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怪力少女にご注意を!  作者: アエイラ
本編
22/93

魔術師の女の子、格闘家ランクAになる!

データ紛失により書き直し。

とても雑になってます。すみません。

「ギルマス?何を書いているのですか?」

私はギルマスに訪ねた。

「少し…な…。よし!マーキス、後はお前だけだ。」

「はい!ギルマス!!それにしても、ギルマスの教え子か何かなんですか?」

マーキスさんは笑顔で質問している。

多分、凄く真っ直ぐで良い人だ。

「違う、まぁ、色々あってな。」

「ギルマス~依頼報酬は~?」

私は我慢出来ずに聞いてみた。

「その、依頼とは…何なのです?格闘家の女の子と聞いたのですが、本人は魔術師だと言っておりますし…?」

「マリ、眼鏡じゃ。マーキスは後で話すから、奥で書いていてくれ。」

「ギルマス?何を隠しているの?」

「マリ、試しにこの本を…」

「マーキスさ~ん、その紙何なのですか?」

「え?格闘家ランクA申請…」

「いうな!!!」

…は?

いま、何て言った?

格闘家ランクA…?

「はぁ!?ちょっ、ふざけないでよ!!」

「マーキス!!早く書け!!ここは俺が食い止める!!!」

「かっこよくないから!!どいて!!」

「わしはお主の怪力ですぐに死ぬぞ?人殺しになりたくなかったら大人しくしろぉ!!」

「かっ、書きました!!」

「それをバルに渡せ!!!」

「受け取ったわ!!」

「エリー!!」

「はい、マリ!!恩人だろうと容赦は…」

「フンッ!!」

「きゃっ!?」

エリーはオバサンに吹き飛ばされた。

「私に挑もうなんて百年早いのよ!ケイン!!転送出来たわ!!」

「ギャ~~~~!?」

私の悲鳴が街中に轟いた。




「ううっ…お嫁にいけない…。」

「大丈夫、私のところにくれば良いよ。」

アイリが慰めているのかよくわからないことを言っている。

「別にお嫁は関係無くない?」

マーラさんは呆れている。

「何か、ごめんなさい…。」

マーキスさんは悲しそうな表情をする。

「貴方は悪くないですよ。腕、治します。」

私は魔術師アピールしたくて堪らないのだ。

私は飴を持っていないが、新技を試してみたかった。

「出来るのですか!?」

「魔、術、師!!だからね!!」

ちょっと痛いかもだけど良いか聞いたら喜んで頷いてくれた。

「飴無くても使えるの?」

マーラさんが心配しているが、恐らく大丈夫だ。

「ふうぅぅぅ…。」

私は両手でマーキスさんの肩を挟み、電気を通す。

ただの電気ではない、回復の電気だ。

ユニゾンと呼ばれる、A級魔術。

マーラさんから聞いただけだが、中二病のイメトレ力嘗めんな!!

「はああぁぁ…。」

骨を想像しながら手、指へとスライドする。

「…ふぅ。どうですか?」

マーキスさんは腕を動かす。

「………治ってる!?」

よかった。

「私は魔・術・師、ですから!!!」

私は全力でドヤ顔した。

「お主は地味に魔法も使えるよな…。」

「魔術師ですからね!!」

私は超全力でドヤ顔した!!!



「その眼鏡はお主が持っていた方が、アイツも喜ぶだろう。」

「アイツ?」

「王都の図書館長をやっている女から貰った物だ。俺は使わなかったからな。…壊すなよ?」

「壊さないよ!!」

「馬車で五日の隣町に小さめだが、図書館があるぞ?あそこは医療魔術学校や、ハンター養成学校とか、学べる場所が多いから、学園都市ラシャと呼ばれている。」

後ろからガッドさんが説明してくれた…いたんだ。

サヤがいる所だ!!行ってみたいな。

「ハンター養成学校って?」

「剣士、格闘家、魔術師に分かれてそれぞれの技術を学べる学校だ。年齢ごとにクラス分けされていて、モンスターについての知識も学べるから、就職にも役立つ。」

ギルマスが教えてくれる。

…にしても、就職か。

「どうすれば入れるの?」

「王族、貴族からの推薦。普通の人は入学試験に受かれば入れる。後、金を払えるか調べられるが。」

「いつ試験やってるの?」

「今月始めから、入学日前日までだな。枠が埋まり次第終了だが。」

「入学日って?」

「八日後だ。入りたいのなら、俺が推薦文送っておいてやろうか?一枠くらい開けておいて貰えるかもしれないぞ?」

「…お願い。」

私は異世界の事を知らな過ぎる。

常識を学んでおいて損はないだろう。

これからやることも決まっていなかったし。


「あ、ギルドカード返して。それと家。」

「ああ。」

ギルマスはカードを取りに行き、戻ってくる。

「それで、家はどうする?」

「街の外れで、魔法の練習が出来るような広い庭が欲しいかな。」

「外れで良いのか?遠いが…安いぞ?」

「…なら奢ってよ。そうしたら少しは好感度上がるよ?」

「私が奢る!」

「いえ、私が奢ります!!」

二人組が煩いが…無視して良いよね?


「…わかった、奢ろう。これ以上はお前さんに迷惑かけんわ…すまなかった。」

ギルマスは土下座した。

この人本当に凄い人?

謝っている所しか記憶にないんだけど…。

高レベルの依頼とやらは土下座で許して貰えたのですかぁ!?問いただしたい気持ちはあったが 、我慢する。

「ハンター養成学校は夏と冬に大きな休みがあるらしいから、夏の休みにでも来てくれれば、家は完成しているだろう。」

夏休みあるんだね!!

「そうするよ。」

私は返事をした。


職業ランク申請はランクC以上の人と、なりたいランクの人から認めた場合に有効になり、最低ランクはFで、無ランクからだと、最高でランクCから受けられるらしい。

蛇男がランクC、ギルマスがランクB、マーキスさんはランクAだった。

認め方は職業によって違い、格闘家は決闘によって決めるのが一般的なんだとか。

あの小芝居はギルマスを倒したってことだったんだね。


そして驚くことに、僧侶ランクCも貰えていた。

マーラさんだけでなく、バルさんも僧侶ランクCだったのだ!!

見た目は癒しとは真逆なのに…いや、一周回って…癒し系?


残念ながら、魔術師ランクは貰えなかった。



「じゃあ、明日は旅の準備でもしようかな。」

切り替えていこう!!

私は明日の予定を決めた。

書いておいた文章が消滅して、ボロボロの記憶を頼りに書いていったら、素人の私にもわかるほどの駄文になってしまいました。

しかも、穴だらけで纏まりが無い…。


…いつものことか。


次回は、ややシリアスかもです。

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