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第11話 初めての気持ち

その頃、大は一人、自分の部屋で悲しい気持ちに包まれていた。

どんなに好意を持っていても、自分のことを好きにはなってくれない。

そして、零夜の好きな人は自分の活動するメンバーだということ。

はっきりと自分と零夜の関係に休止符を打とうとも

やっぱり零夜のことは忘れられないという大はあることを思いつく。

それは一度だけでいいからとちゃんと今までの思いを伝えるということだ。

駄目だと答えは分かっているが、自分の気持ちを自分の声で言うということは

誰でもスッキリすることだ。

「やっぱり、俺たちは脇役か・・・・・・・・・。」

大はひそかにこの恋を諦めていた。

どんなに辛かったとしてもどんなに嬉しいことがあっても

すべて涼介の笑顔を見るために零夜はがんばっているのだと思うと

心が悲しくなっていく。


大の部屋に突然Kanaが入ってきた。

今日はKanaが遊びにくる予定だったのだ。

涼介と零夜の顔を見たくないというKanaは大の元へとやって来た。

現在聖はマネージャーの笹船と2人と一宮雄二ミーティング会中である。

「ねぇ大くん。」

 「な、何・・・?」

「わたしとタッグル組まない?」

 「タッグル?」

「零夜と涼介を引き離すの。」

 「え?」

「聖くんも同意書出したわ。あなたはどうする?」

 「俺は・・・・・・。」

「今なら零夜が奪えるかもしれないチャンスよ?」

 「・・・・・・・・。」

「それに、わたしも涼介を戻せるの。協力お願い!」

 「・・・・・・・OK。」


思わず大はOKと言ってしまった。

そしてKanaは聖と大にこんな指令を出す。

ー零夜と2人きりになってキスをするー

涼介の相手はKanaがするということに決まった。

「見てなさい。零夜・・・・・・・。」


短編でした、どうでしたか?これからはKana、大、聖が零夜&涼介の敵に。

引き離す計画が進行注する中で零夜と涼介はどうなるのか?

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