…お姉ちゃんの…引き立て役?
太陽のようなお姉ちゃんの…光の引き立て役…?
光…と、影…。
表裏一体。
離れる事がない。
…ずっと…一緒…。
気付いた時には、身体は自由だった。
「影の魔法…。」
抜けたは良いものの、行く宛てがなかった。
だから、取り敢えず魔法を練習した。
ギュルルルル…。
「…お腹が…痛いっ!?」
久し振りの食事が生肉だった影響か、急激にお腹が痛くなる。
だが、暗いし、目隠しされていた為、この店のどこにトイレがあるのかわからない。
「なら…。」
私は影になり、闇に潜り、店を抜け出す。
そして、家に走った。
今なら、父はいない筈だから。
母だけなら、何とかなるかもしれない!
この過去編的なのが始まったのが12月30日らしいです。
で、もう1ヶ月経ちました。
たった5話しか書けてません。
そもそもアイリさん、奴隷屋にも売れずに屍場に落とされる予定だったのですが、それでは1ヶ月以上かかりそうなので急遽売れたことにしちゃいました。
…なのにもう1ヶ月経ちました。
2月終わりまでは忙しいっぽいので…どうしよ…。
本編の方覚えてる人いるかなぁ…。




