表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

第一章、始まり。

今自分がここにいるのはあの人のおかげだということを俺は忘れない...。


事件は通り雨のように突然起きた。


その日、俺(タクミ・14歳)はいつも通り学校へ向かっている途中だった。


けれど、学校に近づくにつれて俺は何か周りの雰囲気に違和感を感じた。


やけに人が少ない気がする....。いや少ないんじゃない、いないんだ。いつもはサラリーマンや高校生、大学生など、人が絶えず通っていた通学路が静まり返っている。


俺はすぐに親友の樹(イツキ・14歳)に電話した。 いつもと変わらないはずなのに呼び出し音がとても長く感じた。数秒後イツキが電話に出た。


「はい?どした?」

というイツキのいつもどおりの返答に俺はほっとした。


俺は自分の見ている光景を慌てながらイツキに喋った。


ところが、イツキは信じようとせずに、


「何言ってんだよ、俺も今学校に向かってるけど、普通に人いるぞ。」

「え?」

俺はイツキの言葉を疑った。


そんなはずはない。現に人とどころか、鳥など動物すらいないのに。何言ってんだアイツは。


俺はこのまま話してても信じてもらえないと思い、イツキに学校で詳しく話すと伝え、急いで学校へ向かった...。

でもこの選択が俺の人生を大きく変えた.....あのとき行ってなければこんなことには......。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ